こう連載も5巻目ともなると、そろそろヒロインよりも脇キャラとか新キャラとかが出張ってくるもんなんですが、
全然そんなこたぁございません嗚呼これぞヒロインらしからぬヒロインたるクリなのねとばかりに素適に無敵にクリが出張ってくれてます(笑)
 っつーかむしろこれまでの巻よりもクリポイントは高いですねぇ。いや、私的にですが。

 

 

表紙。

 えー、クリいないんで割あ――(爆砕)

 ・・・ゴホン、失礼致しました。
 とゆわけでクリ抜き表紙2回目です。

 ・・・・・・ああゴメン、もうそれ以外に言うコトが無い(死)

 

 

口絵。

 ハイ1枚目。レキが超絶プリティです

 っつーかどうしてここにブラウスのボタンが一個ずつずれたやや濡れて重たげな髪をなびかせている水も滴る何とやらなクリを描いてくれへんかったのか!!(をい)
 そしたらもしかしたら
上手い具合に水浴びからあがったばかりで必然的に水滴を吸い込んでしまったブラウスがそこはかとなく透けてたかもしれへんかったとゆーのに!!(滅死)

 ・・・いやだって2巻であんな前面ぶち抜きをやってくれたんやしたかだか濡れて透けるくらいお茶の子サイサイやろ、とか思って!(やかましいわ)

 

 でもって2枚目。危機に陥ってもリンゴの皮も剥けん授業料払いと違って(2巻のあたりまだ根に持ってんのかオイ)何とクリったらりりしいことかッ
 ああんもうこの強さが良いのよぅうっとりうっとり
 単なるお嬢やったらここで恐慌状態陥で足手まとい確実だわよええ。
 ああもうどーしてちっと考えりゃわかるコトを世間様は理解しよーとしねえんだか(笑爆)

 

 ・・・3枚目。
 
また受けです甲斐性なし(受け言うな)

 ああもうヒリエッタさんの時といい何度も言うよーだがガード甘すぎです(笑)
 いやいくら何でもさぁ、久しく出会った姉でもよう・・・

 同じ屋根の下にクリがいるとゆーのにも関らず(いやこの場面だといないんだけど)、そしてなおかつ攻められんの(攻める書くな)2回目だのにも関らず何故ガードがそこまで甘いのか(笑)

 ううむ押しに弱いのか甲斐性なし?
 ・・・・・・ん? そーいや私4巻の時にクリも押しに弱いって書いたよーな・・・・・・

 おお、これはやはし以前からGTO作家様なやまさまが仰られていたあの名言、
「どちらかが押すとどちらかが引く」関係とゆーワケですな!!(笑)
 ・・・不器用極まりないっスね(苦笑) いやまたそこがヨイのだけれども。
 嗚呼こうも的確に言い表すとはさすがはGTO作家様・・・!
(というか勝手にお名前すみませんですなやまさまm(__)m)

 

 

32ページあたり。

>「うるせえっ! とにかく俺はもーヤだからなっ! 福ダヌキどもの借金取り立てたら、こぢんまりした家でも買って隠居するんだ! 猫を飼って、誰も家には近づかせない!」

 誰も近づかせないって・・・・・・
 そんなにクリを独り占めしたいのか甲斐性なし(超飛躍的思考)

♪も〜しも〜わたしが〜い〜えを〜建てたなァら〜
 小さな家を〜建て〜たで〜しょう〜
          (中略)
 子
の〜横に〜はあなた〜あなた〜あなたが〜い〜てほしい〜
 それが〜私の〜夢〜だったのよ〜♪(笑爆)
(歌・作詞・作曲 小坂明子 「あなた」)

 お若い方はお父さんやお母さんに聞いてみよう!(笑)

 

>あわてて着込んだのか、ブラウスはボタンが一個ずつずれているし、

 クリは甲斐性なしの前に急に跳び出してきたのにも関らず、そこらへんはしこたま細かくチェック済。
 見るトコはしっかり見ているムッツリスケベの典型です(コラ)

 

>「信じがたい犯罪だ! 侵してはならない領域に踏み込み、(※1)我が最愛の友人に涙を流させるとは!(※2)

 ※1:自分専用だとさり気に主張か甲斐性なし(爆)

 ※2:形容詞は心の底からの本心だと思われる(笑)

 っちゅーかここの挿し絵のクリ及びレキがめさめさかばええ・・・(悦)

 

>「ンなわけないだろ」

 訳:人の専売特許をあんな弟子なんぞにそう易々と許してなるものか、と(違)
 ああもう奴のこの独占欲の強さはどーにかならんのか(爆)

 

>それはさておき、オーフェンは諭すように続けた。

 目の前で他人(他ドラゴンか?)との接吻を見せ付けられてかといってイキナリ引き剥がすわけにもいかず、とりあえず一秒でも早く離れるよう諭す方法を取っている甲斐性なし、の図(死)

 ふむ、5巻目ともなるとなかなか行動にも落ち着きが見られるな(笑)

 

>「胸パッドは必要ないんじゃない?」

 ・・・・・・いやだからコレはどーいう意味なんだろうか(笑)
 わざわざ入れるほど小さくないとゆーコトでいいのかマジク?

 っつーか、入れへんと型崩れするから入れてんじゃないのか?
 いやホラ何分クリーオウさん成長期ですし旅が始まったここ最近は特にどなたさんかのせいで(滅死)

 てゆか、マジクが胸パッドの存在を知っているとゆーコトは着替えから見ていたのかそれともやはり下着をかぶる為に漁っていたからか(笑)
 狽「や待て、入れるほど小さくないと言い切れるとゆーコトはつまりその直なるその大きさを視覚的に確認したとゆーコトかいちょっと待てそりゃお前完全に処刑モンじゃ――――――――!!(怒)
 こげな奴は即行でいてまえレキ!!(笑)

 

 

49ページあたり。

>なんにしろ、手狭な場所に三人まとめて詰め込まれて、かなり窮屈ではあった。

 マジクは気絶中。・・・狽あッ、クリの貞操危うし?!(死)
 ぬうう全く鬼畜でしょーがナイですな甲斐性なしめ(ていうかまずお前の頭をどうにかしろ)

 

>しょげたクリーオウの手を軽くたたいて、

 ・・・何気にスキンシップ取ってやがります甲斐性なし。

 てか、ここで甲斐性なしは寝転がってて、それに対しクリは立ち上がってるので(座ってたクリが「跳ね起きた」、とあるので立ち上がったのだと見てヨイでしょう)仕方無く手にした(=手を選択した)のだと思われます(笑)

 もしクリが隣に座ったままだったらまず間違いなくその身を起こして記念すべき10回目の無意識癖こと頭に手をぽんとしていたに違いないッッ!!(爆)

 

>聞かれてオーフェンは、ふっと笑みがもれた――

 甲斐性なし、クリの方から自主的に自分のコトに興味を持ってもらってよほど嬉しいらしい(笑)

 

>ぱちん、と指を鳴らすと、

 ・・・とうとう今後の為にもレキを手懐ける努力を始めた甲斐性なし(笑)
 ああッレキ、騙されてはイカ―――――――――ン!!
 それはアンタの主人を手篭めにしよーとしとる悪徳鬼畜黒魔術士の罠――(バキッ)

 

>彼女は聞きながら、オーフェンのひざからレキを取り上げた。

 流石はクリ、甲斐性なしの腹黒な企みを直感で察知したらしい(笑)

 

>(たまにいじめてやらんと、すぐに忘れるんだな、こいつは)

 おお、それはまさしく鬼畜の悦びとゆ――(爆死)

 まぁつまり何ですか、普段から甘やかしておいちゃーたまにいじめて泣かせ(る寸前まで追い込んで)て悦しんでのかってそりゃ確信犯かよコラ(滅死)

 

>クリーオウはいない――

 まァそりゃあ先述した通り、こんなトコでむやみやたらと精神修行なんぞしたかないだろうしねェ!! HAHAHA(爆)

 

 

58ページあたり。

>いつも、寝起きには弱い。

 低血か・・・。
 そうかコーヒーを淹れるのはクリの役目か(イヤ何が)
 いや足腰立たへんやろーからやはり奴か(黙れ)

 

>(身体が勝手に興奮している……)

 ・・・・・・ええとまぁその夜半時にクリの事を思い浮かべてたりしてたわけですしつまるところいわゆる生理現象ってやつですか甲斐性なし?(滅死)

 

>(ノックをしなかったな)

 さすがは未来の妻のことだしっかり把握してんね甲斐性なし!(笑)

 

 

74ページあたり。

>ヤな怒り方だな――

 マジクにしてみりゃそりゃー嫌でしょう。
 ホホホその感情を何て言うかしってるかい将来有望コマシ少年?(コラ)
 それわなァ、『じぇらしぃ』とゆーものなのだよわかったかは――っはっはっは!!(死)

 ・・・というわけでマジクリに見えているダメ人間がここに一膳ほど自動発生しております(核爆) 節操なくてすみません(本当にな)

 

>「だいぶ前からそうだったわよ。気づいてなかったの?」

>「うるさいわね、さっきから! 怒ってないわけないでしょ、のぞかれて、いじめの総大将みたいに言われて、オーフェンは何だか隠し事してるし、そー考えると気まずいから部屋に着替えにもどれもしないしっ!」

 嗚呼クリ・・・!!(ホロホロホロ)

 どうよどうよ世間の皆々様ども!!! ちゃんとここ読んだんかいオラ!!(コラ)
 あんな弟子を自称してるリンゴの皮もむけない授業料払いがのほほんとしてる横でちゃぁぁあんとしっかり甲斐性なしの微妙な異変(・・・誇大表現かしら)に気付いてそしてなおかつそれを気遣って部屋に戻れないって言ってるわけだよオイ!!!
 何でそれでワガママだとかうるさいだとか、まるでクリが
人の気持ちなんかこれっぽっちも考えられてないよーな女子のやうにとらえちゃってるかなキミタチは!!!(爆)

 ・・・ぜぇぜぇ。狽ヘ、すみませんしばし我を忘れておりました!(死)

 いやあのね、まず普通は気付けないと思うのよ甲斐性なしの異変って。
 甲斐性なしはあれでも一応は(コラ)、精神修行とか色々こなしてきたエリート黒魔術士なわけだしね。
 そんなホイホイ自分の精神状態を表に出す人じゃないと思うわけですよ。
 いや地人に八つ当たりとかそこらへんはあるかもですけども(笑)、でもそれって現状としてメシが食えないとか金がないとか捕まりそうだとか、人間的生活現状保持に対する悩みとかであって。
 もっと重い(昔のこととかアザリーお姉様の事あたりとかの)悩みとかで陥った辛い精神状態ってのは、そうそう外に出したりとかしないでしょ奴は。

 だけれどもクリは、そんな鉄壁の防護がかまされてる奴の精神(状態)を(もちろん、全てを隠し通して生活するってのはかなり手間がかかって面倒でしょうし、隠してるのは奴にとっちゃ無意識でやってる範囲内のことだと思うんですけども)
態度の違いとかちょっとした仕草とか雰囲気とかでね、しっかりと気付いていたわけでございますよねぇ奥さん聞いてる?!(みのも○た風)

 昔に精神修行とか拷問まがいの事を延々繰り返してきたわけでしょ奴は。
 奴がその気になれば、日常的な感情を消すぐらいはどーってことないわけですよ。
 それほどの能力者が僅かに見せたちょっとした違いに気付いて、それを気遣った行動ができるってそこらへんのお嬢に出来ることかこんちくしょー!(笑)

 でもってさぁ、それに気付いていながら聞かないんだよクリ!!
 これまでのクリの言葉と甲斐性なしのモノローグからして、「何かあったの」とかそういうこと一切聞いてないわけですよクリは!!
 普通好奇心旺盛なお嬢とかだったら所構わず根掘り葉掘り聞こうとするじゃん!
 でも聞かないのは、『言わないのは話したくない』んだろうから、話してくれるまでわたしは聞かない、とクリが思ってることの証明でしょう!
 うあもー何て心優しい女子なんだっちゅーねん!!(感涙)
 ちったぁ頭使って考えてみろすぐわかる事やろそこの世間様!!!(笑)

 以上ッ、当たり前のよーにこんな気遣いしてくれる女子がパートナーに向いてないだなんて何処の何方が言ってくれやがるんですかねぇ?!(結局それか自分・笑)

 

>「怒ってないわよ」

 えーと、さらに蛇足。
 クリは、ここでキレたり怒ったりしたところで、どうしようもない事だってちゃんとわかってるワケですよ。
 言ってくれない甲斐性なしが悪いわけですし(笑)
 自分の事しか考えてないよーな子供ってわけじゃないんです。
 ちゃんとわきまえる所はわきまえた大人でしょ?
 自分の身の保身しか考えてないよーなリンゴの皮もむけな(以下略)とは違う(それはもういい)

 

>マジクはとっさに、なかばしがみつくようにクリーオウの身体を抱き締めた。

 って、つい今しがたまでクリに熱くどっぷり浸っていたとゆーのにいきなりここでマジクリ落としですか秋田先生!!(やかましいわ自分)

 ・・・すみませんさっきまでリンゴの皮(だからそれはもうええっちゅーねん)が羨ましくも我らのクリをぐぁばっと抱き締めた体勢とゆーのを延々前後の文章から推察してたんですが(するな)
 ・・・・・・よくわかりませんでした(爆)
 首締められてた体勢からがばっと入ったのはわかったんですけど・・・身長差がなぁ。
 4cmしか違わないからこう、
抱き締めるとクリの胸に顔を埋める形になるとかいうのは無いみたいですし(いらんことしか考えねぇな自分<滅)

 

>クリーオウも、子ドラゴンをかばいながら転倒していた。

 ああもうッ、突然リン(まだ言うか)から抱き締められて爆発が起こって、今の状況なんかほとんど理解できないハズなのに、それでもしっかりレキをかばいながら転倒!!!
 マジにすごすぎ。

 だって抱き締められた時はどう考えてもレキはクリの頭の上にいただろうし、魔術の効果が消えて爆風ですっ飛ばされてやっと身動きができる状態になったわけで、クリは吹っ飛ばされた瞬間、即座にレキを抱きかかえたんではないかと!
 どうよこの反射神経。見たかそこの世間様(コラ)

 

>反応は、クリーオウの方が速かった。
      (中略)
>「あんたねえ、オーフェンだって万能じゃないのよ?!」

 まぁ、客観的に見ればマジクの言ってる事の方が正しいんですけどもね。
 でもこの状況下ですぐに行動に起こせるって辺りがクリのすごい所なのであって。
 普通はあの中に飛び込んで行こうとか(しかも即座に)思えないですって。

 マジクとクリの判断の違いは単に、
  ・自らも魔術士のはしくれで、修行を受けているから被害の実状がわかる
ってのと、
  ・心の底から相手の心配をしている(=性格的に根が優しい)
ってことだと思うんですけどね。

 勿論、ここでいう『相手』というのはオーフェンに限ったことではなく、『今目の前で危険な目に遭っている誰か』、でしょう。
 これが例え見ず知らずの人間であろーとも、クリは同じ反応をしたと思うし。

 ああそれと、クリのセリフについて蛇足的に言うならば、『甲斐性がない』ってのは万能とは言えませんしネ!(爆)

 あ? 何か間違ってましたか私(をい) ・・・わかりました言い換えましょうことクリに関しては万能の「ば」の字もないですからね奴は!!
・・・ということで(爆砕)

 ついでに、85Pの挿し絵のクリがめちゃんこ(死語)好きですうへうへ。
 髪のなびき方とかもう最高ですうっとり

 

>彼女はオーフェンの顔をのぞき込むようにすると、
>「だ、大丈夫なのオーフェン? ケガ、レキに治してもらったほうがよくない?」
>「いや……かすり傷だ」

 さぁこの三文から導き出される答えはッッ!!

 甲斐性なしクリの心配そうな顔がいの一番に自分の目の前にあったことでもう痛みなんかどーでもよくなっちまいましたとさ!!!(爆砕)

 ・・・え、違うんですかこの甲斐性なしのやせ我慢の理由って(違います)
 んじゃあ、

 ここで治してもらったりしたら折角接近したクリの顔が離れていってしまうから

とゆーのはどうでしょうッッ!!!(やかましいわ)

 

>「後ろから刺すこと……つまり、暗殺のことよ」

 リンゴの皮すらむけないばかりかこんなにも無知であったとは授業料払い!!(コラ)
 聞かれた意味を答えるだけでなく、その単語本来の意味まで即答だなんてああんもうクリったら何て賢い娘ッ子なんでしょーかねッッ!!!(*>0<*)
 後々に甲斐性なしも言ってるけど、クリってば元々頭の良い子なんですよねぇ(^-^)/
 だからこそ石鹸チーズケーキとかいう一見何のつながりもなさそうな物体同士をかけ合わせて新たなる物体を作り上げてしまうという芸当もできるわけであってね!!(笑)

 

>(これじゃ、ぼくら本当にまるっきり足手まといじゃないか!)

 ・・・ちっちっちっ。授業料払い、何か君は勘違いしているよーだね、そこは「ぼくら」ではなく「ぼく」だわよ!(核爆)

 結果はどうあれ、少なくともクリは現状改善の為に役立った行動を起こしてるっちゅーの(苦笑)
 ここで言うのは特に、攻撃でなくて防御の方ね。
 即座に「レキ! 防いで――」って反応したでしょ、クリ。
 炎に包まれてるにも関らず(なおかつあのディープ・ドラゴンの魔術だというのに)、何事もなかったかのよーに攻撃されよーとしたら普通は驚愕とかそこらへんで反応速度落ちるってばさ。
 状況的にもやばすぎだしね。

 授業料払い君、君はまだまだしこたま未熟です(コラ・笑)

 

>それを見て、うげ、とクリーオウが声をあげるのが聞こえた。

 甲斐性なしどーすんの発展途上Ver.とはいえ先に見られちゃってるわよちょっと!(滅殺)
 これはちょっと漢として情けないわよねー(やかましいわ)

 

 

106ページあたり。

>言いながら、揺れる馬車の中ですっと腰を上げて、クリーオウと並んで窓をのぞいてみる――

 っつーか馬車の窓って小さいわよね普通?!
 つまり並んで窓をのぞくということは必然的に顔を寄せ合う形になるわけであって――またも確信犯かこの甲斐性なし(やかましか)

 

>「分かったよ」

 というわけで記念すべき第10回目の無意識癖発動でございます甲斐性なし。
 っつーか何ですか甲斐性なし、こんな状況下でなおかつ久々に出会った姉の前であってもさらりと行える程にその行為は自らの生活に染み付いてしまったと、そーゆーことかえ?(笑爆)

 

>手の下から、クリーオウが険悪な声をあげた。

 ・・・博閧フ下からですってよ奥さん!!
 延々乗せっぱなしなのね甲斐性なし!! でもって、

>オーフェンは思わず口元をほころばせた。

 久々に再開した姉の前で遠慮も躊躇もなくかぁいい娘ッ子をいぢめて口元ほころばせるだなんてうっわ超鬼畜――――――――――――――ッッ!!!!!!(爆砕)

 

>「ものじゃないでしょ!」

 ああどうして世間様はこーゆー所を素適に見逃してくれやがるのかしら、
自分(達)の仲間であるレキを『物扱い』されてそれで即座に怒ってるわけですよどうよクリはこんな優しい心の持ち主なんやでわかってるかコラ!!(笑)

 しかも耳まで引っぱって怒ってるんですよクリ!
 ・・・狽ヘ、ま、まさかこれは甲斐性なしがクリ(から自発的)に耳を引っぱってもらいたいが為の巧妙な作戦――・・・!(違)

 

>少し斜めにクリーオウのほうを見つめて――オーフェンは、それが彼女が、人に感心したときに見せる仕草だということを思い出していた。

 クリが、甲斐性なしに自分を紹介してもらうことだけで頭が一杯になっているような、
いわゆるオコサマな(幼く、自分のことしか見えてないという意味)娘でわないとお気付きになられたとゆーことでしょうかティッシ。

 これまでの行為からするとそー見えなくもないですしねクリ(苦笑)
 自分のことをちゃんと紹介してもらえるかどうかだけを気にかけている年頃の娘に見えなくもないです、確かに。
 ていうか、ここまで読んでて私にもそう見えてました(きっぱり)
 嗚呼何て聡くて鋭いんだクリ・・・!(恍惚)
 っちゅーかかっこいい・・・!(*>_<*)
 そりゃー感心もするさね!
 良かったな甲斐性なしこれで姉の一人からは認められたぞ!(何の話だ)

 

>オーフェンは向き直り、

 ただ単に『説明する』というそれだけの行為に対し、隣にいるんだから首を回せば視線だって合うし話だってできるのに、わざわざ向き直るという労力まで要してるだなんて・・・!
 そんなにクリの視界を自らで埋め尽くしたいのか甲斐性なしッッ!(違)

 

 

119ページあたり。

>オーフェンのマントにくるまるようにして、彼女はかなり不機嫌だった。

 ・・・あーあー、アンタのが嫌がられてるぜ甲斐性なし(笑)

 

>どうやら彼女を気に入ったらしいレティシャが声をかけてやっている。

 ふむ、嫁姑仲はそこそこ順調のようだネ甲斐性なし!(笑爆)

 

>「えー、じゃ、この街、案内できないの?」

 せっかく未来の妻から誘ってもらったとゆーのにそこで断るバカがいるか!(爆)
 よって嫁独り占め権は姑に移行(笑爆)

 

>「ねぇ、ここって、なにか開けてる街よね――こんな田舎にあるのに。あ、気を悪くした? ティッシ」

 こういうことを発言したとしても憎まれないのはやはしクリの天性の性格かと・・・!
 ちゃんとアフターフォローも入れられる気の回しぶりがまた!
 どうだこんないい娘ッ子がヒロインでなくて何とするか!!(結局そこか)

 

>「きっと体温が高いんだぜ、あいつ」

 ・・・ええッ、もう?!
 ち、ちょっと待て・・・・・・計算が合わ――――――ん!!(何の話だ)

 

>「嫌がらせなんですか? 嫌がらせですね? 嫌がらせしてるんでしょう、ぼくに!」

 間違いなく、未来の妻の水浴びをのぞいた報復としてのものであろう(笑爆)

 

 

130ページあたり。

>レティシャは、歩き疲れたクリーオウの手を引いてやっているところだった。

 どうするんだ、会って間もない姑の方がよっぽどラブラブで立場がないぞ婿!(爆)

 

 

146ページあたり。

 アルバム鑑賞会が行われていますが、甲斐性なしはしっかりクリの真隣をキープしやがってます。
 マジクはテーブルの逆側にいると本文記述からわかるので、ソファはほぼクリと甲斐性なしの二人がけ状態であると推測されます。
 超抜け目が無さ過ぎです奴。

 

>お前その服全然似合ってないぞ

 ええと何、スカートよりもパンツルックの方が好みだと?
 ・・・・・・・・・脱がしフェチ?(滅殺)

 

>が、オーフェンはにやりとして、

 話題だけを見たらたかだか塔にまつわる昔話及び慣習事についてなのに、いたいけなお嬢様をつかまえてにやりと下卑た笑いを浮かべて話すだなんて、嗚呼何てどこまでもひたすらに鬼畜野郎なんですか甲斐性なしはッ!!(爆)

 

>見つめられて、思わず黙り込んでしまうような素直な目で。

 ふむ、つまり昔のままなら見つめるとだけで即行で陥落させられたとゆーことか(笑)
 ああでも今の奴には必要ないかねぇ、単に見つめただけで即落ちじゃー彼なりの楽しみ甲斐が無いか(何の話)

 

>(俺だって……望めば、手に入る――このくらいのものは)
>「……でも、それには条件がつくね」

 「まずは、あなたが意中の少女を手に入れること――」
 嗚呼、素敵アドバイザー人形キリ!!(爆砕)

 え? 何の相談かって?
 決まってますがな奴は『このくらいの(こぢんまりした)一戸建てを建てて、猫を飼い、嫁に(他の野郎の)危害が及ばないように誰も近づかせない』ことくらい、
望めば簡単に手に入るんだとタカをくくっていやがったので、わざわざ親心(?)で人形キリは優しくアドバイスをしてくれたとゆーわけです!(滅)

 

 

184ページあたり。

>「あなたが、自分で選んだ女の子と暮らしたいと思っているんなら、もう一軒くらい離れを建ててもいいし」

 姉は存分に姑ポジションの確立にノリノリです(をい)ここで引いたら漢が廃ります甲斐性なし。
 さあ頷け! ああ俺は暮らしたいと! 一緒に連れてきてるあの金髪美少女と一緒に
ラブラブライフを一心に貪り尽くしたいと!!(爆)

 

>「――で、クリーオウ? あの子にとっては、あなたは見たまんまのあなたで、あなたはオーフェンなのよ」

 これ重要。何気ないけど。

 わかりきったことではあるんですが、クリにとってオーフェンはオーフェンでしかなく、キリランシェロでは無い。
 つまり、甲斐性なしからしたら、クリは自分をオーフェンとしか認識しない人間なわけですよ。まあマジクも地人もそうっちゃーそうなんですが。
 それはつまり、(現在の)クリやマジク等がいる限り、オーフェンという人間はいなくならないということです。
 例え甲斐性なしが、キリランシェロを知っていた人間達から『キリランシェロ』だと認識され、当人もそれを認め――つまり甲斐性なしがキリランシェロに戻ったとします。
 でも(現在の)クリやマジクからしたら、奴はオーフェンのままなわけで。奴が、『自ら望んで』自分のことはキリランシェロとしてくれとでも言わない限り。

 よって、クリやマジクはある種のストッパーなんですよね。奴にとっての。
 んー、ストッパーというのは正しくないかも。何かな・・・絶対防護線とでもいうか。
 クリやマジクがいる限り、自分はオーフェンとしていられる。例え、以前のキリランシェロを知っていた人間が大挙してきて自分のことを「キリランシェロ」だと言い始めても。
 クリやマジクにしたら、奴は『オーフェン』でしかないわけですから。

 クリってあまり、人の過去とかに興味を示さない感があるんですよね。
 っていうか多分、クリは好奇心の塊なトコロがあるので実際は興味津々なんだと思うんですけど。
 でもそれをしないのは、ひとえにクリの心優しい性格から来てると思うのですね。
 人の中にずかずかと土足で踏み入ったりしない。
 確かにクリは色々とワガママで図々しいですけど、そゆとこの線引きはちゃんとしてる。
 やっていいこととダメなことの境がわかってる。そして、その境はむやみに越えちゃいけないってこともちゃんとわかってる。
 だからクリは破天荒だけど、決して(性格)破綻者じゃないんですよね。ボルカンみたいな(苦笑)

 えーと、一部話が逸れた気もしますが。
 そんなわけでクリは、奴(がクリに対して勝手に抱いている、ストッパーとしての役目を果たすことへの期待)を裏切らないという点においては非常に特化した人物なわけで。
 だからこそ(おそらく今の自分をそこそこ気に入っているであろう奴は)うかつには手放せないよなぁって。妄言吐いてみたり(をい)

 まあ、このティッシの一言で奴はこのこと自覚したんじゃないですか?
 てゆか前々から薄々感づいてた気がしてならないですけど。以下にあるように、

>オーフェンは、あっけにとられて、十五センチほどの距離しかない彼女の瞳をのぞいていた。思わず震えてしまう声で、つぶやく。

 ってほどなんですから、あーやっぱしこりゃ重々承知の助なんでしょうなー(笑)
 ちゅか、つまりはわかってて(クリを邪魔扱いするような態度を)やってるんかいコイツ・・・・・・だから甲斐性が無いと言われるんだアンタわ(苦笑)

 

この後の事態に関しては口絵の所で言わせてもらったので割愛(苦笑)

 

 

193ページあたり。

>「どういうもこういうも、オーフェンがなんだか腑抜けちゃってんだもの。頼れる相棒としては一肌脱いであげたいじゃない」

 ええ娘や・・・!(怪力ゴング様も思わずホロリ<をい)
 っつーかこれでもなおパートナーとして認め切らんのか甲斐性なし!(笑)
 一番大事なのは実力能力才能諸々じゃなくて、その心意気とか意気込みとか、相手に対する想いがどうであるかでしょうに。
 パートナーとしては及第点でしょうよこれは。もうちょっと大事にしんしゃい。アンタにこんなこと思ってくれるのなんかそうそういるわきゃないぞ(コラ)

 

>「オーフェンだって、この子が来てからはわたしを起こさずにどっかに出掛けたりとかしなくなったもの」

 ふむ、つまりレキが来る前後の4巻の時点で二人の間(もしくは奴一人)に何かがあったものとの推察が可能である(滅)

 どうでもいいんですけど、203Pの挿し絵のクリ、微妙に胸がでかくなった気が。
 ・・・上記の裏づけが取れたと見てもいいですか?(よくありません)

 

 さて、ここで人形キリはクリに何をしやがったんでしょうかね?
 クリに何かすると同時にレキにも針を突き刺したようですけど・・・・・・
 あのあの、針が背中から腹へ貫通、って腹の中で止まってるって意味ですよね?
 腹から針の先が出てるって意味じゃないですよね?
 つうかそうだとするとレキはクリの頭の上にいたから、クリの脳天までも突き刺してるってことになるんですけども(^^; 前者で正しいんだよな・・・うん。

 しかし何したのかな・・・「動けないでいるらしい」ってあるから、動きを封じられただけなのかしら。
 でもそれだったら『しゃがみこむ』行動の意味がわかんないし。
 その後もひきつけ起こしたみたいな状態になってるし・・・精神系に何かやられたと考えるのがいいのかなぁ。

 あ、それともしゃがみこんだのはレキに飛んできた針を感知して反射的に取った行動で、その後近づいてきた人形キリに動きを封じられたのかな?
 そんでレキを取り上げられたのにも関わらず反応できなかったと。
 で、レキを手に入れたから人形キリはクリを封じていたのを解いた。
 その後のクリの動きが鈍いゆーか、辛そうなのは封じられてた後遺症か何か。

 これが一番しっくり来るだろーか・・・むう。
 ってゆーかここまで思い悩む程の事ではない気もしますけど(爆)

 ともあれ、辛い事には変わりないであろうにそれを押して人形キリを追っかけるクリ。
 普通のお嬢ヒロインにこないなことできてたまるくぁ――!!(例によって叫んでみる)

 でもって、ここは微妙にドーチン×クリっぽいぞと明らかに痛めな事も呟いてみる(滅)

 

 

208ページあたり。

>「見捨てろってのか?」

 俺の未来の嫁たるクリを!!と心の中で続いていたに違いない、の解答を出してるはらたいらさんに全部)(黙れ)

 

>オーフェンが、きっぱりとした声を出す――
>「クリーオウは死なない」

 こういう所で、妙にクリのことを理解した風を見せやがりますよね奴って。
 ってかこの傾向、マジクの前だと顕著じゃないですか?
 ・・・幼馴染みのポジションを確保しているマジクへの牽制としか思えないんですけ(殴打)

 

>「なんでなにも話してくれないんです? ぼくが信用できないんですか!?」

 クリーオウのことはあれだけ信頼しまくっておいてからに!!(=マジクが続けられなかった“後”<ホラ吹き)

 ※『信頼』と『信用』は似ているよう微妙に違います(爆)

 

>「クリーオウは連れ戻す。それで、お前らが知らない俺のことも、すべて決着を着けちまうさ」

 狽お、クリを連れ戻して結婚宣言ですか?!(爆)

 ※お前ら=マジクとティッシ
  知らない俺のこと=
自分とクリとの関係
  すべて決着を着ける=
とうとう腰を落ち着けることにした

 ・・・なーんてな!(滅)

 

 

239ページあたり。

>「俺が聞きたいのは、ひとつだけだ。クリーオウは無事なんだろうな」

 クリ一直線。何であろうとも最重要事項はクリ。クリ=奴脳内プライオリティイズナンバーワン。
 やーねー、この時点でコレもんですよ奥さん。17巻とかはコレの単なる発展形なのねー(笑)

 

 

248ページあたり。

>クリーオウは、なんの技術も持っていないくせに、とりあえず自分のできることだけはやっている――

>(ぼくだけが、本当に足手まといなんだ……多分)

 だから私が言ったでしょーが、そこは「ぼくら」ではなく「ぼく」であると!!(笑)

 ともあれ、マジクの言う通りクリの凄い所はそこなんだよなぁ。
 それ自体ができないからって、それに付随する事とか準ずるものまでできないと思わないあたり。
 そこが強いんだよね。無駄に物怖じしない性格っていうか。
 何にしろこんなことはそこらのお嬢にできることではないわけで――(以下省略)

 

 

255ページあたり。

>心が冷え冷えと冴えてくるのを、彼は感じていた。

>「あのじゃじゃ馬を助けるためなら、いざとなりゃ人ひとり殺す覚悟をしてくるってことだったんだけどよ……相手が人形だったなら、ンなに思い詰めるまでもなかったな」

 んもう、甲斐性なしさんクリが関わるとすぐコレです! あっさりと自分の全てを犠牲にします!
 何だこの思い切りの良さは! 見てて何と清々しいことか!! っつかじゃったらば
平常時ももっと思い切りよく行きんしゃい!(笑)
 まーとりあえずクリを嫁にするとかマジク置き去りにして二人旅を楽しむとか!(やかましい)

 ちゅか、思い詰めてたんだぁー(笑)
 思い詰めるほどクリのことを思ってたわけですかァ!(そこじゃないだろというツッコミは無視方向で)

 

 ってゆーか甲斐性なしちゃっかりクリのこと抱き抱えてんですけど。ちくしょう。姫抱きかよ!
 しかもその腕の中でクリ目を覚ましちゃったヨ!! これじゃマジに
お姫様を助け出しに来た王子のシチュエーションだよ!!! ああうーらやーまし――!!(黙れ)

 まあでも、ご無事ですか姫と言う前に姫は気絶しちゃったけどな!! はっはーん、ざまみろー!!(低レベル)

 

>倒れたままのクリーオウをかばうように腕を広げて、

>足元で、子ドラゴンがアザリーに向けて毛を逆立たせているのが視界に入った。

 第1回チキチキ『クリの騎士(ナイトと発音)はどちらが相応しいか大会』、勝者は当然の如くレキでけってーい!!(どんぱふどんぱふどんぱふ)(爆)

 

>「女と約束をするのなら……」
>「まずは女に言うことをきかせるだけの力を持たないとね、キリランシェロ……」

 おおイキナリぴんちだ甲斐性なし、姑その2にはあっさり了承を貰ったが姑その1はそうは行かないみたいだぞ!!(滅)
 これじゃさっきマジクに対して言った『クリを助け出してきたら結婚宣言』ができないじゃないでスか!! わお! どうする甲斐性なし!!(どうもこうも

 

 

285ページあたり。

>「ぐぞ……なんで普通に作る食事はけっこういけるのに、あいつ俺に作るもんはこんなのばっかなんだ……?」

 だからそれがクリの愛情を一心に受けてる証拠だと何故気付かんかねこいつは。
 自分が特別であるということまでは気付いてるのにねぇ。惜しい。
 っつかだから甲斐性なしのまんまなんだよアンタ(吐き捨てるように)(今ならしっとマスク3号になれそうな自分がそこに)

 

>(あ、なんか、きれいな人……)

 初めてこの巻読んだ時(っても発売当時ではなかったですけど)、ちょっと嬉しかった文章。
 や、うん。なんつーか・・・世間様に対してこれで免罪符ができたなーっていうか(卑屈人生まっしぐら)
 う、うるさいな、当時の世間は今なんか比較にならん程のクリアンチばっかだったんだヨ!! 
びくびくしながら毎日過ごしてたんだYOあたしゃ!!(マジ泣きしながら)

 ともあれ、ここのアザクリ(連結で書くな)シーンは自分的に非常に微笑ましいんですが。
 二人で屋上の手摺りに寄りかかりながら、アザリーお姉様がレキをからかってたり、笑い会ってたりするのかと思うとムガー、イヤ本当よろしい! 心がこうほんわかしてきますネ!!
 嗚呼稀代の素敵さ加減を誇る嫁姑コンビたる
アザ×クリ万歳!!(台無し

 ってか、姑的ファーストインプレッションはんもうこれでバッチグーなんじゃないかと(爆)
 さあ身内は落としたぞ甲斐性なし、残すは本人だけだ!!(黙れ)

 

 

 

 今回は奴の無意識癖がたった1回しかありません。
 これまで
1巻につき平均2.25回は行われていたというのに、ここに来て突然のペースダウン。何事でしょう。
 やはりクリと結婚宣言でいっぱいいっぱいで癖が発動する余裕すら無かったんでしょうか(やかましい)

 ともあれ、姑ズにはクリの印象はまずまずのご様子。うむ、良き哉良き哉。
 この調子で、
嫁姑で婿をいびり倒すとてもとても微笑ましい家庭でも築いていって欲しいですね!!(をい)