２０００／０２／０１
第４１号
まず目次＆表題にあります“オッペケペー”という言葉は意味のないモノで
す。本文をお読みなった後、内容を理解された上で、読者のみなさまが適切
と思われる言葉に置き換えてください。○カ、○ホ、○ス、○ケ、等なんで
もかまいません(*^o^*) ご自由にどうぞ。ただしご自身の品位を落とさな
い範疇に思いとどまることをおすすめします。
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◆目次
１）メーリングリストについてお願い
２）ナベツネ＆高原セリーグ会長のオッペケペー
３）草野球必勝法 その６ 審判に対して 技術編
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＜メーリングリストについてお願い＞
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前号で【週刊・野球小僧の部屋】のメーリングリストについてお知らせした
ところ多数の方から参加ご希望のメールをいただきました。参加の手続きを
すまされた皆さん、本当にありがとうございました。活発な議論が展開され
る事を希望いたします。まだまだ参加人数には余裕があります。参加は無料
ですし、退会するのも自由ですのでお気軽にご参加ください。
入会を希望される方は引き続き gm@club-pro.com までメールしてくださ
い。「そもそもメーリングリストって何？」という質問でも結構です。この
メルマガに対するご意見・ご感想も同じアドレスまでどうぞ。
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＜ナベツネ＆高原セリーグ会長のオッペケペー＞
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この二人に関しては以前にもこのメルマガで取りあげた事があったし、読者
の方も「おいおい、またかよ」とお感じかもしれないが少々お付き合いを願
いたい。まず私が疑問に思うのは、このお二人はプロ野球、あるいはスポー
ツ全般についてどの程度の知識がおありで、どのような認識をお持ちの方な
のかという事だ。
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最初にジャイアンツ渡辺オーナーについては「週刊現代」誌上において彼に
ついての検証記事の連載が今週号から始まった事、及び「週刊文春」今週号
にドラゴンズ星野監督が彼に苦言を呈する記事が掲載されている事をお伝え
し、それらを参考にされるよう読者の皆さんにお勧めしておく。
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渡辺オーナーは、ほんの十数年前まで「日本のプロ野球」また「王、長嶋選
手」に対する認識は持ち合わせてなかったそうである。周囲の人間が日本を
代表する「スーパースター王、長嶋」の話題で盛り上がっていても全然無関
心な人物だったのだ。プロ野球が日本国民に愛され、１番人気のあるスポー
ツだと認識しだしたのは、ほんのここ数年のこと。ウソのようだが紛れもな
い事実である。（週刊誌の受け売りだけど・・・・(^^;)
球団のオーナーになるのに野球界、スポーツ界全体について深い知識が絶対
に必要なわけではない。ただし勉強はして欲しいし、一般のファンが何を求
めているのか理解しようとする努力はするべきだ。それなのに、この方の日
頃の言動を見聞きする度にがっかりさせられることばかりだ。今回また五輪
についてパリーグに対して、また他のセリーグオーナーに対して吠えていた
が、いい加減にああいうことは見苦しいのでやめて欲しい。
「五輪に選手を派遣するようなチームはセリーグを出ていけ」
これはセリーグ＝ジャイアンツという認識に立ってのモノだろうが、こんな
のは、ただの恫喝である。星野監督は渡辺オーナーのことを「政治家になれ
ば立派な政治家かもしれない」と評していたが（実際、政治記者出身で大物
政治家とは非常に深いつながりがある）彼がなれるのはせいぜい「政治屋」
であろう。「政治屋」ならば「右翼、暴力団」とは表裏一体なので自分の意
に反する者に対しては脅しをかけ、恫喝するのは当然ということか？
「いつから五輪はただ勝ちゃいいという哲学に変わったのか。じゃあレスリ
ングにプロレスラーが出てくるのかね」
あの〜、五輪憲章には１９７４年以降「アマチュア」という言葉は外されて
しまったのですがご存じありませんかね〜渡辺オーナー殿は。３０年も前か
らとても「アマチュア」とは呼べない選手が幅を利かせ、２０年も前から正
真正銘の「プロ」選手が競う場になっているのが五輪の現状だ。日本におい
ては「企業アマ」が「プロ」の代わりをしてきたのだが、それも各種目で変
革してきた。今では渡辺オーナーが発言したレスリングにしてもオープン化
がされていて、プロレスラーが参加、出場しても何も問題はない。現実問題
レスリングが体重制でプロとは大きく違うルールで行われるため、難しいだ
けの事なのだ。そういう事を知っていての発言なのか。（アトランタ五輪の
レスリング選手選考会に出場したプロレスラーは誰でしたっけ？馳？格闘技
に詳しい人教えてください）
次は高原セリーグ会長。渡辺オーナーが大新聞の社長なら、この方はナンと
『元大臣』である。しかし以前ガルベスに関することでこのメルマガに書い
たように、仕事を真剣にやっている様子は全然伺えない（もっとも「野球の
ことは良く分からない。仕事はしない」事を条件に会長に祭り上げられたよ
うな御仁なので仕方がない事ではあるが）
先日もスポニチのインタビューに答えていたが、記者がＦＡ制度について質
問したところ「規則のことはよく分からないのですが・・・・・・・・・」
これはシャレにもなりませんな。ブラックジョークにもならん。これはセリ
ーグの会長職にある人物の「発言」として許されるのか？
「長野五輪のアイスホッケーを見て、プロの参加で盛り上がり良かったので
すが（中略）・・野球もプロが参加したらアメリカが勝ってしまい面白くな
いでしょう」
あの〜長野五輪では「プロ」が参加したアイスホッケーのアメリカチームは
あっさり負けたんですけどね〜。野球でも「大リーガー」が参加したからと
いって必ずアメリカが勝てる保証はどこにもないですよ。そこがバスケット
とは決定的に違うという認識がおありなのかな、このオ○サンは。
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アメリカが大リーガーを今回出場させないのは推測でしかないが３つ位考え
られる。１つ目は契約、補償の問題。２つ目はドーピングの問題。３つ目は
アメリカ国民の世論が盛り上がっていない。多分そんなところだろうが、今
回の五輪でメダルを逃し世論がそちらに向かえば、次回はどんな手を使って
でもメダルを取りにくるのがアメリカのやり方である。
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まあこの方は渡辺オーナーが反対しているから、反対というだけの事でしょ
うけど。ファンが何を望んでいるのかアンケート調査くらいしてもバチは当
たらないと思うけどね。ファンの気持ちや他国の情勢を真剣に考えて発言し
ているとは非常に考えにくい。
それに、今五輪から木製バットを使用する事になりキューバも対応が遅れて
しまいアメリカ大陸予選ではカナダに対しても非常に苦戦を強いられた事は
周知の事実となっている。つまりキューバにかつての勢いがなくアメリカが
大リーガーを出場させない今回の五輪は日本にとって「ビッグチャンス」に
他ならないのである。同じベストメンバーなら「韓国」「オーストラリア」
にはアドバンテージがあるはずなのだから、「金メダル」を狙えるビッグチ
ャンスなのだ。スポーツの世界で絶好のチャンスを逃してしまえば、ろくな
事が（今後の展開も含め）無いのは小さなお子さまでさえ認識している。
野球に「真のワールドシリーズ」「ワールドカップ」が無い以上、五輪が最
高の舞台なのだから、そこで日本の野球をアピールするのが野球界全体の努
めであろう。世界に対してもそうだし、国内のこれから野球を始めようとし
てい小さな子供たちに対してもそうでしょう。もし、野球の日本チームが予
選すら突破できないなら、シドニー五輪の開催中にプロ野球がマスコミに全
然登場しない可能性すらあるのだ（除く読売、報知系）スポーツ紙の１面に
「サッカー日本代表、準決勝進出。中田決勝ゴール」などという大見出しが
踊っている時に、ひっそり公式戦をやっていても仕方ないような気がします
けどね。
私はできる限り最高のメンバーで行われる、最高の試合が見たい。それに今
回アメリカとキューバを下して金メダルをとれば「真のワールドシリーズ」
への道も開けると思う。正力松太郎氏ならきっとそうしたと思うよ。ねぇナ
ベツネさん。もっと野球界全体のことをよーく考えてから人前で発言するよ
うにして頂戴な。
では、プロが出場することによって出場枠が減ってしまう「アマチュア」の
選手はどうなる、五輪を目標にしてきたのにどうしてくれる、という声に対
しての私なりの考え方は＜アマチュアリズムはどこにある＞４３号にて（次
の次です） （野球小僧）
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＜草野球必勝法 その６ 審判に対して 技術編T＞
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前回は、審判に対して礼儀を尽くしましょうという話をした。そこで今回は
実際のプレーにおけるテクニックみたいなモノを説明することにしよう。そ
れから読者自身が練習試合で主審をつとめたり、また連盟の試合で塁審をつ
とめたりする場合の技術的な参考にして欲しい。
◆総論
まず第一に確認しておくことはアウト、セーフ、ストライク、ボールなどの
いわゆる『ジャッジ』に関することはルールに定められているように審判に
抗議しても無駄だということである。アピールプレーなどルールに関するこ
となら抗議が生きて、判定が覆る場合もあるのだが、とにかく『ジャッジ』
については、もめ事の原因になるだけなので一度判定が下されたモノに対し
てはあきらめが肝心である。（もっとも監督の立場上とりあえず抗議せざる
を得ない場合もあるが）
さて有利な『ジャッジ』を受けるコツは・・と考えてみると、これはもうプ
レーの見栄えを良くするしか他に方法はない。捕手のキャッチング、併殺プ
レーの際の二遊間の動き（ベースタッチの仕方）などプロの動作はさすがだ
し、走者のスピードもあるので、審判も非常に高度な判断が要求される。
（私たち、一般のプロ野球ファンは審判の判定に簡単に文句をつけ「誤審、
誤審」と大騒ぎするが、プロの審判は、やはりレベルが高いのは疑いようが
ない事実ではある）
草野球の場合は攻守ともにスピード感に欠けるのでベース際で正確な動作を
すれば、プロとは違った意味で簡単に審判の目をごまかせる場合もある。そ
こで「見栄えのする守備」「スピード感ある走塁」であなたもベース際の魔
術師を目指そう。
実際の細かいテクニックについては次号以降で・・・・
（野球小僧）
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◆あとがき
もしかしたら気がついた方もおみえになったのでは？当メルマガ４０号にお
いて２０００年問題が発生しました。ヘッダーの日付の９９を２０００に訂
正しておいてください。えぇと・・・単に間違えただけですけど(^^ゞ
来週はプロ野球のキャンプの話題を・・・・といいたいところですが、この
メルマガは普通のメルマガとは違いますので(^^;)「草野球チームの一年間
の予定表」「草野球シーズンいよいよ開幕」をお届けします。（といっても
もうすでに新春選抜リーグなどは始まっていますね。私のチーム、去年の最
終戦は１２月１９日の「東日本Ｂ級大会」地区予選の準決勝でした。結果は
１安打完封負け。天気も内容もお寒い終わりかた・・トホホ・・(T_T)
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【週刊・野球小僧の部屋】
編集・発行：【週刊・野球小僧の部屋】編集部
ライター：“隊長”“野球小僧”
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