「柏餅」製造作業スナップ

石臼と杵で搗くところ            釜で乾燥させた柏葉を煮る


丁寧に形を整え、蒸篭で蒸します                      

青すぎる柏葉は殆どが、人工着色をしているため柏本来の香りはせず、薬品の匂いがします。見た目は青々して新鮮そうですが騙されないように!
甘い香りがする葉は、乾燥させた柏葉を煮たものです。
やや茶褐色の見た目は地味な枯れた感じの葉のほうです。

手杵で搗くのは大変な重労働ですので、一部は機械の木杵でドスンドスンと搗きます。これも慣れないと危険で難しい作業です。だから今はこの方法で作っている菓子屋も大変少数になっているようです。
簡易餅製造機(家庭用よりちょっと大きいやつ)や搗かない生地で作る餅が多いようです。

化学物質が一切入っていない団子生地の柏餅は、翌日には残念ながら硬くなります。

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