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「…ごめんなさい…見ず知らずの人に…泣いたらスッキリしちゃった。」

数分後、彼女、阪野さんはそう言って笑いながら、私から離れた。


とてもじゃないが、心から笑っているようには見えない。


でも、私は何も言わず、頷いて、少し笑った。

”何故泣いているのか?”彼女に今それを尋ねてもいいのか、私はまだ迷っていたからだ。


「貴女、何も…聞かないのね…」

阪野さんは、そう言って会議室の机に腰をかけた。

スーツスカートで、足を組む彼女は、どこかまだ気だるそうだった。

…そりゃさっきまで、号泣していたのだから、そうだろう。


「…ただの、通りすがり、ですから。」


私は、誤魔化すようにそう言った。それに、本当の事だし。

そうだ。見ず知らずの通りすがりの人間だからこそ、彼女は泣けたのかもしれないのだ。


泣き止んだし、スッキリしたというのだから、さっさと出て行こうか…。



さっきの”チクン”と感じた『女難の前触れ』を私は、忘れてはいなかった。



すると知ってか知らずか…阪野さんは、語り始めちゃったのだ。


「…人間、見た目9割って言うでしょ?…私達、見た目も仕事も10割なのよね。

 私、それは当然だと思ってたし、誇りだった…。

 でも…自分が思ってるほど、周囲はちゃんと見てはくれないのよね…

 実はね…私…」

「待って。」

私は、阪野さんの語りを止めた。

「・・・え?」

「…私は、見ず知らずの人間だし…これ以上、何かを聞く必要ないでしょう。

 貴女が見た目何割だろうと…人が何割で、貴女を理解してるかも…正直、どうでもいいんです。」

「・・・!」

私の言葉に、阪野さんは信じられないという顔をした。

そりゃ、そうだ。

私だって、そう思う。

前の、普通の、普通『だった』私のままなら、今の彼女の話を聞いただろう。

だが、今の私は…違う。


私は、呪われ、女性を無駄に惹きつけるのだから。


「無理して笑うくらいの相手に、そういう大事な話は、言っちゃダメですよ。

 もっと…そう…ちゃんと親しい人とか…話聞いてくれる人に言った方が良いです。

 私は、見ず知らずの…通りすがりですから。

 じゃ!」

私は、そう軽く言い切って…

素早く、会議室を出て、廊下をまた競歩並みのスピードで歩いた。


…女性への情けは不要…私は、女難の女…必要以上に、女性と関わってはいけないんだっ!


ふふふふ…良いんだ!これで!女難なんか、こうして防いでくれるわ!!

あははははははははは!!

…あ、でも、縁結ばないと死ぬんだっけ…ま、いいや。

あははははははははははは!!!


私は心の中で、邪悪な高笑いを発していた。



「ねえ!水島さん!」

「え?」

私は、突然呼び止められ、思わず振り返った。


呼び止めたのは、なんと、阪野さんだった。


…何故、私の名前を…彼女が知っている?


驚く私に、阪野さんは笑いながら、私のネームプレートをプラプラと振りながら、こっちへやって来る。

秘書課の阪野さんは、ツカツカとゆっくり歩いてくる。

距離を、縮めるのを楽しむように。ゆっくりと。


「…ありがと『事務課の水島さん』。」


彼女は、私の右手を取り、ネームプレートをそっと握らせた。


悲しきかな…この会社で、ネームプレートを常時つけて歩いているのは、事務課だけだ。


ちくしょう!…いつの間に落としたんだーッ!!

と心の中で悪態をついても、もう遅い。


「…”これから”親しくなったら、私の話聞いてもらえるわね?事務課の水島さん。」

阪野さんは、ニッコリと笑った。


…そ、その、目は…


…『自分を売り込む時の女の目』!!!


もう、無理して笑ってるとか、営業スマイル、なんて次元じゃない。

大抵の女は、自分がどの角度で、どんな笑顔が一番印象的で、一番よく見えるのか、を把握しているのだ。

一撃必殺。その破壊力のある、女の武器を…

…何故…今、使う!?

…何故”私に向かって”使うんだ!?使いどころ間違ってるだろ!

合コンで使えええええええええ!!


…あまり、考えたくないが…どうやら、彼女もまた…私との縁に結びつく女性に…なる、ようだ…。

「ど、どうも…」

ネームプレートを受け取り、私は手を離そうとしたが、阪野さんは私の顔をじっと記憶するように見つめ続ける。


「ドウモ、ア・リ・ガ・ト・ウ…ゴ・ザ・イ・マ・スッ!!」


『・』の部分で、私は力を入れて、手を引いたのだが、阪野さんは離してくれず。

『スッ』の『ッ』で、やっと離してくれた。


「…またね?」


背中を向け、いち早く去ろうとする私に阪野さんは、そう言った。


事務課と秘書課は、滅多に鉢合わせする事なんかない。

お互い、それは解っているのだ。それを理解した上での

…『またね』…。


私は、嫌〜な汗が、全身からあふれ出し、湯煎中のバターのような…

ドロドロとゆっくり溶けていくような感覚に襲われつつ、くるりと、方向転換し階段へと足を向けた。


「…はあ…」

私は、どっと疲れを感じながら、階段を下りていた。

…秘書課の阪野は、要注意人物だ…!!


「こんなに時間掛かっちゃって…係長、さすがに怒るかしら…」


あくまで、私は仕事中の身…こうしている間に、私の机には同僚からのプレゼント(残業)が積もっていくのだ。

 ※水島さんの事務課では、席を外している者の机に、平然と仕事を置く”悪習”が存在する。


…しかし…


”チクン”


まただ…女難のサイレン!!本日何度目だっ!?

一寸法師を飲み込んだ鬼並みに、こんなに内側からチクチクチクチク…!!


私は、階段を下がり続けるか、階段を諦め、フロアに戻るか、壁に寄りかかり考えていた。


ーその時だった。



「早く来い!来いって…!」



ドスドスと、階段を上がってくる声が聞こえる。

随分、うるさいな、と思って私は、下を見た。

「…あ。」

「…あ。」


男と私は、同時に間抜けな声を出した。


男は、全身黒い服で、目出し帽を被って、いかにも『悪党です』丸出しの格好をしていた。

そして、男の太い腕の中で、若い女性が苦しそうに、もがいていた。


どう見ても、親子連れでもなければ、社内恋愛中でもない。


・・・・・・えーと・・・これは・・・やっぱり、事件・・・ですよ、ね・・・



なんで会社の階段で…こんなのに出くわすんだ…?

大体、人質とってこんなトコ逃げ込むなんて、賢くはないな…。


いや、そんな事ツッコんでる場合じゃなくて…!!


男の手には、包丁…しかも何か妙に長くて、切れ味抜群を示すように、ギラギラしていた。


「た、助けてっ!!」

助けを求める人質の女性は、会社の人間ではなかった。腰まである長い黒髪で、若い…一般の女子大生のようだった。


「さ、騒ぐなっ!ぶっ殺すぞ!

 そこのッ!お、お前もどけ!警察に言ったりしたら、この女殺すからな!!」

「……。」


犯人の男は、興奮しているようだった。この場合は、刺激すべきではない。


・・・とTVで見たので、そうしてみる。


私は、黙って両手を挙げ、壁に背中をつけた。

その途端、若い女性は私を睨んで「薄情者!死ね!」と思い切り罵った。

・・・死ね・・・って、オイオイ。


…人質に向かないタイプの女性だな…と思いつつ、階段を上がる男性に抵抗する事無く、私は壁に背中をつけていた。

その間、若い女性はずっと「恨んでやる!」「絶対許さない!」と罵っていた。


…ああ、好きに言うが良い。…女難の女に何言っても、私は女に情けはかけないのだ。


大体、助けるとしたら一体、どうしろというんだ?関わったら、絶対死ぬじゃないか、私。



不思議な事に私は、冷静だった。

非日常的な状況に、私は少しずつ『ああ、またか』という反応しか出ないのだ。


…これは…慣れ、なのだろうか。


包丁を持っているのが「男」だからか、なんとなく…変な安心感があるのだ。

女だったら、何されるかわからなくて、きっと怖かっただろうに。


しかし、目出し帽の男は、逆に私をものすごく警戒しており、包丁を構えながらゆっくりと階段を上ってきた。


そして、私と同じ段に足をかけた時ー


”グキッ!”

右足の関節からそんな音を出しながら…バランスを崩したのである。


「う…うわああああ!!」

「きゃーっ!?」

男がバランスを崩し、若い女性から手を離した。

私は、それを一部始終、冷静に見ていたので…


実に簡単に。


それは、あっさりと。


私は、人質の女性だけを抱きかかえ、目出し帽の男のお腹を左足で、ちょんと、押したのだった。


「おおおおおおおおおおおおー!!!!!!」


目出し帽の男は、コントか、スタントかと思うほど、ゴロゴロ階段を転がっていった。


「…………大丈夫ですか?」

私は、冷静なまま、嫌々尋ねた。

……なんとなく、いや…確実に…嫌〜な展開になるのは、わかってはいるのだが。


「…大丈夫…」

チラリと私は、女性を見た。


「……ごめん、死ねとか…言って…。」


・・・・・あーダメだ、やっぱり、その熱っぽい視線と、ちょっと赤くなった頬だよ・・・。


若い女性は、実にしおらしくなっていた。

さっきまで、威勢よく人に「死ね!」と言っていた人物とは思えないほど。


…できれば、あのテンションと感情を維持して欲しかった…!


「いえ、別に気にしてませんから。」

「…でも…あッ!切れて…る!…大変ッ!」

彼女に、そう指摘されて、私は制服の左肩が、パックリと切れている事に気付いた。

さっき、男の持っていた包丁の鋭さを、見事に証明している。


…血は出ていないのが救いだが…あーあ…制服、買いなおしか…


「制服切れただけですから、ご心配なく。」

素っ気無く答えながら私は、女性からサッサと離れた。


…彼女の顔がどんどん、紅潮していくのをこれ以上、見ていられなかったから、だった。


数分もしないうちに、男の階段落ちの騒ぎを聞きつけた人がやってきた。

営業2課の男性だった。

彼は、実に状況を早く飲み込み、ホイホイと、率先して警察や、広報部にも連絡してくれた。


・・・私は、というと。

持ち前の、地味さを発揮して、私は空気のように、そそくさと、その場から立ち去った。

制服も着替えた。



そして、案の定…事務課に戻った私の机の上には、書類の山があった。

時間は、皮肉にも昼休みの終わり頃…あー…高カロリーなお昼…食べ損ねた……


「水島くぅ〜ん。どこ行ってたのォ?」

さすがに近藤係長も怒るわね…やれやれ…

「はい、すみません…。」

「折角、花崎課長がさァ、キミをお昼に誘いに来たんだよ?

 今度は是非にって、何度もさぁ〜」


・・・・・・・・・・なにい?


「・・・・・は?」


花崎…って…企画課の花崎課長!?

しまった…!!ノーマークだったーッ!!


「それにさァ…いやーもったいないよ!秘書課の阪野さんも来たんだよ!

 会社の美女が折角キミを…あーもったいない!」


しかも、秘書課の阪野さんまで、早速現れたのか!?

あの女…!ホントに親しくなりに…!お、恐ろしい!秘書って素早くて恐ろしい!!


係長は、私の心の吹き荒れる嵐に全く気付かず、いやいや〜♪と上機嫌だった。

・・・美人2人も見たせい、だろう。

「水島君、キミ結構、人見知りすると思ってたけど、いるんだねえ?友達。

 いやあ、見直したよー。」

「・・・・はあ、まあ・・・・。」


…違う…友達なんかじゃない…

彼女達は…”友達止まり”で満足しないんですよォおおおおおおお!!!


とんでもない事になった…!!

職場で…同じ課ではないのものの…呪いは…ついに職場にまで、影響が出始めた…!


”プルルルルル…”

「はァい、事務課で…ハッ!はい!?え?」

近藤係長の声が、突然一本の電話で、裏返った。


…これは、他の課からのクレームかな……これ以上、仕事が増えるのは、勘弁だわ…

(ああー…もう、お家帰りたい…)

私はボケ−ッと、オフィス街の隙間から見える雲をただ、見ていた。

(…ああ…有給とって、家に引きこもろうかな…)


”かちゃ…”


「…水島君!」

近藤係長は、急に私を”水島くぅん”ではなく”水島君”とちゃんと発音した。

「はぁい?」

ボケた返事をする私に、近藤係長は裏返った声のまま、私に言った。

「キミは…一体!何をしたんだ!?」

「・・・・・・・は?」

「…し、城沢会長が、お呼びなんだよ!ホラッ行っておいで!」

近藤係長は、イマイチ状況を把握出来ないままの私の肩を、バンバン叩き続け

私は追い出されるように、事務課を出た。




会社のビルの一番上が、会長室だ。エレベーターで押すのも初めての、階だ。

エレベーターが着くなり、会長直属の秘書2人が、私の両側に着いた。


私は、半ば連行される犯人のように、会長室へと通された。


会長室は、重々しい空気に包まれていた。


そこには、先程人質になっていた若い女性と


その事件をあらかた片付けてくれた、営業2課の男性と


…そして、会長 城沢 豪気(しろさわ ごうき)がいた…

そして…クマ一匹のカーペット、鹿の頭の剥製2つ…『仁義と経営』と書かれた文字。

・・・会長室というよりも、組長室だ。


「…で、海(うみ)…お前を助けてくれたのは、この女子社員なのか?」

会長は、私を見ながら、人質になっていた若い女性にそう聞いた。

おじいさんとは言い難い、筋肉質で、カタギとは言い難い、怖い見た目…

私は会長に会うのは、初めてだったが…こんなヤクザの組長みたいな人とは思わなかった。

白く長い髭を、右手で撫でながら、私をジロジロと見ている。

・・・ヘタすれば、どこかに売り飛ばされるのではないかと・・・心配になってきた。

「そうよ、おじいちゃん。」

海と呼ばれた女性は、組長いや、会長に向かって、フランクにそう言った。

つまり彼女は………会長の…『孫』…


……ああ、そうか…そういう事ね…


私は、なんとなく状況を察し始めていた。


「そうか、で…こっちの男は?お前を助けたと言い張っているそうだが。」

”こっちの男”こと、営業2課の男性…どうやら彼は、『城沢会長の孫娘を助けたのは自分だ』と言ってしまったようだ。


…ああ、彼には悪い事をしたな、と私は額に手を当てた。


「知ーらない。」

海お嬢様は、明るくそう答えた。

途端に、営業2課の彼の顔色は変わった。

「そ、そんな!ボクは…!!」

そして、会長は立ち上がり、吼えた。



「たわけーっ!貴様のような大嘘つきに、ワシの大事な孫娘をやるものかッ!!貴様はクビだッ!!」



…どうやら、私の知らない所で話が色々進みまくって、彼は人生最高の『逆玉の輿』に乗る予定…だったらしい…。



「オイ!宮元!!このバカをつまみ出せぇ!!!」


「ま、まって!話を聞いてくださ…”バタン!!!”


………いや、本当に悪い事をしたなぁ……。


「水島。」


私を水島、といつの間にか呼び捨てにしている会長の孫娘、城沢 海(しろさわ うみ)は

素早く私の腕に腕を通して、会長の傍へと引きずり出した。

会長は、私の肩をガッシリ掴むと、また吼えた。



「…ありがとおおおおおおおおおおお!ワシの孫を…助けてくれて!ありがとおおおおお!!水島くん!!!」


ヤクザ…いや、会長、そんなに目を見開かれて、迫られると怖い…!

「ひ、ひいいぃ!…い、いえ…何もしてませぇん!むしろ、さっきの彼が全部…!」

私が説明しようとする前に、海お嬢様口を開いた。

「謙遜しないでよ。

 水島はね、身を挺して私を守ってくれたのよ。おじいちゃん。

 あの男はね、警察に通報しただけ。」



「…そ、そうなのかあああ!水島あああああああ!お前と言う人間はああああ!」


「ひいいぃ!…いえ、だから!通報した方が、偉いんですって…全然、私なんて…!」

と何度私が説明しても、会長は孫娘の言葉しか耳に入らないらしく…


号泣する会長にグラグラと、私は揺さぶられ続けた。

まるで、熊の遊具だ…。


結局、私は…『城沢会長の孫娘の命の恩人』という看板を背負う事になったのである。


そして、宮元さんという男性秘書から、今度の私のボーナスには

少々、色が付く事を聞かされ、私は、海お嬢様と会長室を出た。


私とお嬢様は、そのままエレベーターに乗り込んだ。

・・・にしても、一つ心残りがある。

「…あの…お願いがあるんですけど。」

「ん?何?」

「さっきの彼…クビにするの、取り消してもらえません?」

…やっぱり、彼にクビになるほどの罪は無いだろう…逆玉の輿を夢見た代償にしては、重すぎる。

それに、恨まれたりでもしたら、困る…。

お嬢様は、それを聞いて鼻で笑ったが、私を見る目は熱っぽい視線のままだった。

「…水島って…優しいね。

 アイツ…水島の事…警察に最初から現場にいなかった〜みたいな事、言ったんだよ?」

「…別に、それで構わなかったんだけど…」

私は、腕組をしてエレベーターの壁に寄りかかった。

するとお嬢様は、「…そこまで、水島がいうなら、おじいちゃんに言っておいてあげる。」と了承した。


「ねえ水島、そのかわり…」

お嬢様は、そう言いながら、何かをカチリと押した。

その途端、突然エレベーターが停止した。


「…え!?ええ!?」

驚く私をクスクス笑いながら、海が近づく。

「驚いた?この会社のエレベーターね…止められるんだよ、会長の特権でね。」



…どんな特権だーッ!!



「………。」


…出来る限り、女性と2人きりになる状態は避けねばならなかった。


密室であるエレベーターは、私にとって非常に!危険な場所である!

こういう時に限って…2人きりのまま、エレベーターが止まったりしたら、最悪だって…


思ってたのにさーぁ!?


最後の最後でコレですかい!?ちくしょー!!



「ねえ水島…もう一回…あの時みたいに、抱きしめてくれない?」

「……いや…あの…。」



…逃げ場、無し。



私は、改めて自分の呪いの恐ろしさを知った。


半ば強引に、私の胸に飛び込んできた会長の孫娘の肩に、私は力なく両手を添えて

これまた力なく『閉所恐怖症だから、エレベーターを早く動かしてくれ』と頼んだ。



脱力して、事務課に帰った私を待っていたのは、空っぽのオフィスと、机の上の書類の山だった。



しかし、私は、誰もいない事務課のオフィスで、”人がいない喜び”を今日一番の幸せのように感じていた。



現在、8時24分…まだ、仕事は終わらない…。



…よし、今度何かあったら会社辞めよう!!

あ、でもボーナス出るんだっけ…


私は苦痛の中で、ほんの少し先の未来にある、小さな幸せを夢見つつ、パソコンのキーボードを叩き続けた。



ー 水島さんは仕事中 … END ー






あとがき


えー…長くなりましたね…最後まで読んで下さり、ありがとうございました!

今回、特に女性ではなく、ややこしい出来事に巻き込まれた水島さんでした。

3人は、出しすぎた…!

・・・ややこしい話だなあ・・・と作者ながら思ってます(笑)

一気にガーッと書いたので、間違いあればご指摘下さい…


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