平成16年6月5日シュエニァゥンからチャイティヨーにむかって車中泊

 

 

  今日はインレーから夜行バスを利用して、チャイティヨー経由のヤンゴンまでの強行軍だ。電気は、とうとう、一度も復旧しなかった。今朝も早朝散策を楽しんだ。途中また、日本の中古バスを見かけた。とにかく、バスは殆ど全部日本製の中古だ。今日の朝食はトースト2枚とオムレツ、バナナ2本とまずい3inコーヒ。

 シュエニャウンまでのピックアップは12時にこの街の入り口ゲートから出るそうだ。少し時間があるので、カレンへのお別れの挨拶と早めの昼飯を兼ねて荷物をまとめミンガラインを出てリトルインへ向かった。リトルインの向かいのお店の「カオソイ」が旨いとマオミュから聞いていた。早速、カオソイを注文。まあまあか・・。 

 カレンとマオミュにお礼と別れを告げピックアップバス乗り場へ向かった(所要20分。250ks)。ピックアップバス乗り場で若い4人連れのシンガポーリアンと一緒になった。とにかくうるさくしゃべりかけてくる。シンガポールイングリッシュがまた、聞きづらい。しゃべり方もいらいらしてくる。「頼むから私にかかわらないで、ほっといて・・。こいつらとバゴーまで一緒?」と、ぞっとしたので、思い切り親しげに、これからどこに行くのか尋ねたらバガンだった。よかった。

 シュエニャウンのバスターミナルでバスを待つ間地元の若者たちと楽しくしゃべったりして時間を過ごした。スイスから来た老夫婦とも仲良くなった。スイスでは1ヶ月も休みがとれるそうだ。私が年に一度の「8日間の『長期休暇』」というと、「8日で長期? 」とあきれて笑っていた。

 15時ごろ、やがてバスが来て乗り込むと私の窓際の座席にすでにおじさんがすわっていた。このバスはタァゥンヂー発なのでそこから乗り込んできたらしい。まあ、いっか。ってことで、おじさんに愛想良く挨拶をして通路側に座った。 おじさんはヤンゴンで事業をやっていて今日は仕事でタァゥンヂーまで買い付けの帰りだそうだ。おじさんと色んな話で盛り上がった。今日中にチャイティヨ経由でヤンゴンまで行く話をしたら、バゴーよりひとつ手前のパヤジーで降りたほうがよい、と教えてもらった。途中土産物屋でヤンゴンで世話になったお家へのお土産をおじさんのお勧めで購入。ご飯を10mmくらいの円盤状に乾燥させたものだった。おじさんはこの土地の名物で奥さんの大好物だというワインを買っていた。自分もそれにしようか迷ったが重たいのでやめた。車窓から眺める風景はミャンマーに来てはじめて見る夕日だ。ものすごく綺麗。車内には大音響の映画となぜか同時に音楽も大音響で流し続けている。どういう神経なのかわからない。誰も文句を言わないのも不思議だ。これがなければ、もっと感傷に浸れたのになと思った。夕刻に私の席のリクライニングが故障しているのに気がついた。どうしても動かない。おじさんが気の毒がって席を替わってくれた。でも、もともと、そこの席はわたしのせきですから〜〜〜!!ザンネ〜〜ン!!セップク〜〜!

 食事休憩の時おじさんが「ついて来い」というので従ったら、かってに2〜3品注文して支払いもしてくれた。もう一度食事休憩があったがそこでもご馳走してくれた。ここで食べたカオソイがメチャクチャ美味しかった。

 途中、検問があり乗客は全員降ろされた。3〜4人の軍人が乗り込んでみんなの荷物を中迄開けて調べている。私の荷物は南京錠を着けてあるので何か言われるかな、と、思ったが何事も無かった。おじさんも「こんなの初めてだ」と、言っていた。一体何があったのか判らなかった。バスは何事も無かったかのようにまた、漆黒の闇をヤンゴンに向け走り出した。

 

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