セラピードッグ・フレンド号

老人ホームにて
(中央がフレンド。白いTシャツは母さんです。肖像権保護の観点から,一部モザイクをかけてあります。平成13年7月7日撮影)
◇フレンドは試験に合格して,セラピードッグとして活動を始めました。平成12年11月から,月に1回程度母さんと老人ホームに行っています。

◇セラピードッグとは,触れ合いや交流を通じて,人の不安を減らし気力を高め,心と体を癒す働きをする犬たちのことです。詳細は,日本レスキュー協会 http://www.japan-rescue.com/などをご覧いただくと,詳しくお分かりいただけると思います。(日本レスキュー協会様には,リンクのご承認をいただきましたが,フレンドは日本レスキュー協会認定ではありません。北海道ボランティアドッグの会に認定されています。)
◇フレンドが老人ホームに行くと,お年寄りはとてもかわいがってくれます。犬を話題にして,お年寄り同士,またお年寄りと母さんとの会話が弾みます。昔飼っていた犬の思い出話をたくさん語ってくれる方もいらっしゃいます。なでようと,普段は縮んでいた腕を伸ばそうとされる方もいらっしゃいます。しばらく声を聞かなかった方の口から,犬の名前が何度も呼ばれることもあるそうです。

◇フレンドは,こうした活動の時,大体はおとなしくしているそうです。フレンドなりに「役割意識」をもっているのかもしれません。

◇でも,一番のセラピーは毎日我が家でしていることなのだなあと思っています。フレンドを見るみんなの目が,優しくなります。朝起きると,子供たちはまずフレンドに抱きつきます。フレンドはすっかりくつろいで,そんな私たちを静かに受け入れています。

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