不定期日記

    -8月号-




08月31日(木)

  最近リブレットに乗り換えたことは書いたけれど、リブレットというか最近のノートパソコンの敵はバイオである。実際かなり売れているようで、いろんな雑誌の売上ランキングを見ても上位を独占している。個人的にはあの色が許せないので、まあ絶対に買うことはないだろうけど、ちょっと気になるコメントが多い。というのは今回新たにラインナップに加わったSR9というサブノートの評判がかなり悪い、ということだ。バイオ系ノートは最近長時間駆動(5.5時間くらい)を売り物にしているが、これは電力消費がおさえられている訳ではなくてバッテリーが大きくなっているだけなのだ。だから例えばC1系はバッテリーセルの分マザーが小さく、6層基盤となりその分厚みが増えている。またバッテリーセルを多く積んでいるということは当然重量増加につながるので、軽量化のためには体積と同じくほかの部分を削らねばならない。SR9の場合はそれが筐体の剛性不足になっているようだ。これは結構深刻なようで、いくつかのサイトの掲示板や雑誌のロードテストでSR9の筐体の剛性不足が言及されている。特に上ブタがねじれているケース、バッテリーがガタつくケースが多いようである。このデザインではファーストモデルなわけでそのあたり設計の甘さもあるようだが、日常持ち歩くことが前提である以上、やっぱり結構タフでないとね。

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08月30日(水)

  なんでも巷では『Vampire;the Masquarade』の翻訳版が出たとか出ないとか。えらく情報が古くて申し訳ないが、こうした情報を定期的に供給してくれる紙媒体を購読していないので、結構疎くなっているのだ。唯一出版されているのは『ゲーム・ぎゃざ』位だろうけど、わずか3、4ページの記事のために購入するのはあんまりなので買ってない。そうそう、ヴァンパイアだけど、出版されてからは5、6年経過しているはず。中々良くできたゲームなので出版されるだろう、されるだろうといわれてきたが、この分野全体が斜陽化したためにここまで伸びてきた。結構同人誌の翻訳(ヤバいのも含めて)も多いそうだが、そういったのはどうなるんだろうね。

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08月29日(火)

  リブレット用に『CD革命ヴァーチャル4.2』を購入。説明の必要のないほど有名なこのソフト、基本的にはワンスピンドルモデル(CD-ROMを積んでいないノート)でHDDにCD-ROMをバックアップし、出先で使用できるようにするためのソフトである。仮想のCD-ROMドライブとCDをHDD内に作成し、それをあたかも実際のCD-ROMのように使用することができる。さらにHDDに格納するため、単純なアクセスであればCD-ROMよりも早いため参照性も良くなる。ちょっとアレな人にも重宝されているこのソフト、実際の使用感もなかなか良好である。ただデータの圧縮が効くとはいえ、CD-ROMを丸ごとHDDに格納するとなると結構HDDの領域を消費する。リブの6.4GBなどすぐになくなりそうである。やはりここはHDDの換装をするしかないか。

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08月28日(月)

  昨日ビデオにとっておいた『コン・エアー』を鑑賞。個人的にニコラス・ケイジは好きなのだが、この映画はイマイチである。なにがイマイチかというと、この手の話の場合、やっぱり全部飛行機の上でケリがついて欲しい。地上におりて警官隊と撃ち合ったりというのは違う感じがする。それにベガスに降りてからバイクのチェイスをしているが、あれもちょっと蛇足っぽい。ヒロイン系女優が2人出ているからこうなったのかもしれない。『スピード』でもそうだが、ジャックものならやっぱりバスの中とか飛行機の中とかで全部解決して、乗り物から降りてきた時はハッピーエンド、という風にして欲しいね。このあたりスティーブン・セガールの『暴走特急』とか良かったな。

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08月27日()

  MTGのCMを発見する。MTGの研究所内でデュエルしている子供たちにクリーチャーが「ヘタクソ!!」という感じで乱入していくというもの。まあイマイチ君なCMである。友人も言っていたのだが、あれではいったい何のCMかまったくわからない。まぁ知らない人にあれが何か15秒で説明するのは至難の業だとは思うが(笑)。

  友人に言わせるとMTGも売れんようになってきたんや、といっていたが、僕もそう思う。売れるときに売っておけという発想なのか、サブセットの発表のペースが異様に速いこのゲームは、ゲーム環境が非常に流動的である。サブセットの流入が自分のデッキに何のメリットももたらさないとしても、対戦相手、流行のデッキまで考慮の対象とした場合、ゲームの想定とデッキの再構築が絶対必要になってくる。なぜなら相手のデッキには非常に有用なカードが加えられるかもしれないからだ。そうなると自分のデッキを取り巻く環境には少なからず変化が起こるわけで、そこで勝ち残るためにはやはりデッキの見直しは避けてとおれない。サブセットのレギュレーション落ちやメインセットの版変更はさらに致命的で、それまで猛威を振るっていたデッキがメインカードを失って使い物にならなくなることも少なくない。

  それでもリリースの速度が遅ければなんとかなるのだが、サブセットの出版速度がかなり速いのでついていけなくなるのだ。このゲームは投入した時間が正直にそのプレイヤーの能力に現れるゲームであり、四六時中頭の中ででもデッキを作っては壊ししているプレイヤーは強くなる。サブセットの流入がゆっくりしたものであれば、それまで考えたコンセプトなどの寿命は長くなる。だがサブセットの流入で勢力図が書き換えられると、そのすべてではないにしろ多くの部分は失われてしまう。そういう早いサイクルに疲れるとこのゲームを離れていしまうのである。普通にゲームしてみると確かに面白いのだが、勝つためにゲーム以外の場所で努力しなくてはならないので(またそれが可能だし)、やっぱり大変だね。

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08月26日(土)

  アンディ・フグ逝去。なんでも急性白血病らしいが、脳出血が白血病のためにとまらなかったという噂も流れている。いわばK-1の顔であり、ある意味もっとも空手家らしい空手家だった彼だけに、正道会館とK-1の損失は計り知れない。なんでも息子さんは将来のK-1戦士をめざすとか。何はともあれご冥福をお祈りいたします。

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08月25日(金)

  iRQ。今晩からGMの予定だったが、前回のGMが出した前シナリオの報酬が若干(いやだいぶ)多かったので、2週間ほど魔術の獲得と訓練に明け暮れており、その処理に1回分丸まる消費。早く終われば導入だけでもやっておくつもりだったが、まあそれも無理だった。ネットだと1回の進行速度が遅いので、シナリオのディテールを考える時間が結構あるので、その点は結構よいかな。

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08月24日(木)

  携帯を変えるかえるといいつつ3ヶ月くらいかかっている。最初は209待ちだったんだけど(パソコン通信もパケット通信のため)、やめました(パケットはなんだけど9600bpsのため)。そういう理由で昨日のP-inコンパクトの購入となったわけ。そうなると携帯のほうは一応圏外通信用もかねているものの、基本的にデータ通信はPHSを通すことになるので携帯はどんなものでもよく、502でもいいかなあと思う今日この頃である。そういやそろそろパナソニックの折りたたみも出るし、NEC折りたたみのカラー版も9月には出るそうなので、それを待つという手もある。当初N209が最有力だったんだけど、関西には白とピンクしかなくてあんまりなので2の足を踏んでいる。通信速度の問題も解決したので、使いやすそうな502にしようかな。

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08月23日(水)

  P-inコンパクトを購入。モバギ+PWZメールでニフティにアクセスするくらいなら携帯でも十分なのだが、リブはTFT液晶だしちゃんとしたブラウザも搭載しているのでやっぱりwebのブラウスとかしたい。そうするとやっぱり携帯の9600bpsはかなりきついのでPHSにしよう、ということになった。エッジとかも価格的にはいいんだけど、ファミリー割引が使えるのとモバイル専用の価格プランがあるのでドコモにしました。そうするとP-in(typeUカードサイズ)かP-inコンパクト(CFサイズ)かという選択になる。どちらも1円なのだが、リブはコンパクトフラッシュ専用スロットを装備していないのでアダプターが必要になる。そういうこともあって店のお姉ちゃんはP-inを勧めてきたが、やっぱりP-inコンパクトが欲しいので、アダプタを購入せねばならないにもかかわらず購入する(笑)。効果は絶大でやっぱり早い。買ってよかったっす。

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08月22日(火)

  久々にHPを更新。巷はHeroWarsの話題が花盛りだが、うちはまだRQである。実際TRPGとして使用する場合は、ある程度きっちりとした処理のできるRQの方がいいと思うんだよね。昔のTRPGのマニュアルなんかにはGMの状況描写が笑えるくらい芝居がかってたのがあったけど、HWの場合それくらいする必要がありそう(GM、プレイヤーともに)。ゲーム的な処理の結果が状況描写を連想させるものであれば、無理にそうした描写をGMがする必要がないわけで、そこそこよくできたTRPGならこのあたりの問題はクリアされているといっていい。ただあまりにシステムが漠然としている場合はそういうわけにもいかず、GMやプレイヤーが描写不足の部分を補う必要がでてくる。これをうざいと考えるかどうかは人それぞれだけど、TRPGでこうした芝居がかった表現をするのはちょっと照れくさい(笑)。後期の日本製TRPGにはこういうものが多かったけどね。

  ただチャットでやるとやはり処理の複雑なTRPGよりもなるべく簡便な処理のできるものの方がよい。特にファンタジーの場合戦闘の処理が複雑なのは致命的で、1回のセッションで1戦闘が終わらないことすらある。その点HWはそうしたネット環境をも想定したRPGなので、その点は評価できると思う。グローランサ世代で未だTRPGができる人間は少数みたいなので、こうしたシステムが生まれたのかもしれないね。

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08月21日(月)

  メモリが到着、よく見ると実は1000SS用のメモリである。ただこの2種類のメモリは互換らしいので(サードパーティ製は共通のメモリを使っている)大丈夫だと思う(ひょっとするとメモリスピードが違うかもしれないけど)。意を決して搭載すると問題なく認識する。よかった。とりあえずお礼のメールを送っておく。それにしても土曜日入金で月曜着ということは向こうは入金を確認せずに送ってるってことだね。スゴイぜ。

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08月20日()

  こないだの休みに『メトロ』をプレイした。

  このゲームはパリ万博(19世紀末、だったと思う)直前のパリの地下を舞台に、地下鉄業者が自分ところのトンネルの長さを競うというゲームである。コンポーネントは碁盤の目の上になったマップ。地下鉄コマ、線路のタイルだけである。マップの真中には万博会場が描かれており、ここに線路がつながった地下鉄の得点が2倍になる。あと周囲に36マスの操車場があり、各プレイヤーに均等に配分、地下鉄ゴマが順番に、均等に配置される。各プレイヤーは1枚のタイルを持ち、残りを山にしてゲームスタート。

  ゲームの目的は自分の操車場から伸び、どこかの操車場(自分の操車場でなくてよい)につながる線路の総延長がそのまま得点となるので、とにかく長い線路を引くことが目的になる。さらに中央の会場につながった地下鉄はポイントが2倍で計算される。

  各プレイヤーは自分の手持ちのタイルか、山から引いたタイルかのどちらかをプレイする。山から引いた後自分の手持ちタイルをプレイすることはできない。タイルは操車場か別のタイルに連結するように配置する。タイルは正方形で、各辺2本、合計8本の線路が出ている。ある辺の右側の線路は必ずいずれかの辺の左側の線路とつながっていることを除けば、各タイルまさに千差万別のつながりをしている。このタイルを任意の配置可能な場所に配置し、自分の地下鉄を長く、他人の線路を短くする(この時必ず各線の長さがタイル2枚以上でなくてはならない。ただしそこしか配置できない場合を除く)。各タイルには矢印がついていて、決まった方向にしか配置できない(上級ではどの向きに配置してもよい)。

  このゲーム、戦略とか駆け引きのゲームではなく(若干そういう側面はあるけど)、むしろ多人数でやるパズルゲームという感じ。一応6人までだが、考える時間が長くなることもあるので3人ぐらいの方が面白いかも(このあたりもう少しやりこみが必要)。パッケージも小さいので、旅行に持っていって普通のヒト相手にやるにはちょうどいいかも。昨今のゲームになくルールはシンプルだし。

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08月19日(土)

  結局リブレットのメモリ64MBをヤフーのオークションで2,2000円で落札する。最低価格の提示された短期間のもので、他に入札者がいなかったので一撃ゲットとなった。新品は3,000円前後するし、唯一2万円を切っていたハギワラのメモリも最近高騰しているので、この価格ならかなり安いはずである。秋葉原を回れればもう少し安いのがあるかもしれないが。オークションということで若干の懸念が2、3あるのだが、出品者の評価もかなり高いので大丈夫だと思う。昨日の夜中に落札し、今朝連絡メールを確認して入金してくると、発送したとの連絡があった。結構いいひとみたいだ。あとは物の到着待ちである。

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08月18日(金)

  休みの間にRQのキャンペーン最終話をマスタリング。ただし最終回ということで前後編2話構成なので、まだ続く。とりあえずキリのいいところで終わっておく。ネットRPGでも問題になるけど、このシナリオの継ぎ目は結構問題になる。時間的に余裕があり、シナリオがちゃんと終わるケースは良いのだけれど、1本のシナリオを数度に分けてやる場合、どうしても前回の記憶があいまいになる。今回は扉を開くところからという非常にわかりやすいところで切っている(このシチュエーションは結構好き)。1シナリオが数度に渡るネットRPGでは割と重要なテクニックといえるかも知れない。だいたい時間が押し迫ってるからシナリオを中断するのであり、この場合継ぎ目なんぞ選んでられないのも事実である。それでも時間が開かなければ何とかなるのだが(中学、高校の頃は毎日昼休みにプレイしていたりする)、それが1週間とか1ヶ月とかになるとさすがにタイミングを選んで切っておかないとエライことになる。まあ訳わかんなくなるくらいなら、早めに切っとくのが正解だろうね。

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08月17日(木)

  昨日の続き?

昨日、一昨日の話とも関連するけれど、今日の感想はPC(あるいはWin98)もPalmもやっぱり英語圏製だなあということ。98が不安定になる大きな原因の1つにフォントキャッシュがあるのだそうで、ウィンドウ関連の表示(“ファイル”とか“編集”とか)をゴシック(TrueTypeFont)で書いてるため、再表示ごとにフォントを計算して書き直すのだそうだ。それをキャッシュに読み込むらしいんだけど、日本語の場合字数が多いのでキャッシュの効率が上がらない。キャッシュのサイズは即効巨大化するのでリソースを圧迫するのだそうだ。だから画面表示のプロパティでそのあたりの表示をシステムフォントに変えればウィンドウの開閉はかなり早くなるらしい(若干画面表示が間抜けになるが)。これは遅いマシンでも特に有効だそうである。

  Palmも日本語を扱うには不便なことがいくつもある。メモリを最大で搭載したモデルしか国内で販売されていないし(これはもうすぐ出るらしいけど)、入力機能のグラフィティはローマ字入力だ。これは結構面倒くさい。それから液晶のドット数が結構甘いのが気になる。英語だとあれでもOKなのかもしれないが、漢字などを表示したとき、一抹厳しさを感じるね。やっぱりザウルスか。

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08月16日(水)

  友人がvisorを購入する。最近はやりのPalm端末で、背面にスプリングボードという専用のモジュールを搭載できるようになっているのが最大の特徴。その分Vxなんかに比べて少しい分厚いけど。ちなみに色はブルー。

  Palmは最近結構売れているそうで、ザウルスが押され気味らしいけど、利点はやっぱりシンプルなところ。CE端末にしても、ザウルスにしても、日本人というのは貧乏症なのか、ゴテゴテいろいろつけたがる。CEをあんな大型端末にしてどうするの?あまりに拡張性がなさ過ぎるような気もするが、バッテリー持続時間や重量、最低限のアプリケーション量を考えた際のバランスが結構良いとおもう。なんでもPalm世界にはZen of Palmという概念があるそうで、無駄な付加機能をなるだけ搭載しないという思想があるそうな。ただモバイルに必要な機能というのはライフスタイルによって様々なので、その“無駄な付加機能”というのがどの程度までかは線引きが難しいところではある。

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08月15日(火)

  あんまりいろいろな物が入っているのでとりあえずリブレットを大掃除する。最低構成でレストアする。ドライバ関係はキャメディアのおまけスマートメディアに突っ込んであるので、ドキュメント関係だけを逃がして、即効レストアする。とりあえずウインドウズバーに登録されているアプリケーションの数は減ったが、タスクバーに常駐しているソフトの数は減らない。各デバイスコントローラ系のユーティリティばかりなので、削れるかどうかは微妙なところである。リソース状態はあまり改善されてない。とりあえずメモリ開放ソフトをいれて、定期的に開放させることで安定させるつもりである。

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08月14日(月)

  今日は日本橋に出撃。リブレット用の増設メモリを探すためである。標準で64MB搭載なのだが、常駐ソフトが多い分残メモリが少ない。リソース不足とメモリ量は直接的な関係は薄いとはいえ、やっぱりメモリは必要である。ご多分にもれず純正メモリは8万とかするので、サードパーティ製をさがす。ところがいろいろ調べてみると、対応を歌っているメモリはほとんど無く、ハギワラ、IOデータのものだけ(?)のようである。もっともリブレットSSという1機種前のメモリはそのまま認識するらしいので、5つぐらいメーカーが存在する。大体値段は2、3万というところ。6月ごろには、ハギワラのものは2万円切ってたらしいのだが、メモリの値上がりか安売り時の便乗値上げか、とにかく今はこれくらいらしい。秋葉原なんかでは2万切ってるものが今でもあるそうなのだが・・・。SDRAMが64MBで7、8千円なのに専用モジュールとはいえEDORAMが64MBで3万近くもするのは納得できないぞ。

  ただ実際探してみるとやっぱりない。こないだの安売りであらかた買い尽くされたらしい。やはり同時に購入しておくべきだったか。少し反省。一応32MBのものは発見したが、もう少し探すつもりで購入を見送る。まあネット通販とかあるしね。

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08月13日()

  『あやつり人形』をプレイする。

  割とシンプルなカードゲーム。基本となる職業カードとして(1)暗殺者、(2)泥棒、(3)魔術師、(4)王、(5)伝導師、(6)商人、(7)建築家、(8)傭兵の8枚がある。それ以外のコンポーネントは所持金を表すためのチップと建物カードである。建物にはその価値と種別(4+1種類)が書かれている。ゲームの目標は建物を建てることで、いずれかのプレイヤーが8つの建物を建てた時点で、そのラウンド終了時までプレイしてゲームが終了する。その時点で各プレイヤーの建物の価値を合計し、最多のプレイヤーが勝利する(5つの種別を集めたプレイヤー、8つの建物を建てたプレイヤーはボーナスがある)。まず最初の仮親を決め、そのプレイヤーは職業カードを良く切り、一枚を場に伏せる。さらに職業カードの山が[プレイヤー数+1]枚になるまで場にオープンする。仮親は残った山札から自分のなりたい職業を一枚取り、次のプレイヤーに渡す。渡されたプレイヤーは残りの山から自分の職業を選んでとり、さらに次のプレイヤーに渡す。これを順に繰り返し、最後のプレイヤーは余ったカードを場に返す。7人プレイの場合1枚だけ場に伏せ、順に職業を取っていくと最後のプレイヤーは選択肢がなくなるので、その一枚と場に伏せた一枚の2つから職業を選ぶことになる。これによって最初と最後のプレイヤーは伏せられている2枚のカードのうちの一枚を知ることができるが、他のカードがどのプレイヤーに渡るかの予測はまったく立たない。中間にいるプレイヤーは限定的ながら自分の上座、下座にどのようなカードが流れたか予測できるが、カードの選択権は狭まり、さらに最初の伏せられているカードはわからず、最後に伏せるカードに関しても暫定的な予測しかできない、ということになる。

  次に仮親が職業を上記の順でコールし、その職業のプレイヤーがプレイする。プレイは基本的には(1)金2を受け取るか、山から2枚の建物カードをドローし、うち1枚を捨てる。(2)手持ちの建物カードの中から2枚まで、建物の価値に等しい金を支払って建築する。の2手順しかない。他に職業の特殊能力がある。職業の能力を含めてすべてオプション行動なのでプレイしなくても良い。

(1)暗殺者
  特定のキャラクターを指名し、暗殺する。そのキャラクターのプレイヤーがコールされるとそのキャラクターは特殊能力を含めそのターンにプレイすることができない。

(2)泥棒
  特定のキャラクターを指名し、所持金を盗み出す。そのキャラクターのプレイヤーがコールされるとそのキャラクターはターン開始時の所持金すべてを泥棒に渡す。

(3)魔術師
  手札すべてを別のプレイヤーの手札すべてを交換する。手札『0枚』を交換してもよい。あるいは任意の枚数の手札を捨て、その枚数山からドローする。

(4)王
  次のターンの親になる。ただし暗殺された場合、だれもこのキャラクターを選ばなかった場合には前のターンの王が次のターンも王となる。さらに黄色の建物1つにつき1の収入を得る。

(5)伝導師
  青の建物1つにつき1の収入を得る。このキャラクターの建物は傭兵によって破壊されない。

(6)商人
  緑の建物1つにつき1の収入を得る。それ以外に1の収入を得る。

(7)建築家
  建物カードを2枚ドローすることができる。さらに1ターンに3枚まで建物を建てることができる。

(8)傭兵
  赤の建物1つにつき1の収入を得る。さらに建物の価値-1の金を払うことで他プレイヤーの建物を破壊することができる。

キャラ選択に散々迷うが、それが楽しい中々の好ゲーム。ドイツゲーも難しくなる昨今、このシンプルさはうれしい(結構前のゲームだそうだが)。だがプレイヤーがどの職業を選んだかの予測が難しくなりすぎて、他プレイヤーを阻止することが難しいきらいがある。特にこれはプレイヤー数が多い場合その傾向が強い。2から7人だが、意外と4人ぐらいが適正人数かもしれない。まあでも多人数でわいわいやるのもいいかもね。

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08月12日(土)

  『フィレンツェの匠』をプレイする。

  最近のドイツゲーに共通しているのだが、このゲームも説明が難しい。簡単にいうと様々な天才たちのパトロンとなり、彼らが完成させた作品やその他の行動から得られた名声ポイントで勝者が決まる。

  天才たちはそれぞれ好む建物、権利、景観があって、それを獲得してあげると作品のポイントを表す作品ポイントが高くなる。他にすべての天才を和ませることで作品ポイントを上昇させる道化師、建物の建築を効率化する建築師、特定状況下で作品ポイントを上昇させるボーナスカードと、特定状況下で名声ポイントを上昇させる名声カードがある。さらに追加の天才、別のプレイヤーの作品を公開した天才を自分の手札にするスカウトカードがある。

  これらを入手する方法は2種類あり、景観、道化師、建築師、スカウトカード。名声カードは1ラウンド1度行われる競売によって、建物、権利、追加の天才、ボーナスカードは1ラウンドに各プレイヤーが2つ有する行動を消費して購入する。

  競売はターンプレイヤーがどれを競売にかけるか決定し、金200からスタートして上乗せは100づつと決められている。ターンプレイヤー以外が競り落とした場合は再びターンプレイヤーが、ターンプレイヤーが競り落とした場合には次のプレイヤーが競売の対象を決定する。この場合対象は必ず別のものでなくてはならない。

  各ターン全プレイヤーは2回の行動ができる。上記のものの購入に加え(数に限りがあるので早い者勝ち)、天才の作品をお披露目することができる(ただし各ラウンド最低必要な作品ポイント水準がある。後になればなるほど目が肥えてくるので駄目作品をお披露目することはできない)。ただし権利の購入と新しい天才の雇い入れは2回ともその行動に当てることはできない。

  お披露目ではその段階のプレイヤーの状況を確認する。上に書いたように天才の好む建物、権利、景観があれば、さらに道化師の人数が多いほどその天才の作品ポイントは高くなる。さらにボーナスカードを消費することで作品ポイントがさらに増加する(道化師2倍計算etc.)。ただしこの作品ポイントは直接的には勝利ポイントである名声ポイントには関係しない。

  名声ポイントは建物を建てるごとに3ポイント、同一の景観を2つ以上集めることで3ポイント(ただしこれは)、特定ターンの最高の作品ポイントを獲得した天才のプレイヤーに3ポイント、さらに特典カードのボーナス分の合計である。それから作品が完成した時、作品ポイント1ポイントにつき100の金を得られるが、その時点で金200を1名声ポイントに変えられる(この時点のみ。あとで金を払って名声ポイントを“買う”ことはできない)。

  早い話がこのゲームは金と手番をもとにしたMTGのようなリソースゲームである。リソースは2段階、3段階の変換をへて勝利ポイントである名声ポイントになるが、その過程はさまざまで、それをいかに効率的に名声ポイントに変えるかに頭を悩ませることになる。リソースはお金だけでなく、毎ラウンド行われる、逆にいえば一度しか行われない競り、や2度の行動もリソースである。カードはランダム性があるとはいえ、上から5枚を引いて好きなものを選べるので、かなり自分に有利なカードを選ぶことができる。そういう意味ではゲーム的な予測がたてやすく、よってランダム性の薄い緻密なゲームである。個人的には結構好きなタイプ。だが欠点はこの類のゲームは最初の説明がかなり難しいということ。わかってしまえば簡単なんだけどね。

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08月11日(水)

  明日から2日ほどゲーム合宿(笑)。RQのマスターをやらねばならない。あと2話ぐらいかな?とりあえず最終シナリオに突入である。さてシナリオを練りこまねばならないので、今日はここまで。

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08月10日(木)

  何日か前、自由党の広告があり、それには公約として全国民に携帯情報端末を無償配布するというものがあった。端末を提供することで情報伝達を効率化し、通販やオンライン株取引を活発化させるのが目的だそうである。こうやって聞くと荒唐無稽な話のようだが、iモードの加入者が1000万人を超える現在あながちできないことでは無いような気もする。

  一昔前のサイバーパンクはワイアード、つまりケーブルでネットと自分を直結するケースが多かったけれど、昨今日本はワイヤレスが花盛りである。LANもワイヤレスだし、電話口に縛り付けられるTAもワイヤレス、おまけに最も普及している端末である携帯もワイヤレスである。ラストワンマイルが問題の電話回線だが、マゴマゴしているとデータ通信の速度で携帯にも抜かれそうである。

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08月09日(水)

  大雨に降られる。普段ポーチ状のケースに入れており、ちょっとの雨では大丈夫なのだが、半端な雨ではないので、とにかくリブを守らなくてはならない。ケースごとコンビニの袋に入れ(もちろん電話とかも入れておく)、バンダナで包み、さらにコンビニの袋で包み、最後にシャツでくるむ。で、15分位全速力でチャリンコをこぐ。家に帰ったらまず梱包(笑)をといて中をチェック。ヨシヨシ大丈夫。まぁ人間の方が駄目かもしれない。明日風邪ひいてなきゃいいけど。

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08月08日(火)

  リブの通信用にPHSの導入を検討中。電番自体を変えるのは面倒なので携帯はこのまま維持する。となるとデータ通信用でOKなので、DDIのツー・リンク・データ、あるいはドコモのデータ・パック(だったっけ?)というところだろうか。通話料は70〜60秒10円でほぼ同じ(ドコモはファミリー割引が使えるので)。基本料はDDIが980円、ドコモが1,980円で1,000円分の無料通話込みなのでこれもほぼ同じである。ただDDIの方は電番が3つに限定されれるられしいので、この点からドコモが有利である。

  ただまだ決定ではなくて、取りあえず1ヶ月は209系の携帯パケット通信で様子を見るつもり。今までの通常の通信では無料通話込み分で通信費がまかなわれていたのだが、パケットは別枠なので、完全に別料金として取られる。だがパケット通信の場合接続時間には直接関係しないので、このアタリどれくらいの料金で折り合いがつくかは微妙である。

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08月07日(月)

  そういえばPC-DIYを買っていない。最近定期的に購入しているのは『DOS/Vパワーレポート』、『PC-DIY』、『PCJAPAN(旧ハッカージャパン)』位。最後のは『PC-DIY』が隔月刊化したので最近買うようになった。あと『DOS/Vスペシャル』もたまに買う。『週間アスキー』はもっぱら立ち読み(笑)。日本橋に行くときとか電車で読むように買うこともあるけどね。読むのがカオスとトホホ会ぐらいなのでちょっと購買意欲に欠けるのだ。

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08月06日()

   午前中久しぶりにテニスをする。最近あまりしていなかったため、昼頃体がギシギシいう。午後から爆睡、気づいたら夜になっていた。ついでなのでもう寝る。

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08月05日(土)

  『コックリさんが通る』1巻を購入する。よく考えればコミックを購入するのはひさしぶりである。実はこのコミックなんで買ったかっていうと、漫画家の奥瀬サキ氏というのがひさしぶりだから。昔『低俗霊狩り』というコミックを書いてきたんだけど、これはかなり古いコミックである。「コックリ」というのは「狐狗狸」と書くそうだが、そのタイトルの通り狐と狗と狸の出てくるお話である、というのは半分正しく、半分正しくない。まあ奥瀬サキ氏得意の少しアダルトな霊能モノである。それにしてもこのヒトの絵柄すこし変わったね。

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08月04日(金)

  今日もiRQ。iRQのマスターをすることを本格的に表明する。まあいろいろ考えた上で、基本的なネタは決めてある。あとはシナリオの展開と流れを想定して、必要なデータを作っておけば、通常のTRPGなら終わりなんだけど、まあネットRPG初マスターとなると、もう少し練りこみが必要になる。ただここで細かいことを書くとネタばれになる可能性があるので、書かない。とりあえず過去ログをチェックしておく。

今日の更新:「不定期日記」、「シダルフ派:ニコスドロス正教会」。


08月03日(木)

  リブレット用のCD-ROMを購入。リブにはもともとCD-ROMもFDDもついていないので、98を再インストールしたときや、逝ってしまってレストアするためにはブートできるCD-ROMか、できないCD-ROM+FDDが必要になる。アプリケーションのインストールなんかはネットワークのCD-ROMでもいいんだけど、やっぱりなんかあった時に困るので取りあえず購入。パナソニック製、店頭使用品で18,500円税込み。店頭使用品って言うのはCD-ROM非搭載のノートパソコンを店頭展示品として販売する場合に、レストアするために数回使用した、ということらしい。現物を確認させてもらい購入する。東芝純正ではないのだが、ブート可能な東芝純正のCD-ROMというのはパナソニックがOEM供給しているそうで、中身的には同じモノなのだそうだ。試してみたらちゃんとブートするので、とりあえず問題なしである。CD-ROMブートできるならCFアダプターも持ってるし、スマートメディアアダプターも搭載しているので、FDDは買わないかも。

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08月02日(水)

  取りあえずリブに載ってるソフトでつかわないソフトをアンインストールする。それでもいらんソフトがかなり残っている。リブは小型のCCDを搭載しているせいでこうした映像関係のソフトがかなり搭載されている。ただこれのうちどれがほんとに必要で、どれがそうでないかがわからない。やってる途中でいやになって止める。もういい、こんど最小設定でレストアしてやる。

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08月01日(火)

  リブ用の小さなマウスを求めてギガストアへ。当初はエレコムのホイールつきミニマウスを購入しようと思っていたのだ。全長5cmくらいのやつである。僕は手は決して小さいほうではないので、マウスもやや大きめが良いのだが、持って歩く以上小さなほうがいい。そういうわけでそれにする予定だったのだ。ところがマウス売り場で僕のハートをがっちりキャッチしたやつがいる。それは同じエレコム製のミニマウスである。おなじみにマウスだが、こいつの小ささはかなりすごい。ほとんどマッチ箱よりも小さい。100円の消しゴム程度の大きさなのである。ホイールは無いけれど、正直言ってそれはささいなことだった。結果数秒後には迷わずゲット。まあカラーリングがマッチしていたことも購入の要因の一つである。使ってみると本来のマウスのように手を乗せるのではなく、親指と薬指でつまんでいる感じである。一見スクロールのスピードが遅いようにも感じられるが、これはむしろ液晶のサイズの問題だと思う。ホイールがほしいところだが、携帯性にも優れているので許す。ちょっとアタリの買い物だった。

今日の更新:「不定期日記」。


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