中島 九七式3号艦上攻撃機

九七艦攻は当時の世界水準をしのぐ傑作艦上攻撃機をして太平洋初期の海軍の諸作戦に奮戦しました。特に真珠湾攻撃、サンゴ海海戦、ミッドウェイ海戦では800kg爆弾での水平爆撃、800kg魚雷での電撃に活躍し多くの米海軍の主力艦艇にダメージを与えています。しかし中期以降は損害も多くなり、昭和18年天山艦攻が就役した後は索敵、海上護衛などに従事しました。

データ:乗員3名、全長10.3m、全幅15.518m、全高3.7m、エンジン:中島「栄11型」、出力1000馬力(離昇)、最大速度377km/h/3600m、武装7.7mm機銃×2、800kg魚雷/800kg爆弾×1

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