三菱A6M3零式艦上戦闘機22型

昭和15年夏から終戦までの5年間、日本海軍の盛衰と共に闘い抜いた戦闘機です。空戦性能が抜群で他の性能も当時の陸上戦闘機すら凌ぐほどでした。11型は、陸上戦闘機として使われた為、着艦フックやクルシー帰投方位測定装置等が装備されていません。21型は艦上戦闘機とする為、11型では省略した装備を施し、翼端を500mmずつ上に折り畳むようにしました。32型は、高空性能の向上、横の操縦性の向上等を目的とした改良型です。発動機が栄21型に換わり、主翼端の折畳部を取り除いて翼端が角形に成形され印象が変りました。22型は、32型で大幅に低下した航続力を取り戻そうと翼端を12mにし、左右の外翼内に45リットルの燃料タンクが増設された型です。

データ:全長9.060m、全幅12.00m、全高3.57m、最大速度540km/h、発動機「栄」21型(離昇出力1130hp)、武装7.7mm機銃×2、20mm機銃×2

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