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塗装技術は眼で盗んだだけでは覚えだれない 眼で他の職人動きを見ながら自ら刷毛を持ち手の動き、身体の動きを同時になぞりながら盗んで覚えるもの。看板文字を手で書いていた一昔前旧佐和田町に車両に素早く文字を書く看板職人がいた。塗装職にも刷毛・筆さばきのうまい職人は余り見掛けない。私が偶々右手に筆を持っている時、職人が車両に文字を書き始める。私も右手で職人の動きに合わせ筆をなぞっる。素早く一行書き終えた。身体・手の動きの中で特に指の動きに注目する。それは平筆を一方方向に傾て筆を裏表裏表と水平上下方向に配り塗りをして最後に文字を整える。一部であるが技が見えた気がしる。地球には重力が存在する。同じ方向に刷毛を反復して塗ると刷毛に含んでいる塗料が重力で下に集まり塗装面刷毛に溜まった塗料が多く付き流れ、垂らしたりする要因となることに気づく。これで全てが解明したわけでない。次に来た時、更に解析しょうと思ったが、その後二度と看板書きは現れなかった。別の看板屋が来て文字を切り抜いたカッティングシートを車両に貼り付ける工程に変わった。 早速っ建築現場の塗装に導入。当時は車両塗装に従事していたので社では建築現場に廻される事は少なく、たとえ廻されても塗膜の剥離錆の除去作業と刷毛で塗ることは少なかった。 その後、一方的に解雇通告、原因は作業の仕方のトラブルだしい。自営の吉田塗装を立ち上げたが実績がなく島内のF塗装に臨時で世話になる。その社にも太い刷毛で破風板、下見板を垂らさず素早く塗る職人がいた。早速眼で相手の動きをなぞりながら刷毛で塗ってみたが技術的メカニズムは解明できなかった。当人は職人兼見積もり集金現場周りを担当する専務で現場で仕事をすることは殆どなかった。 作業着を汚さないで塗装作業をする職人は腕がよいのかと言うと幾つかに分けられる。垂らさず塗る職人。時間と手間をかけて作業をする人。手っ取り早く手抜き無しで塗る職人に分けられる。 作業着にペンキ一垂れも付けず塗装することは通常の作業では不可能なことである。垂れるのは容器から刷毛に含ませて出すときだ。塗料濃度が高いと刷毛に含みにくく垂れやすい。濃度が低いと垂れる確立は低い。 |
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