第2号 99/05/16

 野球小僧の部屋第2号です。今週も怒っています(-_-X)
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目次
  1 プロ野球  今週のA級戦犯
  2 根本陸夫さんを偲ぶ
  3 草野球
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■今週のA級戦犯

◎いきなり私自身(^^ゞ

 私自身がA級戦犯になってしまいました。私を貶めたのはデセンス(ジャイアン
ツ)です。熱烈なジャイアンツファンから新外国人はどうですか?と質問され、パ
イレーツで投げているビデオをすでに見ていた私は自信を持って『充分戦力になる
よ』と答えてしまいました。結果は皆さんご存知の通り(‥;)

 投げているボールそのものは悪くないのですが、ランナーが出るとさっぱりでし
た。外国人投手にはこの手のタイプが多いですな。牽制下手、癖まる判り、クイッ
ク出来ない。何故でしょう。あの程度だから日本に来たのでしょうね。そう思うこ
とにしておきましょう。

◎前川 克彦(バファローズ)

 人類の英知の一つである暦を自分で作ってしまった偉大な人(内容についてはあ
まりにばかばかしいのでここではふれません)昨年は契約更改すっぽかしで有名に
なってしまいました。今年は5連続四球でまたまた名前を売ることになったのです。
何故ストライクがまともに入らない投手が1軍で投げることが出来るのか?皆さん本
当に変だと思いませんかb(-_-X)

仮にもお客からお金を取って見せている試合で見苦しいことこの上ない失態を繰
り返しています。ファームの試合でも無料と言うわけではありませんが観に来てい
るお客さんもまだまだ技量の未熟な選手たちがやっていると言う前提を納得して観
ているはずです。しかし1軍の試合はそう言うわけには行きません。プロの1軍の試
合に出場するという事の意味を関係者はもっと深く考えていただきたい。バカ高い
料金を取ってストライクすら満足に入らないピッチャーを見せるな。客をバカにす
るな。大体、前川なんてPL時代から何も進歩してない。第2の人生を考えなさい。

◎モーラー投手(デトロイトタイガース)

 久しぶりに大リーグらしい話題を提供してくれたという点ではA級戦犯どころか
MVP級の働きでした。左手の親指に紙やすりを付けるという結構古典的な手口で
した。ゲーム中に主審に発見されましたが本人は否定しています。なぜかと言うと
主審が証拠を押収し忘れたからです。いやあ、大リーグは大雑把でイイですな。

試合後のパリッシュ(ワニ男元スワローズ)監督の談話も笑わせます。(この人の近
況についてはスポニチメールで栗山氏が書いていたのでお読みになった方も多いで
しょう。その話がまた笑わせてくれました。)『こんなことでいちいち大騒ぎして
いたら大リーグの投手は半分になってしまう。』これ本当?どうも本当のことらし
いです。大リーグでは薬物使用は当たり前。(マグワイア筆頭)不正行為も当たり
前。バットの中には詰め物だらけ。投手がボールに何か付けるのは立派なテクニッ
クの一つです。少し前に日本でそこそこ勝った投手で上手な人がいました。名前は
ゲ○○・・・この人が所属していたチーム自体も相当怪しかったです。最近好調の
タ○・・・・・(^_^; 

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■4月30日ホークス球団社長 根本陸夫氏死去

 根本陸夫氏が心筋梗塞で死去しました。こころからのご冥福をお祈りします。

 根本氏はカープ、ライオンズ、ホークス、などで監督を歴任し現在はホークスの
球団社長でした。根本氏はとにかく裏側に強い人でした。(本当の意味の裏社会に
も精通していました)要するに監督と言う表の顔を持ちながら裏側からチーム編成
を進めることの出来る稀有な存在だったのです。

カープでは広岡コーチと共に後にルーツ、古場監督と続く赤ヘル軍団の黄金時代
の基礎を造り、ライオンズでは坂井球団代表と共にV9当時のジャイアンツ以上の
最強チームを作り上げた。ホークスではその実力を全て発揮できてなかったように
も思われるかもしれませんが、それは中内ジュニアが根本氏の能力を生かせなかっ
ただけの話で、昨年の一連のスパイ疑惑報道において彼の裏社会での力のすごさを
目の当たりにして慌てて社長に昇格させたことにおいても良くわかります。

 ホークスが優勝できないのは選手のせいでも王監督の責任でもありません。あん
なアホボンがトップで方針も定まらないまま偉そうにしていたら勝てる訳がありま
せん。

 根本氏と言えば人脈の人としても有名でした。全国津々浦々にある街のスポーツ
用品店の親父さんにも顔の利く人でその人たちから小学生から高校生まで有望な野
球少年の情報を確実に拾い集め徹底的にマークし続けていきます。

 その集大成とも言えるのが、西武時代のあのドラフト戦略です。松沼兄弟を砂利
と共にカッさらいジャイアンツの鼻を明かし(もっともジャイアンツも高橋獲得の際
には同じような手法を使いましたが)社会人入りの決まっていた工藤を獲得、渡辺
智には手術まで受けさせ、森山はアメリカに隠して置きとありと、あらゆる手を使
いました。それがあの黄金時代の繋がって行くのです。

 監督としては特に実績を残せませんでした。(わざと残さなかったという噂があ
りますが)広島時代には1時間以上平気でキャッチボールを続けさせたのですが
これはとにかく基本的なことが出来なければ応用など出来るはずが無い。そんな
考えのようです。これは次の項目、草野球必勝法で(第3号予定)詳しく書きます。

 もう根本さんのような方は2度と現れることは無いような気がします。とにかく
時代が違いすぎます。人と人の結びつきが変わってしまっては彼のようなやり方で
は・・・・・また一つの時代が終りを告げました。

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■草野球

1・ チーム編成
 
 草野球で何が大変かと尋ねられればほとんどの監督さんは『人集め』と答えら
れるでしょう。試合の当日9人集めるのも大変というチームもあるでしょうが人が
沢山いれば良いというものでもなく経験があり充分な戦力として計算の成り立つ
人材が欲しいことでしょう。でも人集めの前にやることがあるのです。それは

 『チームの方針を確実なものにする』

という事です。あくまで勝利を追及していくのか?みんなで和気あいあいと楽しく
やれば良いのか?この問題だけは各チームで決めて行くしかありません。他人が口
出し出来ることではないのです。チームにオーナー(それに類する人)がいるのなら
メンバーはその方針に従うしか有りませんが、スポンサーといえるような人物が
いない場合は難しいところです。監督を中心に話し合っても1度の会合で決まるよ
うな事でもないでしょう。
 
『うちのチームはこういう方針で運営していくんだ』と決まってしまえば、それ
なりのメンバーが集まってくるはずだし、従いたくない人は自分から去っていくは
ずです。チームを長く存続させるには大事なことだと思います。

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■あとがき

 第2号はいかがでしたか?皆さんからご意見、ご質問をお待ちしています。
でないと長く続きそうも有りませんから(^^ゞ

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