11月の飼育日記

天気 メモ
1 この頃,フレンドは人の気配を感じるとよく吠えるようになった。「これ!だめでしょ!」と叱ると,しっぽを振りながらそばに来て,手をペロペロなめたりするので,さほど興奮しているようではないのだが,やはりなわばり意識が芽生えてきているのだろうか。今日は,一日雨だったので,朝母さんと散歩したときも,夕方優と散歩したときも,けっこう濡れて帰ってきた。家に入ってからぶるると体を震わせるので,カーペットやソファが濡れてしまった。
2 曇り 外はめっきり寒くなり,朝と夕方の散歩のとき,吐く息が白くなる。でもフレンドはとても元気で,散歩と聞くと喜んで飛び跳ねる。今日は,サンピアザの方まで出かけてみた。落ち葉を追いかけたりもしたが,長い距離をしっかり歩いてくれた。また,この頃は長い距離散歩しても,帰ってきてすぐに寝るようなことはなくなってきた。体力がついてきているのだろう。
3 曇り 盲導犬協会の佐々木会長さんのお宅を訪問。明日,父さんの学校で行われる総合的な学習「やってみようボランティア」に,会長さんとアーサー号にゲスト出演していただくための打ち合わせで。しかし,会長さんのお誘いもあり,家族みんなとフレンドもお邪魔することになった。フレンドは,アーサーに会うともう興奮して匂いを嗅ぎ,しっぽを振りちぎり,室内を走り回りしていた。アーサーは,はじめのうちはフレンドに関心を持ったようだったが,すぐに横になってしまった。やはり,とても落ち着いている。会長さんは,将棋4段で,教えてもいらっしゃる方。陽が2枚落ちで2局指していただいた。その後,奥様手作りのまぜご飯をいただいて,すっかりお世話になって帰宅。フレンドも,さすがに疲れたようでうつらうつらしていた。
4 曇り 予定通り,アーサーが学校に来てくれてとてもよい学習となった。その間,フレンドは陽と大決戦をしていた。風邪の治った陽がフレンドに触ろうとすると,フレンドはいやがって噛みつこうとする。そこから,対決ムードになり陽はだいぶかじられた。朝も夜も庭でシーシーをするまではいいが,すぐに戻ってこないで遊ぶようになった。好奇心があってよいのだが,窓を開けて待っているので,早く戻ってほしい。(ストーブをつけているので,暖かい空気が逃げてしまう。)
5 曇り シーシーとベンベンに行かせるとき,10mリードを付けて行かせるようにしてみた。順調に戻ってくる。1時間くらい,公園2カ所を巡って散歩。公園も,すっかり葉が落ちてきた。フレンドのおかげで四季の移り変わりがよく分かるようになった気がする。散歩の後は,ぐっすり昼寝。午後,マリンちゃんに会うとまた上に乗っかろうとする。道路が濡れているのにマリンちゃんが寝っころがるので気が引けた。夕方のベンベンをしなかったので,ちょっと心配。
6 曇り 朝,ベンベンが出たので一安心。その後,午前中の散歩の前に結構たくさんした。ところが,夕方の散歩の時には,またしなかった。そういうリズムになってきたのだろうか。それとも,調子が悪いのだろうか。ちょっと心配。体重23kg。今日も,優と父さんが帰ってくるときに「ワン!」と一声,結構大きな声で吠える。この頃,夜寝るときにハウスに入ると,まず下に敷いている座布団をガリガリ引っかく様になった。フレンドなりに,ストレスがあるのだろうか?
7 晴れ 晴れていたが,とても寒い一日。朝,陽と智が散歩させる様子を優がデジカメで撮影。なかなかうまく撮っていた。午後,フレンドに留守番をさせてみんなでお出かけしようとすると,置いていかれるのを察して「クンクン」鳴いていた。夕方,智や陽に何度も攻撃。置いていかれた腹いせなのだろうか。智には,後ろから飛びかかったりもした(マウンティングのように)ので,母さんに強く叱られた。よる,父さんがお風呂に入ろうとするとフレンドがついてきて,父さんと一緒に洗い場に入ってきた。「今日はダメだよ。」と言って外に出してやると,しばらくドアのところで座っていた。
8 曇り ソファをかじって,ついにカバーに穴が空いた。その穴に前脚の爪を立てようとするので,「ノー!」とやめさせるが,目を離すとまたガリガリと爪を立てる。母さんが学校と幼稚園に出かける用事があり,ハウスでの留守番が多かったのでストレスがたまっていたのかな?
9 晴れ 今日で6ヶ月。体重23.2kg。とても元気,元気。母さんと青葉中央公園を通り抜け,上野幌公園まで行った。もう,フレンドはリードを引っぱることもなく,タバコの吸い殻をあさることもなくなってだいぶ散歩も楽になった。でも,道路の端に草のあるところに行くと,匂いとりをしようとすることがまだよくある。夕方の散歩は,陽と。陽と散歩して帰宅すると,フレンドは家の中を走り回ることがある。
10 晴れ 酪農学園大学の吉川先生が来てくださり,フレンドの唾液の摂取をした。1ヶ月に1回まめに来てくださる。唾液と性格の関係を調べているのだが,フレンドはどうなのか気になるところ。午前中運動公園でダイヤくんと10分位遊ぶ。水たまりの水を飲んだり,入ったりして追いかっけこ。おかげで帰宅後ぐっすり寝ていた。夕方陽が散歩。13丁目からの上り坂を走って上っている。すごいと感心した。今日は帰宅後走らなかった。
11 曇り 午前中上野幌公園で遊んだ後歩いて5分のスーパーへ行く。8分位の買い物もおりこうに待っていた。一時間位かかったため帰宅後ぐっすり寝ていた。夕方優が散歩。だんだん暗くなるのが早くなるので,3時半くらいから行っていた。 
12 1日中雨で濡れながらの散歩。今日も,父さんが風呂に入ろうとするとフレンドがいそいそとやってきて,父さんより先に風呂に入ろうとする。ハウスの中で水を飲むとき,ふと自分の顔が映っているのに気がついたらしく,じっと見ては口をつけたり,前脚を入れたりしていた。しぐさがとてもかわいくて,思わず笑ってしまった。外で人の声が聞こえたりすると「ワン!」と吠える。知っている人に吠えているような気もする。
13 雨のち曇り 朝父さんがリードなしでシーシーさせた。終わった直後においでと強い口調で言うとすぐ戻ってきた。その後一応リードを付けてやってみたがすぐには戻らなかった。午前中母さんが青葉中央公園から上野幌公園へ散歩。フレンドはタンポポもどきの花や綿毛をぱくっと食べる。夕方優が散歩。寒いと言っていた。耳あてやてぶくろなど防寒対策が必要な季節になってきた。
14 晴れ 朝,母さんがリードなしのベンベンに挑戦。見事に逃げられる。道路まで逃げたところで,杉山さんの家のところにいた猫ちゃんを追いかけて杉山さんの庭に入ろうとしていた。つかまえようと近づくと逃げる。かくれると近づいてくるで,完全に遊んでいる。ちょうどそこへ,チャミーちゃんのお母さんが通りかかってそれに気を取られたフレンドを捕獲。そこで父さんも出ていってフレンドを叱る。その様子を見ていたチャミーちゃんのお母さん曰く。「お母さんとお父さんでは,フレンド君の見る目が違うね。父さんには従順な目をしているよ。」母さん,がっかり。父さん,少しいい気分。
15 曇りのち雨 母さんが洗濯物を干していたら,お隣の庭にいた猫ちゃんを見て,戸のすき間から体を乗り出して脱走しようとしたフレンド。母さんはあわてて押さえ,脱走を防いだ。だんだん行動範囲が広がってきて,目を離せなくなってきた。午後,陽が家の前で友達と30分くらい遊ばせてくれた。ボールを取りにいったり,追いかけっこしたり。フレンドは,子供が大好き。猫も大好き。自分より大きな犬や吠えかかってくる犬も大好きないたずらっこ。
16 曇りのち雪 午後,陽と散歩している途中,13丁目の友達の家の前で遊んだ。約1時間くらい。寒い中,元気。夜8時頃,外を見ると雪が積もっていた。シーシーに出してやると,フレンドはまずベランダの雪を食べて,少しうろついて戻ってきてしまった。脚が冷たかったせいもあるかもしれない。そこで,もう1度「シーシーだよ。」と声をかけて,出してやるとやっとシーシーしてくれた。寝る前に母さんが背中やおなかをなでてやると,そのうち自分からハウスに入っていった。だいぶハウスにも慣れたようだ。
17 雪がけっこう積もったので,外に出すとフレンドは大はしゃぎ。元気よく駆け回り,あちこちに鼻を突っ込んでは雪をパックン,パックン食べて歩いていた。陽が運動公園に散歩に連れて行ったとき,フレンドがダッシュしたので,陽は長靴を雪に取られて裸足で雪の中に引っ張られた模様。フレンドもかなり力が強くなってきており,足場の悪いときは注意するようにさせなくては。
18 曇りのち雨 今日も,雪を食べながら散歩。昼頃庭でシーシーをさせたとき,後ろ脚を片方少しだけ持ち上げてシーシーしていた。脚が冷たいせいだろうか,それとも脚を上げてシーシーするようになる前触れなのだろうか。夜,カーペットの上で寝そべっていたフレンドが,ソファのカバーを踏んでいた。そこで,優がフレンドをどかせてカバーを直そうとすると,フレンドはのそのそと起きあがり,そのままハウスの中へ入っていって寝ころんだ。ハウスが自分の居場所だということがやっと分かってきたようだ。
19 曇り 朝,母さんと散歩で運動公園へ。リードを放して遊んでいるところへマリンちゃんも来てじゃれ合っていた。そのうち,はっと思ったときは遅く,斜面の柵をくぐり抜け,フレンドだけ道路の方へ。母さんは必死で「フレンド〜!」と坂道を上って追いかけるが,フレンドは振り向きもせず道路まで行ってしまった。母さんが息を切らして道路に着くと,フレンドは道路で悠然と雪を食べていた。雪なら公園にいっぱいあるのだから,どうも母さんを困らせようといたずらをしたようだ。室内では,外で子供たちの声が聞こえるとやたら吠えていた。吠える犬は,盲導犬になれないと聞いたことがある。心配。(少し,期待。)
20 晴れ 体重24kg。トステムビバまで散歩に行って,フリスビーを買ってきた。ちゃんと外で座って待っていた。帰り道,以前頭をなでてかわいがってくれたお宅の前を通りかかると,冬がこいをなさっていた。すると,それを見たフレンドは,お座りをしてしっぽをパタパタと振り始めた。また,頭をなでてもらえると思ったのだろう。その方もわざわざ軍手を脱いでフレンドの頭をなでてくださった。あちこちで声をかけられ,優しい目で見ていただいて本当にありがたいことだと思う。
21 晴れ 優と陽の日曜参観。フレンドはお留守番。優と陽が8時くらいに出かけ,父さんと智が9時過ぎに出かけようとすると,フレンドはキュンキュンと鳴いた。置いていかれると思ったのだろう。それを予測していたので,母さんが一番最後からそっと出てくることに。父さんが陽の懇談に出席すると,先生が陽の作文を読んでくれた。「僕とフレンド」という題で,「フレンドには立派な盲導犬になって欲しい。」という内容だった。父さん感激。
22 晴れ フレンドが,口をもぐもぐさせている。母さんが気づいて,「あれ,フレンド何を食べているの?」すると,フレンドの口はピタリと止まる。そして,さりげなく横を向く。母さんが,口の中を確かめようと近づくと,これまたさりげなくフレンドも移動する。「決して逃げているんではないからね」というようなタイミングと仕草。それでも,母さんが追いすがろうとすると,今度はテーブルの下にもぐり込んで寝たふり。そこで,母さんに口をこじ開けられ噛んでいたものを取り上げられた。この日は,紙。
23 晴れ おばあちゃんたちを連れてお昼ご飯を食べに出かけるので,フレンドはお留守番。出かける前,陽がたっぷりと散歩。その後,まず父さんと智がおばあちゃんを迎えに出かける。そうなると母さんが掃除や洗濯をしていても,いつもと違う雰囲気を察してか,フレンドも落ち着かない様子。なかなか寝付かない。それから,時間差で優,陽,母さんと家を出て,何とか無事にフレンドを置いていくことに成功。お出かけの帰り道,ホームセンターでフレンドのおやつを買う。帰宅してから,フレンドは「さびしかったよ〜」とでも言うように甘えていたので,父さんはつい買ってきたビスケットをあげてしまった。夜は,小林さんのご家族がマリンちゃんを連れて来宅。フレンドはマリンちゃんと大はしゃぎ。マリンちゃんの耳をなめまくっていた。愛情表現なのだろうか。途中,低いテーブルの上にあったマグロの刺身を一切れパクリとやられてしまった!
24 晴れ 午前中銀行郵便局へ行く。銀行では10分くらいかかったが,おとなしく待っていた。歩道橋でもユックリ歩いていたので誉めた。でも時折テイシュ安いがらを食べる。夕方陽が1時間くらい散歩。陽の友達3人くらいでフレンド大好きクラブを作った。会員募集中。
25 曇りのち雨 13丁目方面を散歩する。途中知り合いと5分位立ち話をしていたが,フレンドはおとなしく座っていたので誉められる。吠える犬がけっこういたが,声の小さな犬は変化があまりないが,何匹も揃って吠えたり,大きな声で吠えられると,しっぽは下がらないけれど急ぎ足になっていた。夕方雨の中優が散歩させた。ご苦労さん。
26 曇り時々雪 寒い日だった。午前中運動公園でダイヤ君と15分くらい遊ぶ。ダイヤ君は加減して寝ころんで遊んでくれて,泥だらけになっていた。フレンドも転がっていたので,家へ帰ってタオルで拭くと,真っ黒けだった。たっぷり遊んで帰ってからはぐっすり寝ていた。昨日雨に当たったせいか優が風邪気味で学校を休む。午前中寝て午後には回復。よかった。今日は優の当番の日だが,陽が変わってくれた。陽の友達4人と散歩。陽の作ったフレンドの歌「しっぽふりふりフレンドよ」と4人で歌っていた。
27 曇り時々雪 雪が積もっていたせいか,散歩していても落ち着きがない。雪のせいで匂いが強まるのか道ばたの草,他の犬の足跡にとても執着。フリスビーで遊ぶのをとても喜ぶ。室内でだから,ほんの少ししか投げられないが,軽く投げるとジャンプしてキャッチする。もう少し練習し,また雪ももう少し積もってフリスビーがどろんこにならないくらいになったら外でやってみよう。いい運動になるだろう。
28 曇り 朝,陽1時間くらい散歩。13丁目方面へ。陽は主に4つのルートを開拓したという。どれも坂道があり,かなり運動量があるとのこと。今日も,帰ってくると陽もフレンドもぐったりしていた。夕方は優が散歩。寒かったようだが,フレンドはお利口についていったとのこと。夜,昨日のビデオ「どうぶつ奇想天外」を見る。北海道盲導犬協会の取り組みが紹介されていて,みんなで涙を流しながら見る。ユーザーの柿崎さんがユーパスと出会った時に泣いたのを見て,智が「今まで一人で寂しかったんだ。」とつぶやいた。見終わった後,優も陽もなぜかフレンドにやさしく声をかけていた。
29 とても寒い一日。雪が積もっていたせいか,散歩の時フレンドは早足。公園でフリスビーを投げたが,無視して木の枝を食べていた。遊んでくれると思ったのにィ。夜,優の膝でまどろんでいた。とてもかわいかった。
30 曇り時々雪 散歩の時,久しぶりにボールを持っていってみた。しかし,フレンドはそれも無視してやっぱり木の枝を食べていた。目で追うこともしない。「それがどうした?」という感じ。木の枝を投げると,2,3度追いかけて持ってきたが,やがて持ってくるのもやめて食べてしまう。うまく遊ばせられない。フレンドが盲導犬になれなかったとしたら,それはきっと食いしん坊のせいではないだろうか。夕方,陽が「フレンドファンクラブ」の女の子2人を伴って,40分くらい散歩してきた。出かける前にリードを付けようとしたら,フレンドはもう興奮して座ろうともしなかった。フレンドが盲導犬になれなかったとしたら,女性好きのせいではないだろうか。

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