2000/02/08
42号

先週号で予告した通り、今週号は草野球の話題オンリーです。他の野球関連
メルマガはプロ野球がキャンプインしたこともあって「○○投手が100球
投げ込み」「○○選手柵越え連発」「○○選手リタイア」とかいって盛り上
がっているようですが、このメルマガは一切無視(^_^)だって本番で働かな
ければ意味がないわけだし・・・・・キャンプ・オープン戦はあくまで調整
ですからね。私的には順位予想の参考にもならないし。
プロ野球評論家の順位予想も誰一人当たりませんね。競馬評論家と同じレベ
ル?井崎脩五郎クラス?競馬評論家は調教を含め馬を良く見ているだけマシ
でしょうね。野球評論家ときたらキャンプ地を訪問しないで順位予想をして
しまうのですから大した度胸です(単に横着で、恥知らずなだけ?)あの程
度で商売として成り立つのですからチョロいモノですな。まあ選手の皆さん
寒いうちからご苦労サンです。ということで今週は草野球一色です。

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◆目次
1)草野球シーズン到来
2)草野球1年間の予定表
3)またまたメーリングリストについて
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<草野球シーズン到来>
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プロ野球がキャンプインし、選抜高校野球の代表校が決まれば、いよいよ待
ちに待った野球シーズンの到来だ。といっても今回は草野球限定なので、草
野球シーズンの到来という事である。

さて皆さんのチームは「連盟」に加盟しておみえだろうか?一口に草野球チ
ームといっても、それぞれの事情により運営方針や、目指すところが違って
当然であろう。ただ一番の楽しみは「試合をすること」であることは全チー
ムに共通することだと私は思っている(試合そのものより終わった後のビー
ルの方が楽しみだという方がいても別に咎めたりはしませんが(^_^)。その
試合の組み方は大雑把にいって次の3つであろう。

1)全日本軟式野球連盟(以下、全日)の各支部に所属。
2)その地域独自の連盟(グループ)に加盟。
3)グラウンドを確保できた時に相手を捜す。

それぞれのメリット、デメリットを考えてみると

1)のメリット 
○自力でグラウンドを確保する必要がない。(連盟が勝手にやる)
○少なくとも球審だけは連盟の審判がつく。(2審判制の支部もあり)
○制約も多い故に、緊張感のある試合ができる。
○勝ち抜けば国体、天皇賜杯など全国制覇も夢じゃない(絶対無理だ(^_^)

1)のデメリット
○試合の日程を自分たちの都合に関係なく決められてしまう。
○登録料、大会参加費が結構高額。
○ほとんどトーナメントで行われるため弱いチームは試合数が限定される。
○試合でのマナー等、制約が多い。

2)のメリット
○チーム数がある程度限定のためリーグ戦が多い。
○それ故、勝ち負けにこだわる必要が無く、ある程度試合数も確保される。
○自力でグラウンドを確保する必要がない(ただし場所取りに参加が必要)

2)のデメリット
○リーグの運営責任者が(運動具店のオーナーとか、飲食店のオーナーなど
 自営業者が運営しているケースが多い)無責任、あるいは無能な場合参加
 チームとしてやりきれない場合がある。
○特定のチームと仲が悪くなってしまった場合、脱退せざるを得ない。
○対戦相手が限られるので、マンネリ化と進歩が無くなる心配がある。

3)は・・・・いいでしょう。皆さんおわかりですよね(^_^)

2)に関してはそれぞれ、状況が大きく異なるでしょうから、私がここで触
れるわけにはいかない。そこで1)の全日の各支部連盟について(といって
も私のチームが所属している連盟のことしか分かりませんが)少々説明を。

草野球を良く知らないというか、草野球事情にあまり詳しくない方は甲子園
経験者をズラリと揃え、国体で優勝を狙うようなチームと、ただの野好きで
試合後のビールだけが楽しみの酔っぱらいオヤジが集まっているチームが(
ある意味草野球の王道)同じ大会で試合をしていることなどご存じないかも
しれない。サッカーにたとえると、天皇杯の地方予選1回戦からJリーグの
チームと、弱小高校のチームが対戦しているようなモノである。それが全日
の試合なのだ。一口に軟式野球といってもレベルには、かなりの差がある。

そこで各チームのレベルによりクラス分けの必要性があり、どこの連盟でも
A、B、C各級に分けられている。各支部間にもレベルの差はあるがそれぞ
れ支部に所属しているチームのうち全体の10〜15%がA級、30〜50
%がB級、30〜50%がC級という振り分けのようだ。

国体や天皇賜杯の予選ではクラスに関係なく組み合わせが決まるため、どん
なに弱いチームでも、A級の強豪チームと1回戦から当たってしまう可能性
がある。そんな時は大会参加料5000円は非常に高いモノについてしまう
がやむを得ないことだろう。

B、C級それぞれクラス別の大会もあるのでそこで(高松宮杯など)力を発
揮したいところだが、弱いチームはやっぱり弱い。そこが草野球の面白いと
ころだという見方もできる。(プロ野球はいくら弱いチームでも勝率は4割
あるし、どんなに強いチームでも、せいぜい6割程度しかない。この話はま
たの機会に詳しく述べます)しかし、草野球チームといえども進歩、向上が
なければ面白くない。そこでこのメルマガには「草野球必勝法」なるコーナ
ーが設けてあるので、大いに活用していただきたいものである。本当に役に
立つかは非常に疑問だけど・・(^^ゞ
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<草野球1年間の予定表>
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今週あたりから全日の各支部のおいては、登録の説明会がある。私のチーム
が所属している連盟では、今週が登録説明会(支部長の話がやたら長いだけ
で意味がない。しかも内容は毎年ほとんど同じ)来週が登録受付、再来週が
定時総会(ここでの支部長の話もやたらと長い)&今年度最初の大会の抽選
会。2月27日より今年の公式戦が開幕する。

私のチームが所属している連盟では

○登録料    25000円
○各大会参加料 5000円(前述のように1回戦で負けてしまうと高い)

年間の大会予定
1)地域のローカル大会予選        2月最終週より
2)天皇賜杯予選             3月より
3)国体予選               4月より
4)高松宮杯B、C級大会予選       5月より
5)市民選手権              7月より
6)東日本B、C級大会予選        8月より
7)ローカル大会             9月より
(このほかにA級リーグ戦などがあるがA級のことは・・よく知らん(^^ゞ

以上の7つの大会を2月最終週から11月いっぱいで消化の予定なのだが毎
年12月の第3週まで行ってなお日程が消化しきれないのが支部の現状であ
る。各大会に参加するのかしないのかは、もちろん各チームの自由意志にま
かされる(参加したくなければ抽選会に出なければ良いだけの話だ)7つの
大会にフル参加すれば最低25000円+5000円×7=60000円。
私のチームの年間予算は、これにその他の諸経費をプラスし20万円程度を
見込んで運営されている。この話は来週、もう少し詳しく。

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◆今年ユニフォームを新調されるチームに簡単なアドバイス

予算に関しては私は関知いたしませんが(^_^)全日に所属するチームには細
かい規定があります。主なものは

1)袖の長さは左右同一で、左袖に都道府県名をつけること。左袖には他の
  ものをつけてはならない(エンブレムをつけるなら右袖に)
2)背番号は0(ゼロ)から30番まで。
3)監督30番、主将10番、コーチは29番。(もちろん選手兼任可)
4)胸のチーム名は日本字、ローマ字どちらでも可。胸のマークも可。
5)背番号は最小限15.2センチ以上。最大限長さ21センチ、幅16セ
  ンチ、太さ4センチ以内とする。
6)背中に選手名をつける場合は背番号の上にローマ字で姓のみとする。チ
  ーム全員がつけなければならない。(KAZUなど名、愛称はだめ)

などがあります。もしかすると今年変更になっている部分もあるかもしれま
せんので各連盟に確認して下さい。量販店だと駄目ですが、街の運動具店の
オヤジさんなら分かると思いますよ。

ユニフォームにつけるチームのエンブレム、ワッペンなどは

◎インターネットの刺繍屋さん http://nethills.ne.jp/shishuya3/ に

問い合わせてみてください。
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<またまたメーリングリストについて>
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たいあなた。また、プロ野球に関する事で「これだけは、みんなに聞いて欲
しい」という意見をお持ちの貴方。ぜひ、メーリングリストに参加してくだ
さい。
それから、メーリングリストについて詳しく知りたいという方。そもそもメ
ーリングリストって何?という疑問をお持ちの方。遠慮せずに質問のメール
を送って下さい。入会希望&ご質問の宛先は gm@club-pro.com です。
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◆あとがき
来週は前号で予告した<アマチュアリズムはどこにある>と私のチームの年
間予算&野球用具についてなどです。
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【週刊・野球小僧の部屋】
 編集・発行:【週刊・野球小僧の部屋】編集部
 ライター:“隊長”“野球小僧”
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