00/03/14
第47号

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◆目次
1)草野球掲示板
2)プロ野球必勝法 6/4の法則
3)草野球必勝法 その7 特別編 G三沢投手について
4)メーリングリスト&アンケートについて
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1<草野球掲示板>
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今回の掲載は「メンバー募集についてのお知らせ」です。
まだ正式に立ち上がっていないようですから、あなたも「レギュラー獲得」
のチャンスかもしれませんよ。(^^ゞ 東京都府中市近辺にお住まいの方は
注目です。

◆メンバー募集

(1)チーム名    まだ立ち上がっていないので決まっていません。
(2)代表者名    佐藤広明
(3)代表者アドレス uso800z@iris.dricas.com
(4)チーム年齢構成 現在のところ20代2人、30代3人
          それに不確定者がプラス1〜2名です。
(5)チームレベル  総合 2(期待を込めて)
          打力 1  投手力 1  守備力 1
(6)チーム所在地  東京都府中市中心のチームですが相手チーム事情に
          合わせ可能な限り隣接県への移動も行うつもりです。
(7)活動頻度    土日中心に月2〜3回程度の活動
          月1〜2回の試合ができれば、と考えています。
(8)チームモットー 「1からのスタート。野球を楽しみ少しずつ強く
          なっていけるチーム作り」
(9)具体的内容   「ネット有志によるチームを立ち上げ中です。初
          心者中心ですがやる気のある人を求めています。
          経験は問いません、連絡ください。」   

◆注意◆
この掲載内容についてお問い合わせいただいても【週刊・野球小僧の部屋】
編集部ではお答えできません。この件に関して万一トラブルが発生しても当
編集部は一切責任を持ちません。当事者同士で問題を解決してください。

◎お知らせ
このスペースを読者の皆さんに無料開放します。「対戦相手募集」「チーム
紹介」「メンバー募集」等にお使い下さい。それから「探し物」がある方も
告知に使ってくださって結構です。ただし掲載する、しないの判断は私の独
断で決めさせていただきますので、ご了承下さい。掲載ご希望の方は詳細を
お知らせしますので gm@club-pro.com までメールしてください。
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2<プロ野球必勝法 6/4の法則>
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今週は「プロ野球必勝法」について書いてみよう。といっても、1つ1つの
ゲームに、どのように勝利していくかという話ではない。プロ球団にとって
唯一の目標であるはずの「優勝」をするためには、どうしたら良いかという
話である。(ただし、知っている人は知っている話なので少々退屈かも知れ
ませんが(^^ゞ)
         セリーグ         パリーグ
      優勝 2  5 最下位  優勝 2  5 最下位
1985  602 544  479 383   637 516  449 367
1986  613 610  446 389   581 559  467 402
1987  639 571  452 331   612 533  440 430
1988  632 535  457 398   589 587  450 422
1989  656 589  419 370   568 567  426 393
1990  677 508  446 400   643 548  445 325
1991  569 546  492 369   653 616  421 384
1992  531 515  469 462   630 597  425 422
1993  615 562  438 408   583 577  398 360
1994  538 531  477 469   594 535  430 368
1995  631 569  385 354   636 543  429 386
1996  592 554  423 415   597 540  472 422
1997  615 533  459 437   576 538  470 429
1998  585 556  444 385   534 508  496 462
1999  600 556  422 407   591 560  451 412
 平均   606 552  447 398   602 555  445 399(注1)

セ、パ両リーグ、1,2,5,6位の勝率を過去15年間について記してみ
た。このデータから皆さんは何を読みとっただろうか?私は2,5位の勝率
に注目して、そこから優勝、並びに最下位の条件を考えてみた。
15年間の平均値を見て、お分かりのように概ね、優勝チームは6割、最下
位チームは4割の勝率になっている。少し見方を変えると、勝率6割を上回
ったのに優勝できなかったチーム、そして勝率4割を下回ったのに最下位に
ならずに済んだチームは15年間、両リーグでそれぞれ、わずかに1チーム
しかない。単純に考えれば勝率6割以上で優勝確率は93%、4割以下で最
下位確率93%になる。ここまで読めば「6/4の法則」の意味をご理解い
ただけたのではなかろうか。

プロ野球のペナントレースは年間135試合、各リーグ6チームが27回総
当たり制で行われる。最近はドーム球場が増えたせいもあり、最初から2連
戦の日程もあるが、通常は1週間に3連戦が2回、移動日が1日とられるの
だが、これを次のように置き換えてみよう。「他の5球団との総当たりリー
グを27回繰り返す」という日程だとしたら巷で良く言われるようなセオリ
ーの正体もつかめてこようというものだ。

◎1勝の重み
5試合だけを考えてみると、2勝2敗同士で5試合目を戦い、いつも勝って
いるチームは「優勝」なのに、いつも負けてしまう勝負弱いチームは「最下
位」の現実が待っている。5試合を取り出せば、たった1勝の差が天と地の
差を生み出すわけだ。首位と最下位では20ゲーム差といっても元を質せば
この積み重ねなのである。

◎カモを作ろう
優勝するためには2球団に全敗しても、他の3球団に全勝すればいい。(現
実には不可能だけど)つまり、弱いモノに対しては徹底的に、いじめぬいて
カモ(お得意さん)になっていただく必要がある。

◎貯金を増やそう
結局は貯金のできる投手を何人揃える事ができるかがカギ。10勝10敗の
投手を6〜7人並べても優勝はできない。16勝8敗の投手が2人いれば、
あとは監督のやりくりで、優勝争いは充分に可能。(注2)

このように見てくると、優勝チームと最下位チームには、ほとんど力の差が
無いとも言えるし、ものすごく差があるとも言える。(注3)まあ、希望的
観測かもしれないけどファンの皆さんは前年最下位だからといってくさる必
要は全くないだろう。何といっても今年は今年でどのチームもプラスマイナ
スゼロからスタートできるのだから、希望をもって応援しよう。今年もまた
長い1年がスタートしようとしている。          (野球小僧)

◆注1◆
数学に強い方はお気付きだと思いますが、この平均値はあくまで簡易計算に
なっています。(^^ゞ

◆注2◆
ジャイアンツの昨年の貯金は15。上原一人で16。その他でマイナス1。
今年90勝ぐらいする予定のようだが(ナベツネ談)他に誰か貯金できる投
手は補強できましたか?メイ−1。工藤+4。上原の貯金が増えることは考
えにくいだけに優勝するのは世間でいうほど簡単ではなさそうだ。

◆注3◆
最近、サッカーの海外リーグの試合をTVで見る機会が増えたのだが、あれ
は上位と下位の力の差がすごくある。セリエAの降格ゾーンにいたチームが
翌年優勝争いに加われるとはとても想像できない。Jリーグもそうだけど。
でも日本のプロ野球なら最下位から翌年優勝しても別に不思議でも何でもな
く良くある話。
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3<草野球必勝法 その7 特別編 G三沢投手について>
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◆おことわり◆
この記事の内容は「ベースボールマガジン社発行 週刊ベースボール」を参
考にして書かれております。(テクニカルアナライズのコーナーです)

週刊ベースボール3月20号に(3月8日発売)ジャイアンツ三沢投手の連
続写真が掲載されておりました。解説は杉下茂氏です。この投球フォームは
草野球で投手をなさっている方にも参考になる部分がありますので、今回特
別編として解説を加えます。お手元にあれば結構ですし、無い場合は図書館
あるいはマンガ喫茶等で確認していただけると幸いです。
草野球の投手に求められているのは、まず第一にコントロールです。これが
無い投手は他のナインにとって迷惑な存在ですらあります。そのコントロー
ルを良くするためのポイントを今回1つだけお伝えします。

さて、世間のG三沢投手に対するイメージは
「コントロールがよい」「スピードはそれほど無い」「いろいろな球種があ
りそれぞれキレは良いが絶対的な決め球もない」「疲れてくると良く打ち込
まれる」「フォームは綺麗だが力感には欠ける」こんなところでしょうか。
ただし「コントロールが良い」という点については若干の注釈が必要になり
ます。TV中継において、江本氏などが指摘しているように、三沢投手の場
合「勝負球のコントロールが甘い」という大きな欠点があります。特に、先
発すると中盤以降に、リリーフで連投が続いたときなど疲れてきたり、力み
が入った時に、その傾向は顕著になります。その大きな理由は「手首の使い
方」にあることは明白です。自分でも球威がないことが分かっているだけに
ピンチになればなるほど力みコントロールも甘く、棒球になります。
連続写真の7,8,9を見ていただくと、良く分かります。テイクバックし
て(バックスイング)肘をあげトップの位置に持ってくるまでの間、手首が
甲の側に曲がっています。これは非常に良くありません。反対に手のひらの
側にコックされた状態の方が良いのです。読者の皆さんも試していただけれ
ばすぐに理解できますが、肘が体の後ろや低い位置にある時に手首を甲の側
に曲げるだけで前腕筋が堅くなってしまいます。これではピッチングの際に
力みにつながるのは当然です。反対に、肘が高い位置に上がり、体の前に出
ようとする時には手首を甲の側に曲げても力みは、もう入りません。疲れて
いなければ大きな問題ではありませんが、疲れてくればくるほど大きな影響
が出てくるはずです。
この事を解説の杉下氏は昨年の12月20日号のドラゴンズ「小山伸一郎」
投手に対しては鋭く指摘していましたが、今回は何故か触れていませんでし
た。「コントロールの悪いアマの投手は三沢投手のフォームを参考にすると
良い」と書かれていましたが、体の使い方などはともかく、手首の使い方だ
けは参考にするべきではないでしょう。上原投手を参考にしてください。
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4<メーリングリスト&アンケートについて>
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【週刊・野球小僧の部屋】のメーリングリストは日本で唯一『野球そのもの
について考える』メーリングリストです。(本当かな?)まだ参加されてい
ない方も一度参加について考えてみてください。参加ご希望のメールは 
gm@club-pro.com まで。メーリングリストに関する簡単な説明をHPに追
加しましたので参考にしてください。下記のアドレスまでお願いします。
http://www3.plala.or.jp/w-yk/ml1.htm

また3月21日発行予定の第048号でアンケート調査を行う予定ですので
その際は、ご協力のほど、お願いいたします。「こんな項目について調査し
て欲しい」というご希望がございましたら、ぜひgm@club-pro.com まで。
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◆あとがき
個人的には「弘山」選手が好きなんですけどね。山口選手は最近の不調振り
を見ていると、どうも「一発屋」のような気がするし。やはり1万メートル
での内定を蹴って「陸連」に盾突いたのも響いたのかな。
先週募集した「助っ人」に関して良い話がありました。まだ正式に決まって
いませんが、来週あたりには正式に発表できそうな予感が・・・・。
次週はアンケート中心の予定です。
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【週刊・野球小僧の部屋】URL:http://club-pro.com 
ご意見&メーリングリスト参加希望のメールは gm@club-pro.com まで

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