乗法九九をいかに憶えさせるか   さいしょのページへ

1 学習指導要領の該当部分の内容

 (1)(2)省略

 (3) 乗法の意味について理解し、それを用いることができるようにする。

    ア 乗法が用いられる場合について知り、それを式で表したり、その式をよんだりすること。

    イ 乗法に関して成り立つ簡単な性質を調べ、それを乗法九九を構成したり計算の確かめを

      したりすることに生かすこと。

    ウ 乗法九九について知り、1位数と1位数との乗法の計算が確実にできること。

2 どのようにして子どもに乗法九九を憶えさせるか。「創造力(数学的考え方)の元は記憶力」

 (1)憶えさせ方について

   @言葉による記憶

   A言葉や書きながらの記憶

   B教材を使っての記憶 → 乗法の意味や量感を捉えさせながら

    *当然のことであるが、Bの方法が一番よい。

 (2)教材の例

   @10×10のタイルを使って

   A乗法九九のソフトを使って

    いろいろなソフトがある。ドリル的なものや原理を分からせながら、くり返しやらせるもの

    など学習場面に応じて使い分けを行うと効果的である。