SBD-3 DAUNTLESS

SBDドーントレスは1939年4月に量産が開始され海兵隊用にSBD-1が57機、海軍用のSBD-2が87機量産されました。SBD-3はフランス降伏後に174機の量産が発注され、ヨーロッパでの戦訓を取り入れ多くの改修が実施されました。日米開戦後には500機が追加発注され、SBD-3は合計584機生産されました。これらの機体はミッドウェイ海戦や珊瑚海海戦に活躍しました。SBD-4はSBD-3よりも多く、780機生産されました。この後ドーントレスは5型、6型と続き、陸軍にもA-24として採用され、アメリカの急降下爆撃機として、一時代を築いただけでなく、その低翼単葉で引き込み式の主脚を持ち、乗員をタンデムに配置した機体レイアウトはその後に設計されたプロペラ付き急降下爆撃機に多くの影響を与えました。

データ:乗員2名、全幅12.65m、全長9.80m、全高4.14m、全備重量4747kg、エンジン:P&W R-1820-52(離昇出力1000馬力)、最大速度402km/h、武装12.7mm固定機銃×2、7.7mm旋回機銃×2

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