視覚障害者へのパソコン操作の応援もしています。


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2008年から、本格的に視覚障害者さんたちに、パソコン操作の指導・支援を始めました。


パソコン教室のサブ講師としてデビュー。 2008年から、私がパソコン操作の指導を受けた会社から、正式にサブ講師の依頼を受けました。
サブとはいえ、初めて受講生さんたちの前に立ち、ドキドキし、たいへん緊張もしました。
今までは、逆の立場で「今日は、どんな事を教えてもらえるのかな?」などと毎回ワクワクしたものでした。
私がそんな風に感じたように、受講生さんたちに、パソコンの楽しさや便利さなどが伝われば…。と考えています。
たまには、1人で教室を受け持たせていただく事も…。 2009年からは、たまに1人で教室もやらせていただくようになりました。
これって、かなりの重圧でしたよ。
しかし、私1人では画面も見えないため、正眼者のボランティアさんなどに助けてもらいつつ、何とか授業を進めています。
私が前に立ってお教えする意味。 それは、同じ立場からのアドバイスができることと、感じています。
やはり正眼の先生には気付かない細かなアドバイスや、操作方法のコツなどをレクチャーできる点かな?
電話やスカイプやメールでもサポート。 教室以外でも、電話やスカイプやメールで、お教えする事も増えてきました。
教室にお越しになった受講生さんたちが、どうしても困った時などにSOSの電話などを掛けてきます。
そんな時は、電話の向こうから聞こえてくる音声ソフトの声を頼りに、「はい、右向き矢印…。 そこでエンター。」などと電話やスカイプを通してお教えしています。
メールでの質問には、メール返信でお答えもしています。
私も分からない事が沢山あります。 その都度、ネットで調べたり、詳しい方に聞いたりして、まずは自分で検証をします。 そして、皆さんにお伝えするようにしています。
一応、トラブルも解決したり、目的の操作ができた時には、喜んでいただけます。
しかし、どうしても解決できない事もあります。
そんな時は、やっぱり目の見える方のサポートが必要となってきますね。
山梨県には、パソコンボランティア制度があって、無料で指導が受けられるんですよ。
パソコンボランティアとしても、活動を開始しました。 2010年3月から、視覚障害者の方のお宅にお邪魔して、マンツーマンでのパソコン指導をするパソコンボランティアも始めました。
私が1人でお邪魔する訳ではなく、正眼者のボランティアさんと同行します。
この正眼者のボランティアさんたちは、昨年のパソコンボランティア養成講座に参加された方々です。
いつも、マウス操作でパソコンをしている方々にとって、音声を頼りにキーボード操作だけでパソコンをするのには不安が大きいみたいです。
そんな不安な気持ちを払拭するため、視覚障害者のパソコン操作のノウハウを覚えていただきたくて同行してもらっています。
また、各個人によって、パソコンの設定や色んなソフトのバージョンが違います。
全員が同じ設定ではないために、音声ソフトのみで操作する事について、私1人だと限界もあります。
設定を変えたい場合やトラブルが起きた場合など、時には、どうしても音声に乗らない時があります。 画面を見なくてはならない状況も出てきます。
だからこそ、正眼者のボランティアさんの力を借りたいんです。
何回か一緒にボランティアに行けば、その内に正眼者のボランティアさん1人でも、どんどんサポートに入れるようになると思います。
私のお役目は、そこで取りあえずはおしまいかな?とも考えています。
分からない事が出てきたら、先輩ボランティアさんや、私を含めた視覚障害の当事者に聞いてもらえば良いですし…。
私も、パソコンを買った当時、パソコンボランティアさんに色々と教えてもらいながら、ここまで来ました。
感謝の意味をこめて、恩返しをしようと活動を続けていこうと思っています。
社会福祉法人 山梨県障害者福祉協会の「パソコンボランティア派遣事業」のページに飛びます。
毎月2回の視覚障害者パソコン教室の講師を受け持たせていただいています。 2010年6月から、地元の社会福祉協議会からのご依頼をいただき、音声ソフトを使った視覚障害者向けパソコン教室の講師をさせていただいています。
月2回の定期的な開催ですが、毎回とてもにぎやかです。
平均4名から5名ほどの視覚障害者の方々が教室にやってきます。
私1人では沢山の皆さんの指導が間に合いませんので、ここでもやはりパソコンボランティアさんの力を借りています。
本当に基礎からお勉強をされる方、そこを卒業しメールの送受信に入られた方、ネットでホームページ閲覧などの勉強もします。
もっと上級な方はエクセルで表計算をされたり、ワードで文書やチラシや挨拶状などを勉強されています。
更には、ファイルやフォルダの管理。ご自分のパソコンのメンテナンスなどもできるようになろうと目標を定めています。
ご覧のように、各個人のペースに合わせ、少しずつスキルアップしていくお手伝いをさせていただいています。
それと、視覚障害者の皆さんに、少しでも多くの情報が入るパソコンの便利さ、怖さなどもお伝えして進んでいっていただければと考えています。
これからも、受講生さんが増え、目が不自由でもパソコン操作ができることを知っていただく良い機会になれば、とてもうれしいですね。

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