不定期日記

    -2月号-


02月29日(火)

  2月は個人的に忙しく、更新が今日で2回目という惨憺たるありさまだった。日記も5日分とかまとめてアップしてるし。来月は少し時間的に余裕ができるとのと、訳しためた分があるのでもうちょっと更新できるとと思う。というかそうするようがんばりたい。ごめんなさいの2月だった。

今日の更新:「不定期日記」、「聖フマクト」。


02月28日(月)

  じゃんぱらでASUSTEKのi810Eボードが1580円で売られているのを発見。もちろんジャンクでNGとか書かれている。基盤を見せてもらうと焼けこげた後もない。BIOSかと思ったら、3カ所ほど衝突痕があり、どうやらここが断線している模様。じゃんぱらのジャンクと中古の線引きはかなり明確なので(動作するものはすべて中古扱い)、このままでは動かないはずだが、補修できないこともなさそう。問題はハンダ技術だけだ(笑)。日本橋をさまよいながらさんざん悩んだ末、購入を決めて店に戻ったらすでに売れていた。やはり「見て、欲しい思ったら即GET」の教訓はここでも生きていた。まあジャンクの神様(ちょっとイヤ)が「こいつは動かないから買うな」と教えてくれたのだと思っておこう。店員さんの話によると買った人物は基盤も見ずに買って帰ったそうなので、今頃その人が家で途方に暮れていることを、ただ祈るばかりである。

今日の更新:「不定期日記」。


02月27日(日)

  今日はRQのマスタリングだったが、予定していた人間が1人これなくなった。実は今回のセッションのメインキャラなので、実は非常に困った結局本来予定していたメインのパートをすべてキャンセルし、ボツにしていたイベントを復活させて間をつないだ。このため予定していたイベントは1〜2セッション遅れることになる(まあそれは大きな問題ではないが)。今回彼がこないことを約2時間前に聞いたので、スタートが遅れてしまった。この辺「まあなんとかなるやろ」とかいってセッションを始められれば良かったんだけどね。まあそこまでの修行はできていなかった。あ、それからセッションを休んだ君、君のキャラは今度結婚することになったから(笑)。

今日の更新:「不定期日記」。


02月26日(土)

  先週SDRAM128MBの価格を1万円前後と書いたが、値下がりのペースが速く1万円を割り込んでいる。店によっては8千円代を付けている店もあり、かなりすごいことになってきた。ひょっとすると7千円代のメモリも早々に出現するかもしれない(おそらくそのあたりが底だと思うけれど)。Solano2とかいう810の後継チップ815が5,6月にリリースされるらしいが、SDRAMサポートだしラムバスがそれほどスペック的に引きはなしている訳ではないので、ホントに“1本くらい買っとく?”なコストパフォーマンスになってきたような気がする。

今日の更新:「不定期日記」。


02月25日(金)

  iRQあらため、iCthulhu(iCL)だが、今週からスタート。探偵ミシェル君だが、シナリオの展開からピックマン(そうあの『ピックマンのモデル』のピックマンだ)のところに1人で行くことになった。POW7で「こりゃ生きて帰れないかも」とも思ったがシナリオの展開上行かざるを得なくなったのだ。しかしSAN35では不定の狂気や一時的発狂なんか速攻発生しそうである。運良く耐えられたから良かったが、失敗していたらピックマンに「なんかエエモン落ちてるやん」とかいって地下室(そうあの地下室だ)に引きずり込まれていたに違いない。

今日の更新:「不定期日記」。


02月24日(木)

  以前日記に「マトリクスは気になるところがある」と書いた記憶があるが、どこが気になるのかを書いておこう。それは(特にTRPGのゲーマーには)筋が読めてしまうのではないかということ。勘のイイひとだとネオがオラクルの所に行った所で先の展開が読めるかもしれない。ある意味「ベタ」なネタであると言えるかもしれない。その時にも書いたと思うが、それがマトリクスの持つ魅力を削ぐものではないということだけは断言できる。おもしろい小説や映画は、筋を知っていても何度も見てしまうモノだし。それにベタだからTRPGのネタに使えるというメリットもある。オラクルとネオのやりとりやモーフィアスがネオを導くところ、ネオが初めて・・・そうそう、「残念ながらマトリクスの秘密を語ることはできない」んだった(笑)。

今日の更新:「不定期日記」。


02月23日(水)

  巷でマトリクスのDVD版を放送していた。思わずぼーっと全部見てしまった。DVDがちょっとほしくなった。今までPanasonicが必死になって普及させ様としていたDVDだが、この春ついにそのチャンスが巡ってきた。そう、プレーステーション2である。最近ちょっと変な広告を打ちまくっているソニーのプレステ2だが(もっともコンシューマゲーム機の筐体だけのCMというのは難しそうだ)、DVD搭載であの値段ならかなり売れそうではある。それに伴いDVDソフトの販売数、リリースは爆発的に(かどうかは少し怪しいが)増加しそう。もっともプレイヤーで売れるのはプレステ2と、せいぜいPC内蔵のモノくらいだろうけど。マトリクス買おうかな。

今日の更新:「不定期日記」。


02月22日(火)

  家の近くで火事アパートの2階部が焼け落ちる。他人の不幸をネタにする日記の悲しさ。ヨヨ。

今日の更新:「不定期日記」。


02月21日(月)

  SDRAMが再び安くなる。いまPC=100:128MBで1万円ちょっと。なんでも結構メモリがだぶついているようで、まだ下がるらしい。「小豆相場並」と称されるメモリ相場だが、昨年夏8000円前後まで下がるやいなや反発し、10月頃には3万から4万まで上昇した。そして再びこの下落でひょっとすると去年夏の価格まで下がるかも知れないと言うこと。巷ではラムバスという次世代メモリも現れているが、昨年末の820チップセットのごたごたでメモリ生産、メモリ市場のラムバス以降が遅れており、本格的に市場に出回るのは今年の年末頃らしい。今の価格差では売れないだろうねえ、やっぱり。SDRAMの方はPC=100からPC=133への以降は容易な上、PC=100も結構PC=133で動く(CLを下げれば特に)ので、まだまだ現役かなあ、という感じである(もっともメモリ企業の利益は余りないかもしれないが)。これくらいの値段なら将来不透明SDRAMとはいえ、もう1本買っとく?

今日の更新:「不定期日記」。


02月20日()

  自動車が立体駐車場の7階から転落、アーケードを直撃、あわや大惨事。バックで後ろが見えず、またタイヤ止めの間をすり抜けたらしい。落ちるまで気きづかなかったのか、タイヤがなぜタイヤ止めで止まらなかったのかとか結構疑問もある。けど不幸中の幸いというか、商店街内に落ちなくてホントよかったっす。運転してたおっちゃんも生きてるしね。でもあれって対物保険効くのだろうか?

今日の更新:「不定期日記」。


02月19日(土)

  昨日の続き。キャラを作成する。プレイヤーは4人、映画関係のシナリオと言うことで、他の3人が女優(お嬢様)、付き人、カメラマンをやったので、探偵(お嬢様のボディガード)を作成した。どの技能が必要だったか今一つ思い出せなかったので、中途半端なキャラになっているかもしれない。能力値はAPPは15もあるのだが、EDU9と教育を全く受けていない(笑)。おまけにPOW7となかなか笑える能力値である。ちなみに4人のPCのうち3人がPOW7というすさまじい編成。きっと全滅するに違いない。

  クトゥルフの、特にキャンペーンで問題になるのは時間に関する問題である。一部のPCが狂気の治療や魔道書の研究を行っている間どうするかである。おすすめの方法はキャラ2人持ち。実際のプレイで使うのは1人でもう1人をバックアップとする。シナリオごとに使用キャラを取り替えても良い。マスターはバックアップ側も成長させる必要があるが、この方法だとキャンペーンが滞ることもない。人間関係もバックアップキャラを絡めて作成しておく。こうしておけば人間関係上重要なPCが死亡した場合でもパーティがばらけてキャンペーンが崩壊することはない。一度おためしあれ。

今日の更新:「不定期日記」。


02月18日(金)

  前回でRQ第2シリーズが終了したチャットRQ。今週からはクトゥルフである。『クトゥルフの呼び声』はアメリカ、ケイオシアム社作のホラーTRPGで、日本ではホビージャパンからライセンスされていた。システムはRQと同じベーシックRPGだが、SAN(正気度)を導入したホラーTRPGの草分け的存在である。背景はその名の通り、H.P.ラブクラフト他のクトゥルフ神話体系であり、ゲームの完成度とクトゥルフ神話の魅力、さらにホラーTRPGというジャンルが良いのか根強いファンも多い。と、ここまで書いたがここに来ているひとならそんなの知ってるか。

  チャットでプレイしている人たちも多いようで、ホームページが幾つか存在する。細かい処理に依存する戦闘描写が少ないのでこの点はチャット向きだが、その他の状況描写に関してはひょっとするとファンタジーより負担が多いかもしれない。このあたりどうなるか興味深い所である。

今日の更新:「不定期日記」。


02月17日(木)

  『月刊アスキー』を読んでいると略号の読み方一覧が掲載されていた。つまりSCSIとかAToKをなんて読むか、ってヤツである。基本的には英語(あるいは原語)の読み方をカタカナに変換するのだが、日本語オリジナルになってしまう語もすくなくない(リナックスとか)。文化障壁とまで言われる日本語だが(もちろん日本文化[古い日本文化という意味ではなくて独立文化としての日本文化]を守るには一役買っている)、カタカナという外来語を独自的、音的に表記する記述方法はなかなか便利なようにも思える(ちなみに昔は仮名にカタカナを使い、外来語などにひらがなを当てていた時代もあった)。もっともコンピュータをいやがる人の多くはこの「カタガナ語」を嫌がる。個人的には無理に意訳されて原語が分からない方がイヤだが。

  同じ事がRQの翻訳にも言える。特にルールの場合、良い訳が無い場合にはカタカナ化してしまうことも1つの手である。手前味噌になるが魔道ルールのプレゼンスが良い例だろう。実際の所「霊気」などと訳すことも可能だが、ちょっといまいちクンかなあと思ったりする。この魔道ルール以前の版の翻訳では、呪文は英語表記、カタカナ表記、訳語表記と3つの表記がなされていた。つまりBladesharp/ブレードシャープ/〈鋭刃〉となっていたのである。未訳のTRPGをプレイしている場合に多いのだが、呪文などを独自に翻訳して使用すると他のプレイヤーとプレイした場合に何を言っているのか通じなくなることがある。また完全に翻訳してアップなどをするのでない限り、サマリーなどでは面倒なので英文ないしカタカナのママということが良くあるのである。かくいう私もかつて最初に手に入れたRPGは知り合いが翻訳したD&Dのマニュアルであり、そのスペルはやはり英文のままだった。RQの場合日本語がでた3版以前の2版時代に多くのサプリが出版され、また2版をプレイしていた人も多かったため、それらの人に対応する形でカタカナ表記を載せていたのである。その点ではうちのサイトはそういう人たちには不便かも。そのためにも訳語対訳表を作らなきゃならないんだけど。うーん。

今日の更新:「不定期日記」。


02月16日(水)

  最近はまっているのはプレステの『ジオンの系譜』。言わずとしれたガンダムモノの戦略・戦術シミュレーションである。実はプレステを持っていなかったので、ディスクだけを買って本体は友人の所から強奪してきた(笑)。というわけで最近更新が滞り気味なのはコヤツのせいである。みんなガラハウ姉ちゃんが悪いのだ。もっともこの女、第2部に入ったら間違いなく裏切るだろうが。

  このゲームおもしろいことに連邦用のディスクとジオン用のディスクに分かれている。僕はサターン版をプレイしていなかったのでジオンからプレイしている。ちなみに連邦用のディスクは友人に強奪された。

今日の更新:「不定期日記」。


02月15日(火)

今日町で耳にしたラジオのトーク。
コロッケには何を付けて食べるか。
リスナー:何も付けずにそのまま。
DJ:ソース(ウスター)。
ちなみに私:そのまま、肉系コロッケにはとんかつソース。
リスナーの友人:ポン酢とマヨネーズ(笑)。

今日の更新:「不定期日記」。


02月14日(月)

  こないだちょっと驚いたこと。うちのサイトはRQオンリーで、リンクをはらせてもらっているサイトも基本的にRQのサイトばかりである。そのサイトの1つでうちのサイトのことが「RQとゲーム関連」と紹介されていたのである(笑)。基本的に日記にはRQの事を書かないことになっているので、必然的にマルチゲーム主体になっていて、レヴューっぽい紹介をしているの日が結構ある。うーん。裏ページとしてマルチゲームの紹介ページでも作ろうか(笑)。

今日の更新:「不定期日記」。


02月13日()

  NHKの『葵・徳川三代』を見る。やや台詞に不自然な感じを受けなくもないが、配役の質も高くなかなかおもしろそう。今回は有名どころがそろっている。津川雅彦の家康は以外と良いかもしれない(以前邦画での信玄はもっとよかったが)。一発目に関ヶ原をダイジェストでやり、2ヶ月かけてそこまでの経緯を辿るのはおもしろい・・・かな? ただ問題は関ヶ原以後、これらの俳優の多くは出番が無くなるはずなので、そのあたりどうするかである。家光までだと少なく見積もっても5、60年あるから俳優もそう入れ替えということになるし、歴史的に大きなイベントもない。はたして・・・という感じである。

今日の更新:「不定期日記」。


02月12日(火)

  『フロカティー・サーカス』をプレイする。ひょっとして以前書いたことがあるかも。今回はちょっとアレンジしてプレイ。
  基本的なシステムは単純。演技のカードが10種類、さらに各演技につき0〜7の得点がついている。この得点を稼ぐことがゲームの目的だが、同種の演技は最高点のカードのみ点を加算する。演技のカードを裏返しにして山にする。手番が回ってきたら場から1枚カードを選んで手に加える。加えたいカードがなければ山からカードを1枚めくり場に出す。そのカードが場にすでにあるカードの同種の演技カードであれば、めくったカードをディスカードし、カードをとらずに手番を終了する。これは望む限り何度でも繰り返すことができる。あと自由演技といって同じ得点のカード3枚を手札からさらすことで10点の得点を獲得できる(さらしたカードの得点は無視する)。だれかが10種のカードを集めた時点で興業を打ち、ゲーム終了。各自の手札中、各演技の最高得点のみを合算、興業を打った者にはさらに10点が加算される。

  ゲームはシンプルながらなかなかの出来(やや盛り上がりには欠けるかな?)。個人的には好きなゲームなのだが、自由演技がやや有利すぎで誰も興業まで引っ張らないので、以下のアレンジを加えた。

「不完全な興業」

  10種類そろった「完全な興業」には10点ではなく20点のボーナスが与えられるものとする。さらに10種類の演技すべてがそろわなくても、8種類、9種類の演技がそろった段階で興業を宣言することができるものとする。どの演技が欠けてもかまわない。ただし「不完全な興業」である9種類の興業には10点のボーナスしか与えられず、8種類の興業にはボーナスは与えられない。つまりその時点でゲームが終了し、各演技中最高点のカードだけを合計して得点を計算する。

  つまり完全興業の相対的な価値を上げ、さらに早い段階での興業を可能にすることで、自由演技の相対的な価値を下げている。我々の間ではこの方がバランスがとれているという結論に至ったが、他のプレイ環境ではどうなるか分からない(特にプレイ人数)。得点に関してはテストプレイをある程度繰り返して決める必要があるだろう。ただ、ルール通りのプレイでそのバランスが疑問に感じられるのであれば、一度おためし頂きたい。その時は結果を教えてください。

今日の更新:「不定期日記」。


02月11日(金祝)

  『スティーブンソン・ロケット』をプレイする。

何もない状態で説明するのは少しルールが難しいので、ちょっとはしょって、簡単に説明。『アクワイア』と鉄道系ゲームの組み合わせの様なゲームである。お金を入手する方法が幾つかあって、最大の金銭を手に入れた者が勝者である。

  手段としては手番を消費して手に入れた「大都市チップ(その都市の特産品の利権のようなもの)」の該当する都市に鉄道が繋がったとき、自分が最大ないし2番目の数の駅舎を置いている鉄道が駅に繋がったとき、あとは自分が最大ないし2番目の数株券を保有している鉄道が合併されたとき収入があり、その他終了時にボーナス的に収入がある。株券は鉄道のレールを敷いてやると手に入る。

  このゲームは短時間で終わる上に展開もスピーディなので悪くはないのだが、今一つ自分が勝っているのか分からない。さらに状況を踏まえた時点で一体何を何をすればその状況が良くなるのかが分からない(これはある意味最近の行動の選択肢が多いゲームに共通した性格と言えるが)。これは初めてのプレイ、特に初心者が初めてプレイしたときに困る原因となる。2度のプレイではちょっと内容が読めないので評価保留。

今日の更新:「不定期日記」。


02月10日(木)

  本文は久々の更新。個人的にばたばたしてたんだよう。まあ言い訳にしかならんので素直にあやまる。ごめんなさい。聖ランカー・マイだったりするあたりがご愛嬌である。中途でとまってるシナリオとかの翻訳を進めたいのは山々。ただ翻訳が終わってるのもいくつかあるんだけど、モバギの中なんだよね。HTML化するためにはデスクトップに向かわねばならないわけよ。この寒い中、正直言って長時間(というほどでもないが)デスクトップの前に座ってられないのだ。ランカーだって月曜に翻訳が終わってたのに(笑)。まあ冬だし寒いのは嫌いじゃないので個人的にはオッケーなのだが。「神秘主義」は反応無し。うーん続けた方がいいのだろうか?

今日の更新:「不定期日記」、「聖ランカー・マイ」。




02月09日(水)

  というわけで日曜日は予定通りガンダムTRPG『ガンダム戦記』をマスタリングした。感じたことを少し。ジオンでプレイしたとか、「ブリティシュ作戦」のバックグラウンド的シナリオをプレイしたとか、セイバーフィッシュがボロボロ落ちたとかそんなことはどうでも良い。むしろシステム的な部分で感じたことを少し。TRPGのマニュアルに誤植が多いのはいつものことなので、もはや騒ぐことでもない(もっともこのマニュアルはかなり誤植がひどい部類に入る)。まず思うのはシステムがどっちつかず、ということである。ファンタジーのような“一般的な”TRPGと異なり、このゲームはボードを使用する。「バトルテックのように」MS戦はボードゲームとして処理している。そのため実質的には2つのゲームが混在していると言える。ここで問題になるのが、どちらを主眼にするのかという問題である。実際の所戦場ドラマとしてのガンダムを再現する場合、重視されるのがMS戦であるのは明らかである。多くの場合PCは軍人で「ファンタジー的」なTRPGが展開することは不自然で難しい。そのため主眼にあるべきなのはボードゲームの方、ということになる(実際プレイ時間の多くがこちらに盛れることになる)。

  にも関わらずボードゲーム上でのキャラクターの差別化は余りなされていない。MS関連の能力値が反応値1つに集約されることと、技能制限のためすべてのキャラクターの能力値が、アーキタイプごとに同じになってしまう。ニュータイプ値などがあるが、ニュータイプ、エース、運勢値の処理にらしさが欠ける上類似的処理も多く、それがよけいにアーキタイプの違いを乏しく感じさせている。このあたり「メクトンZ」のシステム的制約と考えられ無くもないのだが・・・。システム選択の段階でどのような判断がなされたのか不明なのでこの点を問題にすることは避けたいが、そういった点が考慮されずに選択されたのであれば、資料的な豊富さを考えてもちょっと残念である。

  ボードゲーム時間が長いのであれば、そしてボードゲーム面が重要なのであれば、キャラクターの差別化のためにも、ボードゲーム用の能力値、あるいは属性値を細分化してやった方がよりキャラクターの違いが明確になって良いのではないだろうか。射撃がうまいとか、格闘がうまいとか、戦術的に優れているとか、避けるのが得意といったキャラの違いをたたせ、それに応じた作戦を立てさせないとゲームとしては単調になると考えられる。その上でニュータイプやエースをそれぞれ異なるアプローチで生かせれば、TRPGとしてもボドゲとしてもよいゲームになるのではないだろうか。

今日の更新:「不定期日記」。


02月08日(火)

  今夜、近畿地方は雪。天気予報によると結構積もるとか。個人的には夏より冬が好きな人なので、降り出した雪を見ると結構ウキウキしてしまう。明日の朝は大変だけど。TRPGをやっていると天気や季節の様子の描写が以外とおろそかになっている事が多い(僕だけかもしれないが)。リプレイとかでも地域的にここはあつい所だとか、寒い所だとか表現されていても、同じ場所での気候的な変化がおろそかになっているような気がする。グローランサでは誰かさんの加護と制約のおかげで嵐になることが良くあるが、他のファンタジーでは表現されることもまれである。シナリオで特に記載されていない限り忘れてしまうことが多い。天候の変化は単調な旅などのちょっとしたアクセントになる。季節変化は同じ場所の雰囲気を一変させる。それぞれ特有のシナリオを組むこともできる。こういった気候の変化はただそう伝えるだけではなく、五感、特に普段TRPGではあまり使わない感覚表現(気温や湿度の変化)を使うと結構効果的だと思う。たとえばグローランサだと

  「サキュ、サキュ、サキュ。歩を進める度に足下の雪が鳴る。吐く息は白く、時折鼻の奥が痺れる様な痛みを覚える。数日降り続いた雪は昼にようやく止んだ。余り雪が降らない南の国で生まれたターラは、雪が降ってた昨日の夜よりも、晴れている今晩の方が寒いことが不思議でならなかった。風は余りなく、どこまでも沈黙が広がっている。雪の降っていた昨日、ターラは一面白で塗りつぶされた世界を美しいと思った。だが今日は夜空に赤い月が煌々と輝き、その光が雪を赤く染めている。一瞬血に染まった世界を想像したターラは、オーランス人たちが赤の月を受け入れない理由が分かったような気がした。」

  まあ、これは小説的表現と言うわけでやりすぎだが、天気の設定なんかはGMがあらかじめ決めておけるので、ちょっと気の利いた表現を用意するだけで「らしい」雰囲気を演出することができると思うのだけれど。

今日の更新:「不定期日記」。


02月07日(月)

  昨日の続き。

  多人数でプレイすると時々1人、2人のプレイヤーが多数のダイスを失うことがあるのと、最終段階でダイス差が開くと逆転が難しいなど若干難点があるものの、全体的には“ブラフ”は良いゲームでお勧めである。ダイスに“☆(オールマイティ)”が含まれていることで、他のプレイヤーが実際にダイス目を振っているのか、“☆”を振っているかの判断が難しく、それがうまく機能している。全員が悩むゲームだが、実際上は選択肢が限られているおかげで、考えゲーの割にゲーム展開はスピーディである。実プレイ時間は15〜20分というところではないだろうか。

  このゲームは“ブラフ”の名の通り、“ブラフ(はったり)”を張るプレイヤーが出てくるとさらにおもしろくなる。慣れたプレイヤーは他のプレイヤーを攪乱するために自分が出してもいない目を平然と宣言するようになる。別のプレイヤーは当然「その目を自分で持っているからその宣言をしている」と考えるが、実際にはそんなダイス1つも持っていないので、その目のまま自分に回ってくると“ブラフ”を宣言するのだ。他プレイヤーのこの可能性を考慮し始めるとはっきり言って予測などたたなくなる。信じられないモノを信じて予測をたてなくてはならず、時には予測をたてながら予測と異なった宣言をするというアンビバレンツなゲーム的思考こそ、このゲームのおもしろさなのだと思う。

今日の更新:「不定期日記」。


02月06日()

  友人の1人が「ブラフの面白さがわからない」というので『ブラフ』をプレイする。『ブラフ』は場にあるダイスの目を当てるゲームである。まず総計30個のダイスを均等、ないし5個ずつ各プレイヤーに配り、各プレイヤーはそれらを壷(チンチロリンの振り壷みたいなヤツ)に入れて振る。そして自分の持ちダイスの振り目を確認する。ダイスは通常のダイスと異なり6の目が☆になっており、これはオールマイティと考える。それ故各数字の出現率は1/3、☆の出現率は1/6となる。

  ここからプレイ開始。手番のプレイヤーは自分の手の中のダイスの情報から、場にあるダイスの内容を予測し、特定の目が最低いくつ出ているかを宣言する。たとえば“1が10個”というようにである。次のプレイヤーは以下の3つの行動がとれる。

1)予想を釣り上げる。

  上記の場合“1が11個”というように予想を釣り上げることで次のプレイヤーに手番が移る。このとき2個、3個一気に釣り上げてもかまわない。またダイスの目を上げることもできる。たとえば上の例だと“2が11個”などである。予測に応じたトラック上のマスに予測用の赤いダイスを置く。“☆”の数を予想することもできる。“☆”のマスもトラック上、比率に応じた位置に配置されている。

2)予測をつり上げ一部を振り直す。

  上記のバリエーションで予想は必ず上げなくてはならないが、1つ以上のダイスを場にさらすことで残りのダイスを振り直すことができる。通常予測した目のダイスを場にさらして違うダイスを振り直すため、相対的にその目の出現率が高まる。

3)“ブラフ”を宣言する。

  予測された数の目が出てないと思った場合には“ブラフ”を宣言する。全プレイヤーは手の内のダイスをすべて公開し、宣言したダイスが場にいくつあるかを確認する。予測した目を出しているダイスが、予測した個数以上の場にあれば、“ブラフ”の宣言は失敗、宣言したプレイヤーは場にある個数と予測された個数の差に等しいダイスを失う(同数の場合予測した以外の全プレイヤーが1つずつ失う)。場にある個数が予測した個数に満たなければ、“ブラフ”の宣言は成功で、予測をたてたプレイヤーはやはり場にある個数と予測された個数の差に等しいダイスを失う。

  再び全員がダイスを振り直し、“ブラフ”成功なら“ブラフ”したプレイヤー、“ブラフ”失敗なら予測をたてたプレイヤーからゲームを再開する。

  これを誰か1人を除いた他のプレイヤーがダイスをすべて失うまで繰り返す。

ちょっと長いのでまた明日。

今日の更新:「不定期日記」。


02月05日(土)

  昨日の晩ビデオに録画しておいた『ジャッカル』を鑑賞。ブルース・ウィリスとリチャード・ギア競演のハリウッド映画である。『ジャッカル』というとフレデリック・フォーサイスの『ジャッカルの日』を思い浮かべるが、なんとなくその匂いが感じられなくもない。6人しかその顔を知らない伝説的な暗殺者「ジャッカル(ウィリス)」とFBIの協力して彼を追う収監中のテロリスト、デクラム(ギア)の駆け引きを描いている。部分的に「そりゃないやろ」とツッコミを入れたくなる部分はあるが、ストーリーとしては良くできている。TRPGでもこういったシナリオできればいいよね、という感じ。特にそれまで仕掛ける側だった狩り手が最後は狩られる側に回るというシナリオの展開は面白い。どちらのサイドでもシナリオが組めそうだ(普通はギアの方だけど)。ただウィリスの最期はイマイチかな。

今日の更新:「不定期日記」。


02月04日(金)

  夜中にiRQの第2セッションの最終話。内容に関してはそろそろアップされるのではないかな?そういうわけで内容に関してはそちらを参照していただきたい。今日はもう眠いので寝る。

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02月03日(木)

  ついでに資料として以前HJから出ていた『ガンダムRPG・AE』、アニメック特別編集の『一年戦争サーガ』も購入した。アニメックがサンライズの設定の隙間を埋める記事を書いていたのは有名な話だが、こういった裏話はシナリオのネタとしては結構面白くなるモノが多い。一応シナリオのアウトラインは決まっているのだが、今後利用させてもらうかもしれない。『ガンダム戦記』にかかわらずこの類のミリタリー(と呼んでいいのか?)モノTRPGはどうしてもボードゲーム中心になってしまうので、その隙間を埋めるロールプレイの部分が開いてしまわないように注意したい。まあ最初の一回はそこまで行かないかもしれないが。

今日の更新:「不定期日記」。


02月02日(水)

  結局『ガンダム戦記』を購入。実は日曜にGMの予定が入っていて、当初はブレ・カナをやる予定だった。ただちょっと何なので『ガンダム戦記』に変更。ワールド的にもみんな知っているのでラクだし。GMとしての情報量には不安が残るものの、何とかなるだろう、という感じである。まあプレイヤーもセイバーフィッシュとか乗りたくないだろうからジオンでプレイする予定。ユニットは古いツクダ・シミュレーションを発掘した。まあそれにしてもガンダム系シミュレーションはたくさん出ている(結構な数持ってるけどね)。個人的には『サイクロプス・アタック』『サイコ・ガンダム』系の小隊戦を扱ったものがお気に入りである。戦闘級(プレイヤーが1機を扱う)のもまあ面白いけど、運の要素がすこし多すぎるので(戦術的勝利がないから)イマイチである。そういうわけで古い資料を発掘せねばなるまい。

今日の更新:「不定期日記」。


02月01日(火)

  携帯電話を機種変更しようかと考えている。現在使ってるのは古い機種だし、iモードもあるしね。もっともメールはモバギ管理なので別段メール関係の機能はさほど必要無いし、iモードのコンテンツもさほど必要ないのだけれど。折りたたみがヨサゲなのでN-iのシリーズにしようと思っている所である。昨今の流行はカラーなのでN502i(2月に出るやつ)をワクワクしながら見守っていたのだが、残念ながらカラーではない様子(モノクロ4階調)。iモードは画面が大きいく折りたたみでないと画面を割りそうで結構不安なので、今のところカラーよりもそちらを優先するつもりである。まあそれならN502iにしなくてもN501i(現行機種)で十分かなあと思う今日この頃。まあとりあえずN502iが出てから考えよう。

今日の更新:「不定期日記」。



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