初の上下巻てことで、イイカンジな引きが入ってますね。
 そしてこの後は上下と銘打たずにスゲェ引きを入れられたりするわけですが(緑前後)。半年近く放置プレイは少々キツかったです秋田先生(笑)

 

 

表紙。

 何か物凄くファンタジー小説の表紙っぽいです(え)。
 一応の主役(一応言わない)を挟んで仲間が二人、バックはゲスト様で固めるとゆー王道っぷり。いいですなあ。
 とかくレキを抱えたクリがべらぼうに素敵でして、ああその下からの睨み上げとか顔にかかってる横髪とかとにかく萌えますと! 真中のは素直に邪魔ですと!(こら)

 

 ところで奴はバンダナがないと普通の人っぽく見える気がするのは私だけですか。

 

 

口絵。

 1枚目。
 白目ですよ! 白目剥いてますよ!!
 かつて本を開いてすぐの第一ページから白目剥き出しのヒロインなんて存在したことだろうか! いや無い!!(反語)

 後々純正主人公からがっつり正式認可の本編ヒロインの白目なんて中々見れないものをしかもカラーで一枚目から堂々と、これはある意味全身ぶち抜き裸体晒し(2巻参照)よりも冒険な気がします。
 いやあ素敵だ(笑)

 ってかマジク、本文にゃ「おんぶ紐」って書いてあるがそら「ロープ」って言うんじゃ・・・(笑)
 いや実際他に紐になりそうなもんはなかっただろうけど、・・・草河さん・・・(ホロリ)
 あれじゃ首に痕が残るぞー、事態が事態でなかったら絶対に仕置きだな(苦笑)
 これが奴なら責任の取り様もあっただろうに(何が) いやマジクでもいいか(ぉ

 

 2枚目。
 
クリの胸が増量している気がするのは私だけですか。
 以上(えー)

 

 

51ページあたり。

>さっきまで、クリーオウの上に積もる黄塵をぱたぱた払ってやったりしていたのだが、十分もやっていたらさすがに飽きたらしい。

 甲斐甲斐しいよなあマジク・・・(笑)

 数々のトラウマがそうさせるのかもしれんけど、何だかんだ言ってマジクはクリを気遣うことに関してはエキスパートなわけで。
 尻に敷かれつつも時に頼もしい(希望)いい旦那になるよなあ・・・どこかの甲斐性なしと違って。
 ていうか私マジクリなのかオークリなのかはっきりしろやー(正解:どっちもです

 

>毒づいてオーフェンは、数分前まではクリーオウが横たわっていた場所に、四つん這いになって顔を近づけた。

 何ですか?
 奴はこの非常時にわんコロの真似事までして
クリの残り香を嗅ごうとでも言うんですか?(ぉ

 

 ところで67Pの挿絵を見る限りやはりクリ胸は増量傾向にあると思うのですが(しつこいです)

 

 

117ページあたり。

>本気で忘れているらしいクリーオウの頭をぽんとたたいて、オーフェンは答えた。

 まごうことなく16回目です。
 あー良かったねー甲斐性なしー、ようやく精神安定剤を処方できたやねー(生暖かい目で

 

>マジクが、クリーオウをかばうように入り口の前に陣取っている。

 ああ甲斐甲斐しいなあ・・・。
 つかマジクにとっちゃむしろ義務なんだろうなあ、自己防衛のための。
 いいねえ。いいねえ。その義務感が自らの欲求へと変貌する瞬間が何よりも!(夢は寝てから

 

 

138ページあたり。

>「ちなみにキンラリシってことにすると、きんかくしにちょっと似てるわよね」

 うら若き17才の娘さんがそんな単語言っちゃいけませんて(笑)

 挿絵のクリは普通に必死でかぁいいんですけども、胸元のポケットに入れていたというメモ帳、前回鉄砲水で吹っ飛ばされたときに濡れなかったんかなあ? というか濡れるだろ多分。
 結果、濡れて紙面がよれよれになってたり、下手すると書いてあった文字がかすれるなりにじむなりして読めなくなるんじゃないのかとかツッコんだらダメですか。ダメですね。すいません。

 

 

161ページあたり。

>目を開くと、クリーオウの手を引いて立ち上がるのを助けてやってから、サルアのほうを向く。

 これは色々を誤魔化す為の行為なのでしょうけど。
 実際には五体満足なクリを助ける必要もないだろうし、むしろクリの方が助ける側に思えるのにわざわざ助けてやるとは、・・・本気で余裕ないなあ奴。
 それほどまでに、
ここまで10Pに渡り仲良く説明しつつじゃれ合っているサルクリに苛立ちましたか(違います

 

>腕力では敵わないため、指を噛んでこちらの手を外そうと奮闘するクリーオウのことを別とすれば、オーフェンは段々と安堵しつつあった。

 いやむしろクリからの噛みつきによる刺激が奴の色々な本能的中枢を揺さぶってエンドルフィンが増加したのではないかと、何せマゾヒスト鬼畜属性嗜虐趣味な奴としては(まだ言うか

 

 

203ページあたり。

>アザリーは彼女の頭(とレキ)をぽんぽんと撫でつけながら、肩をすくめてみせた。

 姑その1による1回目です(ぉ
 ってか、まさかあの癖は姉譲りだったのですか(違うとおもいます)

 

>クオを見据えたまま――クリーオウの頭を、ぽんとたたく。

 続いて17回目。何かもう叩かれ放題ですねクリ。
 つうか見ないで叩くとは照れ隠しか! 照れ隠しかあんた!!
 ドライブ中に寝てしまった彼女の左手薬指にそっと指輪をはめこんで終始無言のプロポーズとかやらかす感じですか!!(えー)

 

 

219ページあたり。

>「興味、なーし!」

 2巻を彷彿とさせますなー。「いつの間にか」ってあるからクリの独断なんだろうし。
 しっかり相棒を頼る奴萌えー・・・・・・いややっぱり奴には萌えたくない(どっちやねん
 ところで本文には「にらんでいる」とあるのに挿絵のレキがごっつプリティでどうしたら。クリは言わずもがなで萌えゆ。

 

 

239ページあたり。

>「そ……んな……」
>クリーオウはただ唖然と、あえぎ声だけを漏らした。

 クリがここまで落胆というか茫然自失みたいな状態になったのは初めてのような。
 よほどショックだったのでしょうなあ。
 クリの中じゃ奴は何があろうと絶対に負ける(=死ぬ)ことがない存在、むしろその絶対存在の象徴みたいなもんだったんじゃないかと思うのですが。考えすぎですか。すいません(何でも謝りゃいいってもんでも

 

 

 

 今回は前回よりもさらにさらに文章量が少ないです。楽でいいです(こら)

 そして今回も気楽にツッコめねえ・・・奴に本調子に戻ってもらわないとツッコめる場所もツッコめなくて困ります。
 てことでとっとと頑張りやがられて下さい甲斐性なし(そんな理由で応援かよ
 いやま危うい奴は見てて楽しいですけど。フフ。

 

 ていうか読み返しててサルクリはいいなあと再認してしまいました。えへ。
 いや実際掛け合い見てると微笑ましくてならないんですけどあの。
 奴とだとそこかしこに暴力的な部分が見え隠れするのに対し、サルアだとなんちゅか、説教好きが高じてどこか自分をセーブして我慢して受け流しつつ、結果として凶悪な嫌味合戦に収まるというある意味オトナの対処をしているわけで、ああ実はとことん底辺までけなされまくりつつもどこか手の平の上で踊らせてる感を持てるサルアの方が一枚上手かなーとか何とか。

 しかし何を長々語り倒しているのか私は。結局節操なしなだけですけど(自認すんなよ