【2023年7月5日のお話です。】
長らくご無沙汰しておりました。
こんにちは。
いやはや、2週間ほどご無沙汰しておりました。
書いたかな?、更新したかな?と訪問くださった皆さん、まっことすんませぇん。
まずは言い訳です。
とにかく忙しかったもんでさ。
どんちゃんめ!って怒らないでくださいよ。
さてさて、2日の日曜日には、私たちの視覚障害者協会初の籐細工教室をやりましたよ。
私は昔昔に、自生する藤弦(ふじづる)を使ってかごを編んだことがあります。
自然の素材を利用して作ったので、つる自体が太かったり細かったり長かったり短かったりして、素人の私には難しいなという印象がありました。
でも、今度は籐(とう)なので、ちゃんと長さも太さも一定しているのでその辺は違いますよね。
色もカラフルなものから、シックなものまであり、どんな物を作ろうかワクワクしました。
今回は3時間という短い中で仕上げないといけないので、かごの底になる部分を木の板にして作りました。
講師の先生が、その板に、縦の芯となる太めの籐を刺してボンドで止めてきてくれました。
私たちは、その縦の芯に籐を「前〜後ろ」というふうにグルグル巻きつけていきます。
芯は奇数でなくてはいけません。
なぜなら、グルグルして1周したとき、下の段と同じ前、後ろになってはいけないからです。
ところが、やっている最中に1本飛ばしちゃったりすると、気が付いたときには下の段と同じ方向に籐が出ちゃうわけですね。
それに気づいたら数段ほどいてやり直す。
どんちゃんは、3回もほどき直しました。(トホホ)
んで、台座の木の板は円形と楕円形から選びました。
みんながそれぞれ選び、どんちゃんは会長さんなので最後です。
どっちが来るかな?って楽しみにしていたら、楕円形がきました。
ゴミ箱を作ってみようと思っていたので、よかったですよ。
んで先生に、こんなふうなのが作りたいですって伝えたら、少しずつ広げていくといいって教わりました。
はぁい、不器用どんちゃん。
編んでいって気づいたら、ぬわんと広がり過ぎてしまいました。
先生に、これじゃお皿みたいになっちゃうよ。
アハハ、だよねぇ。
先生がさささっと形を整えてくれました。
あとはあんまり広げず、口に近づくほど絞っていったらいいかな?ってなもんで、提灯の楕円形バージョンみたいな感じなのができました。
色も、ポップなのがいいし、ビタミンカラーでって思ったので、ベースは籐の色で、オレンジと黄色のボーダーを入れてみました。
自分では見えないけど、触ったらまん丸くてめっちゃかわゆいんです。
なんかすっごくうれしいでーす。
かご編、なんかもう1回やりたいなぁ。
そして、その翌日3日の日。
今度は今年度初の福祉講話でした。
毎年お邪魔する中学校で、なんと今年で20回目でした。(苦笑です)
なんでこの日に限ってこんなに暑いんじゃい!って怒りたくなるほど気温が上がってました。
ガーちゃんのことが心配なので、朝一でエアコンのある部屋でやらせていただけるようお願いしたほどでした。
そして本年度1発目も無事に終わり、次は20日の隣の隣の村での講話だなって、でもまた暑いのかぁ!とほとほと嫌気がさしているんですね。
この地域で、ほかに講話をやってくれる視覚障害者のかたがいたら、少しずつ分け合いたいけど、今は誰もやってくれなくて、だから毎年毎年あっちの学校、こっちの学校、あの研修会…というように行かざるを得ない状況が続いています。
ただね、どんちゃんだっていつまでもできる訳じゃないし、若い人たちがどんどん覚えていってくれて、自然にチェンジしていけたらありがたいんですがね。
さて、今日も夕方から打ち合わせです。
今夜は夕食づくり無理なので、ドンパパに買ってきてもらうようお願いしてありますよ。(うっしっしぃ)
私は、お仕度しなくちゃですね。
ああ、そうだ。
明日はエアコンのクリーニングをお願いしてあるんですね。
6年目だし、でもうちのはお掃除機能があるからまだ大丈夫なのかな?とか考えていたんですが、でも思い経ったのでクリーニングを受けることにしました。
少々お金がかかりますが、でもメンテナンスをしておけばこれからの暑さに備えて冷房の効きがいいんじゃないかと思ってやってみます。
また事後のレポート書きますね。
ではでは。
【2023年7月9日のお話です。】
エアコンクリーニング その後
こんにちは。
雨が降ったりやんだり、なんだかとっても湿度が高い日曜日です。
日中は窓を閉め切り、エアコンで過ごしました。
夕方6時ごろベランダに出てみると、湿度は高いものの気温はそれほどでもなさそうだったので、家中の窓を開けました。
たまに外からの風が入ってくると、ちょうどいい感じです。
まあ、これもどんちゃんちが涼しい土地だからですよね。
さてさて、先日のこと。
買ってから6年目にして、初めてエアコンクリーニングを受けました。
お値段は、キャンペーン価格で18810円でした。
少々出費がかさみますが、ちょうどキャンペーンもやってることだし、6年目だしと思って「今だぁ!」という勢いでお願いしたわけなんですね。
お隣の静岡県から業者さんが来てくれました。
えええ、地元に業者さんないのかな?と思ったんですが、タイミングが合わなかったのかな?
それとも、どんちゃんちのはお掃除ロボット機能のやつだから、やってくれる業者さん限られるようで、だから遠くから来てくれたのかもしれないですよね。
いらしてから準備を始め、だいたい2時間半くらいかけて掃除してくれた感じ。
近くで見ていたら、たくさんの部品も外し、お風呂にフィルターとか部品とかを運んで、水を使って洗ってました。
壁に掛けたままの機会は、専用の道具で「ブーブー」みたいな音がするやつで洗ってました。
んで、そのブーブー音がする道具は、水なのか洗浄液なのかが入ったタンクみたいなのが付いていて、ドンパパが確認したんですが、その液体が真っ黒になっていたそうです。
業者さんに、どれくらいのスパンでクリーニングするのが理想ですか?と尋ねてみたら…。
それは、設置されている環境や使用頻度で変わるとのこと。
だよね、それは当たり前ですよね、台所とかにあれば油汚れとかも付くだろうしね。
んで、我が家のはどうかって聞いたら、やはり内部にはカビとか出ているって言ってました。
一応、お掃除機能が付いているから、なんにも付いていないのに比べたらいいみたいですが、やっぱり6年目のものはそれなりに汚れていたわけなんですね。
ただ、今のところはにおいとかはまだ何にもしてませんでしたがね。
業者さんいわく、使っていて、あのくさぁいにおいがしてきて慌ててクリーニングをお願いする人が多いみたいですよ。
で、やってみてその後ですが、まず気付いたのは、風邪が噴き出してくるときの音が大きく感じます。
風の強さも強くなり、冷え方もよくなったような感じがします。
これから暑さの本番になってきますが、いいタイミングでお掃除できたかな?と考えています。
けちけちしてお金を掛けないということばかり考えていないで、掛けるところには掛けるっていうふうに考えて生活しないといけませんね。(苦笑)
まあ、今回出費した分は、このあと少し節約とか頑張って取り戻しましょう。
ではでは。
【2023年7月17日のお話です。】
UDCast初体験
こんにちは。
まぁぁぁ暑いですねぇ。
家の中から出るなんて、とんでもないくらい嫌です。
標高800メートル以上の高原のような場所なのに、昨日は34度、今日は32度以上ですって。
南向きのベランダに日が当たり40度近くまで上昇し、ものすごい気温になります。
だから昨日も今日も遮光カーテンは全く開けずに、一日中家の中は薄暗い状態です。
そしてエアコンもつけっぱなしじゃないと、ガーちゃんの健康が保てません。
夏だから暑いのは当たり前。
無理せず乗り切りましょうね。
さてさて、昨日の16日(日曜日)に、バリアフリー映画上映会があり、どんちゃん会長も地元で実施することなので参加協力してきました。
これは山梨県内の福祉法人が主催したもので、けいこ耳をすませて!という聴覚障害者の女性がボクシングに打ち込むという内容の映画でした。
映画の中でも手話がたくさん飛び交いますが、視覚障害者は音声ガイド、聴覚障害者や健常者は字幕を見ながら、また、聴覚の皆さんはUDトークというアプリで、しゃべった内容が文字としてスマホの画面に表示されるアプリを使って映画を楽しむ。
こんな感じで、一つの映画をいろんな環境、状況の人が一緒に楽しめるというものです。
準備としては、私たち視覚障害者はスマホにUD Cast というアプリをインストールします。
そして、そのアプリの中で、音声ガイドされている映画の一覧が見られます。
その一覧の中から、見たい映画の音声ガイドのデータをダウンロードしておきます。
その後、パソコンとスマホを使い携帯の端末やイヤホンがUDCastに対応しているかどうかのテストを行います。
そして映画館や、今回のような上映会などに行きます。
マナーモードにすることも忘れてはいけませんよね。
現地では、まずはUDCastを起動します。
どういう理由か分からないんですが、スマホを機内モードにしてくださいというアナウンスが流れます。
そして、あらかじめダウンロードしておいたデータを動かします。
そうすると、ピアノのBGMとともに、アナウンスが始まります。
映画が始まると自動で音声ガイドも始まります。
そして、あとは映画を楽しむのみ。
私が昨日初めて体験した感じですが、映画の音が大きいのでイヤホンのボリュームも上げないと聞き取りにくい箇所もありました。
それでも、こうやって音声ガイドさえ付いているのであれば、皆さんと同じように映画も楽しめるし、良い経験になりました。
このUDCastのほかにも、ハロームービーというアプリも有名です。
ただねぇ、どんちゃんちは田舎の街なので映画館がないんざんすよ。
なので、残念ながら映画をちょこっと見に行くっていう環境にはないんだよね。
レンタルDVDとか、テレビのロードショーとかそういうのでも使えるらしいし、映画館に行かなくてもそれはそれで楽しみの幅は広がるかもね。
ではでは。
【2023年7月20日のお話です。】
夏休み前 最後の講話と、今話題のビッグモーターに不安が…
こんばんは。
今日はこれまでの猛暑から解放され、風邪が割と涼しかったり、ときどきザーッと雨が降ったりして、今は夜の9時前ですが20度前後の気温だそうです。
午前中、夏休み前の最後の福祉講話をしてきました。
これであとは秋以降に集中するので、しばらく講話はお休みになるのかな?(希望的観測)
暑さを覚悟していましたが、そもそも涼しい山中湖の小学校だったことと、今日の天気は今一ということも相まって、それほど暑さを感じることはありませんでした。
ただ、お話しする演台の両サイドに扇風機を置いてくださり、私もガーちゃんもとても助かりました。
今日は90名ほどのお子さんたちがお話を聞いてくれ、態度もちゃんとしていて素晴らしかったですね。
最後に質問を受けたんですが、私も回答に困った質問が一つ。
内容は、目の見えない外国の人が困っていた場合、言葉も通じなかったときどうやってお手伝いしたらいいですか?っていうもの。
さぁて、言葉が通じないということは、それは小学生には対処する方法は何かあるかな?
私も真剣に考えてみましたが、どうにもうまい答えが出てきません。
一応、近くにいる大人のところに連れていくっていうのはどうかな?と子どもたちに聞いてみました。
結局、ちゃんとした答えが出せず、みんなで一緒に考えてみてね!ということでお話してきました。
富士五湖の一つ山中湖に住む子供だからこその質問ですよね。
観光に来られる外国のかたが多いですもんね。
んでもって、ビッグモーターの話。
我が家の車も1年9か月ほど前にビッグモーターで買ったんです。
報道でいろいろと言われていますが、我が家の車にも納車された後に気づいたんですが、サンドペーパーで付けたようなひっかき傷があったんです。
最初にその車を見に行った時には、その傷に気づかなかったのか、はたまた傷はついていなかったのか?
今となっては不明ですし、調べようがありません。
ただ、納車されてすぐにその傷に気づいたので、ビッグモーターに相談はしました。
でも、もともと付いていた傷ですという回答。
それを直すには修理するしかないって言われました。
その他としては、ペン型の塗料で傷の上から塗って隠す…みたいな感じで言われたんですね。
仕方がないので、ペン型の塗料で塗って、その上から実費でガラスコーティングをしました。
これも、ビッグモーターでやったらどうか?と勧められましたが、とてもじゃない高額だったので、地元のお知り合いのかたにお願いして、もっともっとお安くやっていただいたんです。
ほんと、今更どうやってもその答えは出ませんが、こんなニュースを見ると、うちの車ももしかしたら…という疑念が湧いてきて仕方がありません。
中古車と言えども、我が家の車は人気車種だったので、決して安い買い物ではなかったんですよね。
買ったお店も不正行為をしていたリストに入っているようなので、かなり不信感が募っています。
ではでは。
【2023年7月30日のお話です。】
突然のお別れと、今年度2回目の研修会
こんばんは。
暑い日が続いていますね。
皆さんお元気でお過ごしでしょうか?
私は毎日エアコンのお世話になりっぱなしですが、体は元気です。
少し精神的につらい日を送っていますよ。
一昨日、親しいかたが突然お亡くなりになったと聞き、かなり心が落ち込み気味です。
すごく私を理解してくれていたし、支えてくれていたし、いろんなお手伝いもいっぱいしていただきました。
1カ月ほど前にも一緒に活動して、家までの送迎もしていただき、今度おいしいレストランがあるから一緒にご飯に行こうって話していたんです。
突然の訃報に体が震え頭がボヤーっと真っ白になったくらいショックでした。
もう、どうしたらいいか分からなくなり、判断能力は0になりました。
親でもないし、親戚の方でもないけど、それ以上に一緒に行動することが多かったかたです。
70代の半ばでしたが、年齢とは違いすごくお元気でしゃきしゃきしている。
それに違うものは違うとしっかり言葉で伝えてくれるので、私が間違ったことなどすれば引き戻してくれるようなかたでした。
あああ、つらいです。
昨日、ご自宅に伺い、最後のお別れをしてきましたが、いっぱいお礼を伝えてきました。
そして、昨日は視覚障害者協会の研修もあったので、朝起きたときクヨクヨしている自分に、思いっきり活を入れて気持ちを切り替えて会長さんとしてしっかりやってきました。
やるべきことしっかりやらにゃ、そのかたに笑われちゃいますよね。
んで、研修の内容は「起震車に乗り、震度を体感する」というものです。
私たちって、目から入る情報がないので、揺れのすごさとかを感じるには体感するしかないじゃないですか。
だから、起震車に乗せてもらったんです。
私は以前に1回乗ったことがあります。
そのときは、テーブルも椅子も固定されていて、座ったままでテーブルに付いている手すりにつかまって、椅子に座りながら揺れを体験するものでした。
今回のは、椅子は固定されておらず、テーブルだけが固定されている者でした。
そして、今回はまず椅子に座り、緊急地震速報が流れたらテーブルの下にもぐり足につかまるという説明を受けました。
震度7を2回体験するんですが、まず初めに私はテーブルの1本の足に両手でつかまり星座をする形で隠れました。
そして揺れが始まると、体があっちにこっちに揺さぶられ、床についていたひざがすれて痛くなりました。
たぶん、ストッキングとかですと破れますね。
そして、これじゃ駄目だと思って、2度目の揺れのときには2本の足に片手ずつでつかまりました。
そしたら、最初のときよりは少し足の痛みはましでしたが、震度7だと、まず人は動くことも何もできないと思います。
ものすごい揺れです。
あれではガスがついていても消しに行くことはできないでしょうし、緊急地震速報が鳴ったらまず火の始末と、体を守る行動をしないとどうにもならないことを実感しました。
そんな体験をしてきた夜、29日、19時34分に関東で地震がありました。
私、ムズムズと床が揺れたので、大きくなりませんようにと本当に願いましたよ。
やはり視覚障害者だけではなく、一般の皆さんも1度起震車に乗ってみることをお勧めします。
ではでは。
|