緑内障とは
緑内障は、最近はいろいろなメディアで紹介されていますので、ご存じの方も多いと思いますが、その特徴をご紹介します。

1)初期は自覚症状がほとんど無いので、自分では緑内障に気付かない。
2)日本の患者数は推定400万人だが、治療受けているのは1/4程度。
3)眼圧が原因とされて来たが、患者の6割は正常な眼圧である。
4)高血圧や糖尿病のように、一生付き合う病気である。

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どうして緑内障で失明するのか
緑内障とは、眼の後ろに付いている視神経が傷んでしまう病気です。
視神経は眼に映った画像の信号を脳に送り届ける役目を果たすものです。生まれた頃は100〜120万本もあると言われています。
これが毎年5000本ずつ減っていき、全体の50%まで減った時に、緑内障を発症すると言われています。
つまり、100才まで生きれば、誰でも緑内障を発症する計算になります。

この病気をお神輿に例えるなら

5人でやっと担げる重さのお神輿を、最初は10人で担いだのに似ています。 途中で疲れた人が、一人 また一人、と担ぐのをやめていって、残りの担ぎ手が6人〜5人になったとします。 これ以上減ると、みんな総崩れになる危機が迫っている、そんな状態が緑内障に相当します。

しかし、視神経は他の神経のように、しびれ、痛みなどの非常事態を知らせる信号を出すことはありません。 最後の1〜2人が支える頃になって、やっと「ちゃんと見えていない」事に気が付くという、最悪の結末を見ても、黙ってお神輿を担ぎ続ける と言ったら、なんだか可哀想ですが、視神経の特徴を表していると思います。

これからもきっと増えます
日本の少子高齢化はこれからも進み、今は人生80年時代です。これからも緑内障の患者さんは、年々増えていくと推測されています。
緑内障や、他の失明疾患によって、将来8.8兆円の社会損失が出ると警告しているサイトもございます。よろしければご参照下さい。
http://www.gankaikai.or.jp/info/20091115_socialcost.pdf

最後に一言

どんな非常事態でも黙っている視神経に、「大丈夫ですか?」と、聞いてあげられるのは、眼科医しかおりません。是非、我々に 眼底検査と、視野検査をさせて下さい。ことによると、あなたは300万人のうちの一人かも知れないのですから。

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