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管理人のおかんのよくわからない行動群を記したものです。実話ですとりあえず。 これに関しては色々な方からご好評をいただきまして、えーとありがとうございます? と言っていいものなのか(笑)
うちのおかんは、人が手首が痛くてしょうがないと言ったときに昔っからある木製救急箱から私が幼稚園ぐらいから中身が変わってもいないトクホ○を取り出し、本気でそれを貼って治療を試みようとするような人です。 概算しても二十数年以上前の湿布薬を平然と効果があるものとして使用しようと思うあたりが非常に恐ろしいお方です。
○歌手名
ある日、バイトから帰ってきてもそもそ遅い夕食を取りながらおかんと共にドラマスペシャルのGメン’75を終盤から見ていた時のこと。 話も終わり、EDテーマと共にスタッフロールが流れ出し、ふと見るとキャストに『赤坂晃』の名前が。
おかん:「あ、赤坂君が出てるじゃない」 ダメ人間:(どうしてえてしておばさんとゆーものはこうもアイドルに馴れ馴れしいのだろう・・・) おかん:「ええと・・・ああそうそう、V6の」 ダメ人間:「・・・光GENJIだよ。昔懐かしの。っつーかV6って今もやってるやろ」 おかん:「ああそっかそっか」
っつーか何故V6なのだおかん。・・・せめてSMAPくらいにして欲しかった(そういう問題か)
そしておかんの快進撃は留まる所を知らず、さらにその後のこと。
おかん:「この歌(EDの「面影」)、誰が歌ってるのかしら」
と、画面に丁度良く、EDの文字が。歌い手さんは『水森かおり』となっておりましたです。 ダメ人間:(知らんなぁ・・・どこかの新人歌手かそこらに歌わせてんじゃないんかねぇ) おかん:「水森かおり・・・うーん・・・」 ダメ人間:「知ってんの?」 おかん:「うーん・・・・・・あ。この人って、だんご三兄弟歌ってた・・・」 ダメ人間:「ってそりゃ茂森あゆみだよ!! っつーかそれ『森』しか合ってねぇし!!」
――以上、全て実話でございまする(遠い目) てゆかバイト帰りの身体にますます疲労を溜め込ませんでくれ頼むから。
○豚汁事件
何ちゅーか、うちのおかんは変な人です。・・・この娘にしてこの母ありきと言った所ですか?(痛) 以前、うちの兄やんが市販の『かに玉の素』(卵とあわせればすぐに出来るタイプ)を差し出し、「かに玉作ってくれ」と言ったら、数分後見事なスクランブルエッグが出来上がっていたり(実話)
ある時なぞ、今日は豚汁だと言うので、ほほう珍しいと食卓を覗いてみれば、何故かそこにあるのは(見た目)けんちん汁。
ダメ人間:「・・・おかん、これ、けんちん汁って言うんじゃ・・・」 おかん:「豚汁よ」 ダメ人間:「いやだって、豚汁って普通だいたいは味噌味・・・」 おかん:「醤油味のだってあるのよ」 ダメ人間:「ってゆーか、中身の具材もけんちん汁まんま・・・」 おかん:「豚汁もけんちん汁も中身はそう変わらないのよ」 ダメ人間:「いやですからこれはけんちん汁って言うんじゃ」 おかん:「豚肉が入ってるんだから豚汁なのよ!」
・・・だったらビーフシチューを作ろうとして牛肉が無くて、仕方なく豚肉を入れたとしたらそれも豚汁になるんじゃないのかとか思ったんですが、あまりの脱力かげんに言えませんでした(苦笑) おかん、不甲斐ない娘を許してください(ぉ
○クリスマス
ある年のクリスマスイブ。
で、それを夕飯時に食べていた所(※本日のダメ人間の夕飯はケーキです<毎年恒例)。 シャンパンと勘違いして買ってきたスパークリングワインを飲んでほろ酔いのマイおかんが、私がつついている3つ目のケーキを指して言いました。
「あー、それちょうだいー」(※微妙に酔ってますこの人) 「あ? どれ。これ?」
ケーキの上に乗っていたトナカイ型の砂糖菓子を指差すと、マイおかんはそうだとばかりに手を伸ばしてきました。
「はいよ」
手渡すと、しげしげとそれを眺めるマイおかん。そして、こう言いました。
「美味しそうじゃない。・・・ねえ、これ何? 豚?」 「・・・・・・いやいくらなんでも、この時期にそれだったらわかりそうなもんだろアンタ」 「あ、あー、トナカイねトナカイ!!!」 「狽ツーか何で豚ッッ?!」
酔ったマイおかんとダメ人間、微妙に会話が噛み合ってません。
てゆーか、いくらほろ酔い状態っつったって、 全身茶色で立派に角だって生やしてる動物型の砂糖菓子を見て、 しかも本日はクリスマスイブだと了解しまくっているにも関わらず、 それを豚かと聞いてくるのはどうかと思うの、娘としては。(涙ながらに)
○アリス・イン・ザ・ワンダーランド
マイおかんの列伝を語るのになくてはならないのがうちの冷蔵庫。 ともあれ、うちの冷蔵庫にアダ名でも付けるとしたらそれは間違いなくアリスになると思われます。
うちの冷蔵庫を開けると、とりあえず物が詰まってます。 そのうち、多分人間が食して無事なものは半分くらいしかないと私は思っています(爆) 何せ、真冬に3食入り冷やし中華(生タイプ)のラスト1食が出てくるのは日常茶飯事、 何かもう、地で「山田の弁当」を行く感じですか。つうか「山田の弁当」って知ってる人いるんだろうか(苦笑)
そんな冷蔵庫の話をしていくとキリがないので(いやマジに)、とりあえず今回はマーガリンに的を絞ってみようと思います。
我が家には昔から、マーガリンだけは事欠きませんでした。 んがしかし、マーガリンなんてものは1週間だの1月だので使い切るものではなく――勿論、小さいパックのものを買ったならば話は別ですが、貧乏我が家は当然、量の多いものを安売りで買ってきていました。
――当然、マーガリンは使い切らないわけで。
当時の私は、冷蔵庫の至る所で見かけるマーガリンを見て、ああうちは準備がいいうちなんだなぁと本当に何の疑問も持たずにそう思っていたのですが、今考えると本当に恐ろしい。 何せその、冷蔵庫の至る所で発見可能なマーガリン。年単位で同じ場所にあるのですから。 当時の私は開封してあるマーガリンを何も考えずに塗ってパンを食べていたわけですが、そのマーガリンは一体何年モノであったのかと思うと、誠に貴重な体験をさせてくれたマイおかんに感謝せねばならないと思ってやまないのであります!!(ヤケ)
まあ、そんな3個も4個も常備してあったのはそこそこ昔の話。
そんな、先日のこと。 朝飯を食おうと階下におりていったハズの兄上が、何故か一度部屋に戻り、出かけていきました。
「あによ」 「おい、この家にはマーガリンが無ぇのか」 「は? 何言ってんの、あるでしょうちには大量に」 「無かったぞ」 「・・・ちと待ってみ」
内線を切り、階下に下りていくダメ人間。どこにあるんだよとせっつく兄上を尻目に、すぱんと冷蔵庫を開けて漁ること数秒。
「ほらあった」
我が右手にマーガリン状態で兄上に見せると。
「何ィ?! どこにあったんだそれ! っていうか無いと思って買ってきちまったじゃねーか!」 「あんたねえ、うちの冷蔵庫には絶対にマーガリンが眠ってるって知らんかった?」 「いや、知らん」 「昔凄かったでしょーが」 「・・・ああ・・・そういやそんな覚えもあるような・・・」
何やらがっくりと肩を落とした兄を尻目に私は部屋へと戻っていったのでした(鬼)
で、数分後。また内線電話がかかりました。
「あによ今度は」 「おいっ、あのマーガリン、賞味期限切れてんぞ!!」 「切れてるよ(あっさり)」 「って、おいっ!!」 「そんなのいつものことじゃん。つうか切れてるのなんか半年ぐらい前から知ってたし」 「その時に捨てろ!」 「そう言われても。ってゆーか期限切れてからアンタも食べたハズだよこのマーガリン」 「・・・・・・捨てる」 「別にいいけど、おかんうるさいよ後で」 「・・・・・・・・・どうしろってんだ」 「食え」 「鬼かお前は」 「だってそのマーガリン、んー結構前だったかな、黒いブツブツがあったよ表面に」 「ちょっと待て――――!!!」
その後、兄がどうしたのかは知りません(苦笑)
後日。気が向いたのでこのことをおかんに話してみました。
「あ、おかん。あんちゃんが冷蔵庫のマーガリンが賞味期限切れてるから捨てろって怒ってたよ」 「ええ?(※既にこの時点で怒気がバリバリに入っている)」 「いや本当切れてるよ。私は使ってるけど(逃げ道)」 「何言ってんの! 切れたって大丈夫よ!」 「や、でもね、ちょっと前に黒いブツブツとかできてたんよ表面に」 「そんなの取れば大丈夫だよ」 「いやでもさすがに賞味期限が半年くらい切れてるってのはちょっと・・・」 「何、まだ半年なの? なら全然大丈夫だよ何言ってんの! マーガリンは腐らないんだから!!」
・・・たかだか30秒にも満たない会話でここまでツッコミどころ満載な会話ってのも珍しいと思います。
つうわけで、マイおかんは、あらかたの食品は ・冷蔵庫に入れておけば大丈夫(マーガリン等のどっちかいうと調味料系食品) と、頑なに(どこから来るんだかさっぱりわからん自信たっぷりに)信じておられます。 そしてその信条に基づき食材を扱い料理をしております。
・・・・・・誰か助けて下さい(ぉ
以上、マイおかん列伝でした。 こんなマイおかんは私がHPやってることは(多分)知りません。っつーかHPの概念自体をうまく理解してないみたいです。
てことでおかん、こんな所で無断でネタにしてすんません(笑)
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