貴重で大切なエンジンだからさ

F6Bエンジンは大変に貴重。生産数からしても少ない。最近は、純正部品も廃番が多くなり、該当オーナーさんが車を維持することが困難になりつつあります。

こうなることはこのF6Bカプチーノを製作する段階で織り込み済みです。EXガスが廃番になったのは痛い。ここはメーカーがオーナーさんを切り捨てている点。困ったものだ。F6Aのガスケットも廃番になったものがあるからこの会社はやはり使えない。最近はどこのメーカーも、古いクルマはもう捨てて新しいのを買え。という構造に切り替えているから、ボケと言われる。せめて、主要ガスケットは残せ。と言わせてもらう。フザケてんのかね?自動車メーカーっていうのは。

車売れればそれでいい。アフターは販売店に任せりゃいい。という考え方だから。良いクルマはなかなか出てこない。

ああ、ツマンネ。

ここで、愚痴っても仕方ないとは思う。頑張って、努力してこの貴重な、貴重なエンジンがカプチーノに搭載されていたらプレミアム度も格段に上がるでしょう。

今となっては古いエンジンです。しかし・・・。気難しい話は別にして、最近のエンジンは燃費、燃費と方向性が異なり、高耐久というよりも、昔の技術を土台にした仕様で環境性能のみ優先させて、耐久性を一部削って、有効なデータを用いてゼロから作り出すという手法はほぼ捨てられていると言ってよい。

工業生産物を作り出すための環境根本からズレているとしか思えない。

いくら時代が進んで、技術力が上がった状況であっても、やはり基本は変わらないもの。最近は海外部品が用いられていることから、どうしても細かな部品類がNG状態。

そこをAssy交換、クレーム対応するというのが手法になってしまっている。

無駄なことばかりしている。その点、90年代の車達は故障率も少ないし、制御している電子部品も日本製が多く、中華その他、低性能な部品しか作り出せない現在とは違う。

極端な例が、初期型K6A。このクソでボロなエンジンは、耐久性が低く、ガスケットが抜けやすかった。日立タービンも使い物にならず、やっぱり、日立なんだな。と思わせる作り。舟ではね・・・。

その点F6系は材料も良いものを用いて、とにかく壊れにくいものだったから。K6とF6では根本から違う。

基体となるブロックもアルミではなく鋳鉄だ。

放熱性他、細かい部分を考えたらきりがないほど差がでてくる。

重量が増加してしまっても、デメリットは何一つ生まれない。だからF6AではなくF6Bを選んだわけです。

最初に搭載されていたノーマルエンジン、F6Bは絶対的耐久性も違い過ぎるくらい。上。です。

そして、3発と違う音が出る。この気持ちよさは何時までも変わらない。

 どうして一度だけ皆さんの前に出したか?

 1999年にホームページを立ち上げ10万アクセス(旧HP+7000)達成して、F6Bカプチーノ本体もそれなり有名になった。あるときにはクルマ自体の存在がバレ、ゆえに声をかけられない男の子、女の子、おばちゃん、おっさんたちがたくさんいて、少しばかり楽しくない世界を体験したり。俺は、人様、他人様に褒めて欲しくて作業したわけではありません。あしからず。例えば、探りを入れてくる人間少なからずいる。

それは、自分の所有車よりも俺のクルマの価値観が高いと分かった途端、受け入れることができずに悲観的になるヤツ

実に情けない男だなと思えたこと。俺は独りで十分。誰にも媚は売らん。仲間意識も不要。

無理に人に合わせて、自分の居場所を作ろうとしても一時の言い逃れに過ぎない。

もうそんなもんは、とうの昔の過去に全て捨ててきた。人間は生まれる時、死ぬときも独りなのだから。

友との付き合いは大切。しかし無理に合わせることは俺はしない。バカらしくてね。

ひとつのことを作り上げていく楽しさは、自分自身でストーリーを作っていかねばただのクソ車しか生まれない。

例えば浜松のOpen Cafeでの「票風飛び事件」は、いかにこの会がしょぼいかを物語っている。カプチーノファン、参加者を大切にしているとは到底思えなかった。これが原因で私は顔を出さなくなった。元から気に入らないのよ。「あの会のメンバーたちは」(金集めの会ですから、あそこは)

風で票がぶっとんだところ、「全部集めなくても、中身は同じだから」なんてわざわざ人に聞こえるように発言していた実行委員。こっちは遊び精神で作業したわけでもないし、ある意味真剣だったのですがね。

イベントで1位になるために登場させたのではない。それにエントリーしたわけでもない。

何故、一度だけ登場させたか

それは、作業する過程で最低限度の材料と工具でどれだけのパフォーマンスを出来るか、可能なのかを実証したかったからです。

それともう一つ

ハッキリ言えば、経験して十二分に理解しましたが、あの会はカプチーノの存在を馬鹿にしているとしか言えない。車を山車に使ったうわべだけの会。としか思っておりません。(文句があるなら言ってきな)→全部スルーだけどな。

カプチーノの集まり発言の会でも、人様のプライバシーなんて無視していた団体だし。ちょいと都合が悪くなると会員内で情報共有して、「俺は悪くない」とまで言う始末だし。メンド臭けりゃ誰かに相談して、逃げちまえ。的な考え。

こいつらをみて情けねェ〜な。と私は思っておりました。

また、私に対して対抗心むき出しのアホもおりましたが私はあくまで普通に偉ぶることもなくスルー。数十年で10万アクセスでは遅いくらいでしょう。

別にいいんじゃないのかなと。人それぞれ車に対する価値観なんて違いがあるのだから。外見だけ綺麗にして、エンジンも車高も非合法レベルでも、俺の勝手な美意識だから許されるという程度では、車自体が成立しないのだよ。

それゆえに人に意見押しつけて何が面白んだか。というのが俺の答えです。

能ある鷹は爪を隠すと言いますよね?それを私は実践しているということです。

爆音、ぺったんこ、排ガス規制値外、非申請違法車両、そんなものばかりだ。

俺は最低条件以上は守るようにしてる。そうしないと大切なものを失いかねない。

どこぞかの集まりに行って、遠巻きに見ていたが、やはり合法なのは少ない。何のための改造申請許可手続なんだろうか。と思えるものばかり

そして、自分勝手な主張ばかりで、その主張を人様に押し付けようとする。「これが正しい」とね

その手の人間に一言言ってやろうかと思って、遠巻きに見ているのだが

簡単な話、俺はその手の人間と同じ時間と空間を共有したくないわけよ。

「気持ち悪くなるだけ」

だから、どこの会にも属さず、独りを貫いているだけ。

自分勝手なヤツが多いし、影じゃ、ブツブツ文句言ってる奴しかいねぇ〜し。

カッコ悪いんだわ。

 エンジンだけに限らず

F6Bエンジンは古い。しかし私にとっては高性能エンジンの一つ。今もその性能は古さを感じさせない。F6A、K6Aよりも高耐久。

弾数も少なく、なかなか見つからないエンジン。純正部品も廃番ばかりが増え続けている。維持するのも大変かも。

地球世界に一台だけ、自分だけのオンリーワンを作りたくてF6Bエンジンを載せて世の中を走ってみたいと思ったから。

そして、自分自身の研究心を実現させてみたいと思った。それも合法でね。

F6B+カプチーノ、当時は何事においても素人だった私がどの程度まで太刀打ちできるのか試す絶好の機会だったのです。

公認をとるにも勉強しないと無理な世界。その世界に入り込んでみて自分自身の能力を試したかった。

理由は様々ありますが、やはり日本国が認めた優位性を主張するには一番の方法だろうと考えたのです。

今では公認も簡単とは言いますが、昔も今も簡単とはいえません。個人で簡単に取得できるのやはり簡単な機構変更程度のお子様レベルのものだけです。エンジン搭載となると難しいでしょうね。

そこをしっかりと時と場所を最適な状態に自分自身を持っていくようにしないと難しい。

現在のお若い(私も似たような歳ですが)方々は機械を甘くみてはいませんかね?

F6Bエンジンを載せた理由は、クソな整備士、無能な整備士に対抗するために作ったのです。

今の整備士は逃げることばかり考えて、不都合なことは言い訳で済まそうとする。トヨタカローラDは特にね。

自分自身のために作りましたが、その裏側にはメカを分かっていない。自分自身の能力の低さを認められないことを客のせいにしていることが横行しているから。

そして、世の中の変化で車世界がどんどんあらぬ方向へ進む。私が現在2輪車のFZR250Rを修復している理由もそれにあたります。

「楽しさ」がデジタル化していて面白くもないのです。だからF6Bカプチーノを今も維持しつつ、実験台にも載せず極自然に走らせている。ということなのです。たった一言です。「今の車、バイクは全然楽しくない」ということです。

僕は一台の車を作ることに古い、新しいは関係なく整備、修理することを楽しんでいます。

もっとリアルな世界へ突き進めば、何故私がこのカプチーノ一台に拘っているか、分かるはずです。

F6Bカプチーノの仮完成までの奇跡をご覧ください。

    
「Gakken 学習研究社 軽自動車専門誌
        K-CARスペシャル2007年3月号Vol169 ページ68」
                   2008年9月号Vol187号46ページ以降をご覧ください

 私が作ったF6Bカプチーノが特集されています。
 
 現在は入手不能レベルでしょうが、気になる人はどうぞ。(Youtube等の動画サイトには一切、アップロードしておりません)(理由は嫌だからさ)

  お手本となったイエローバードカプチーノ
 

F6Bエンジン搭載でいろいろなデーターが必要だろうと、4気筒エンジン搭載のイエローバードカプチーノを参考にいろいろと考えてみました。(当時神奈川にそのマシンがありました→今は存じません)

F6Bカプチーノを製作する前段階の当時、この車両が何処にあるのかも分からず手持ちの雑誌や写真だけを参考にいろいろ検討してみました。

イエローバードを見てみると、大幅改造修正が必要となる主要パーツは自分の所では製作不能に近いと判断していました。

特にインテークマニホールドは無理だと確信。しかし何か方法はあるはずだと諦めずに考え続けました。

イエローバードを見てすぐ感じれるのが無駄な部分を全てそぎ落として「誰よりも速く走る」「特別な記録を樹立する」ことだけに集約された専用のマシンということです。(配管類はお世辞にも良いものとは思えませんでしたが→特に水周りのパイプ溶接は酷い状況でしたが)

町乗りは「設定」されていません。

僕が製作しようとしているF6Bカプチーノはサーキットも普通に走行できて、そしてストリートを何の不具合もなく走り続けることができる仕様だということです。

毎度適宜、「アレ?」と気が付いたときに修復、そして改良も施しております。

イエローバードのように最高速だけを目指した究極の世界とは異なります。しかしとても参考になりました。

当時はイエローバードを一般公開していなかったので写真から推測することしか出来なかったのですが、想像力と妄想はとても大切だと思います。

結果的にイエローバードカプチーノは僕が予想した方法で加工修正されF6Bが搭載されていたのですから。
つまり行き着く方向性は同じだったわけです。

私のF6Bカプチーノは現時点で実測値225±4km/hが最高値ですが、これ以上出ることは確かではありました。加速体制のままさらに回転が上がっていこうとする。しかしこれ以上の領域は身の安全が保証できそうにないためアクセルを緩めた。外観もノーマル形状でしたし。これ以上車体が浮くのは危険と判断したためです。(当時の録画分を動画にアップしたいとは思いましたがスピードについては警察もうるさいですのでご勘弁ください)

200Km/hを超えるとめっちゃ、危険ですわ。

とにかく車体が浮いてくる。

その時も思いましたが、2気筒、3気筒では絶対的に無理な領域であり、4気筒だから実現できたことと思っております。今も私にとってF6Bは魅力的で魔力的、大変楽しいエンジンなのです。

F6Bエンジンサウンドはこちら

どんなに短い距離であっても機械から発する情報を感じとりながら走る。その癖をつけていかなければ機械弄りも走りも上手くならないでしょう。

だから、私はあらゆるものについて修練、修行する。何かを感じとること、それは走りと機械の職人になるには絶対必要なものなのである。

長々と書きましたが、気難しい、それでいて妙な飾りごとも一切不要と考えています。

F6Bカプチーノに興味のある人だけにみてもらえれば僕はそれだけで十分満足。

何にでも言えること。

私が大切にしている言葉

それは

恩師の言葉「何事にもコツコツと積み重ねる」それが重要です。

古臭いテキスト形式のHPを貫くのは

大学時代の恩師が「良い文章とは、論説や内容の良し悪しではなく、相手に何を伝えたいかで決まるもの」その言葉があるから、私は適当なことを述べないのです。

綺麗な、花のあるページにしないのはそういう理由です。

日本語文字表現は基本、日本人共通の言語ですから、いろいろな対象物を用いて表現していく。相手にイメージさせることが大切ということに気が付きます。

結論は私が馬鹿正直に恩師に言われたその言葉を今も貫いているということに他ならないということです。

機械的な話ですが、最高速アタックをしたい人に忠告いたします。基本200Km/hなんて余裕です。なんて話を聞きますが本当にその速度で走ったのでしょうか?一瞬でも出ましたでも良い?のでしょうか。

実際、ホイールベアリングおよびドライブシャフトの基本性能と安全率からして200Km/h超えは疑問視しておりますので当然ながら優秀な整備能力をお持ちの方々なのかなと思うところがあります。

無知なんでしょうね。その方々は。

トランスミッションの関係性もまったく考えずに「嘘八百馬力」を「思い込み最高速スピード」として掲載している人が実に多いことに、大いに笑がでてしまいます。

競技、レースでもタービン、エンジンも相当チューニングしないと200km/hって難しいと思います。競技ベースで思う範囲ですがベアリング自体も強化しないと、後々不具合が出ないとも限りません。純正ベアリンググリースでは完全に役不足です。

昔の富士のストレートだとしたら可能かもしれませんが、カプチーノの場合、技術面で指摘した場合5速ファイナルとデフを弄らないと無理なんじゃないかと思います。

この話は3発エンジン限定で話していますが、これが4発F6Bエンジンであれば、レブリミット9,300rpmも使わずに出てしまいます。少し理解できる人の場合1万超えも簡単です。

私のF6BカプチーノはIHIのタービン自体も純正値よりも違っていますし、コンピュータも自分で多少書き換えて適正化しております。当然ベアリングなどの駆動系もスペシャルにしてあります。そうしたことも「セッティング」ということばで置き換えています。

エンジンオイルに限らず、ほとんどの油脂類は既製品は使っていません。ほぼ特別、いわゆるスペシャルです。(製品の性質上入手可能な人は限りなく少ないと思います)

だから今もF6Bカプチーノの実走行を可能にしているのだと思います。

私は、あくまでプロの技術屋として生きている以上、嘘偽りなしで述べさせていただきますが

どんなにあなたのお車が速かろうが、よく止まろうがそんなものは私にとって知ったこっちゃありません。
この手の人についてご指摘させていただきますが、今の私にとってレベルの低い話はまったくもって不要です。

ストリートを自然に走れる仕様であれば私は十二分に満足です。誰が速い、遅いは関係ない。そう思っております。

いまもってこの地球上では何にでも超優秀な完璧クルマなんて存在しませんからね。

どこかしら細かい抜け落ち、不満はあるものです。

私のクルマに対する理想像とは

FR(フロントエンジンリアドライブ)構造であり、エンジンも縦置き限定、シャーシが軽くエンジンも扱いやすい、そしてトルクフルで燃費の良いエンジンという条件が揃っていれば別にカプチーノでなくても構いません。

もしもその条件、理想像が揃っていなければ今あるF6Bカプチーノをその理想に向けて自らの手で改良していくだけです。

今は、そんな感じであります。

現在は、当時作り上げた時のエンジンパワーの、そのままですが極力車体をいたわりたいためかなり仕様を変更してストリート方向へ変更してあります。またコンピューター等の設定も軽く絞ってあります。濃すぎはNOです。また車高もノーマルに近い状態に戻してあります。普段使いの車高はノーマルより少し低めで十分。別にサーキットを攻めるわけではありませんし、コンペティションカーとして成立させる必要性も全くありません。今となっては車高調も不要とも思える。カプチーノを愛する人はきっと「速きゃいい」という人は少ないはずです。私は使い捨てには断固反対します。

国内を走るカプチーノ自体が少なくなってきました。

街中ではたまに見かけるくらいです。未だコペン、S660、ビートユーザーさんは対抗意識メラメラなのは分かりますが。

これも私は全くもってスルーしております。3発には一切関心なんてありません。

カプチーノオーナーさんは、これからも安全マージンを活用してさらに安全範囲を広げていく方法、この方角に仕上げていくことでノーマルの良さがさらに光ってくるはずです。

長生きさせてあげるのもオーナーさんの務めではないでしょうか?

自分の命ある限り、存続させるのもオーナーの務め。そう思ってF6Bカプチーノを整備、修理をしております。

Wikiを読んでみるとそれはそれはたくさんのエンジンがカプチーノに搭載されている。とてもうれしいことではあります。しかし相性が良いのはロータリーでもK10でも隼のエンジンでもありません。パワーとの兼ね合いやらいろいろ制約があることを考えるとやはりF6Bが一番良いと思います。F6A、K6Aで満足できない人にはF6B化は絶対にお勧めできます。

適度なパワーとトルクがカプチーノ専用MTとの相性を引き出してくれるところがありますのでね。

いや、あまり数が増えてくると面白くなくなってしまうため、お勧めすることはしません。

文中にも記載している通りですが、水回りやアルミ成型素材が常に反比例していますので少しの改造ではこのF6BDOHC16Vターボエンジンは搭載不可能なのです。F6AやK6Aでは絶対に到達できないこと、それは振動によるトランスミッションへの負担をかなり抑えられる。つまりは

トランスミッションを労われる効能がかなり大きい。そうした面もF6Bは優れているのです。

1発増えるだけで違うんですよ。

これ以上はこの章では載せません。楽しみが減るから。

話は足回りことに変わりますが、今までF6Bカプチーノを作り上げてきて、思ったことがついに実現することが出来そうだ。

それは何か?カプチーノにローダウンスプリングを組むとどうしても車高が下がりすぎる。車高調で一気に解決は不可能。どうしても車高とスプリング、アブソーバースペックとは反比例している。

私は、ノーマルの車高でも良いと思って今まで整備してきましたが、どうしてもローダウン系のスプリングはぺったんこでおもしろくもない。車体にダメージを蓄積させるだけの糞スプリングと思っておりました。

しかしあるところの製品(これもあまり好きではないが)で私が求める仕様の方向、方角にいけそうな物をルートに流してもらうことができました。

段差で、車体に「ドン」という懐疑音はもう聞きたくないのです。近日中にコレを組んでみて、印象が変わるかどうかテストしてみる。

一番気にかかっているのは、やはり足回りが貧弱でローダウンが当たり前という社会になったことが、カプチーノ本来の性能を引き出せない。これを少しでも解消できるものが登場したことで、今まで気にしていた道の段差を走行する必要性から少しだけ解放される。それだけでも末永く乗ることを前提とされたクルマ設定だから。やってみる価値は十二分にある。

足回りのセットを決めて走るというのは、やはり乗り手の思い、繊細さが必要。がっちりサスのローダウン仕様は俺は嫌い。乗っていても面白くもないから。

どうぞ、F6Bエンジンが搭載されていく姿をイメージしつつご拝読いただければ光栄です。

では、続きをご覧ください。もっと良いことを書けばいいんでしょうが、どうしても今の車世界は楽しく見えない。バイク世界も面白い感じには見えない。古い、というか以前の品物の方が温かみがあって、人間臭くて、所有感も大きい。

昔と比べて所有すること、ゼロから作り上げていく楽しさに対して現代のクルマ、バイクは違和感が大きすぎるから、こんな感じの文章になってしまう。

悩みますわ・・・。そのうち、また文体をオリジナルに戻そうかと考えております。文頭でこうした言い回しですと「すでに飽きた感がでているのではないか?」と疑う人もいるでしょうが、製作者たる私は、クルマやバイクに触ることについて何にも飽きておりません。むしろもっとメカに強い人間になりたいと思っています。

当然ながら、その努力は今も続けています。そうしないと目に見えないもの、見えるもの、大切なものを失うことになりかねない。

最近は、作ることもそうですが、作った後のことを考えて行動しています。

維持することのむずかしさ。これを追究していかないといけない。製作するのも大変、条件付きの環境でとなると、その後の維持も難しくなる。だからこれからもコツコツと維持して、普通に走れるように対応していくだけです。

さて、面倒な話は後ほど、一台のクルマを作る楽しみをどうぞご覧ください。

作り上げていくこと、それは必ず自分の価値観を高めることが出来るということです。

  エンジン載せたら、はい終わり=ではない。

エンジン搭載が仮完了したとしても、そのままで終わりにするつもりはありません。

各種ページを見て、参考にして自分だけの特別な世界を作るためのマニュアル、取説として考えてもらった方が良いと思っているから、いまだに当時記載した内容をそのままにしてあるわけだ。

文章がきつかろうが、気に障ろうが、俺には知ったこっちゃないよ。

今も元気に走り続けているF6Bカプチーノ。

もちろん俺様の整備能力は以前よりパワーアップしているから維持できているわけで、今の環境はありとあらゆる勉強が続いているに過ぎない。努力しないと実現しないことばかり。

それが異種エンジン交換作業だし、それ以外の整備、修理、改修も上乗せされている。

最近は外装艤装も少しだけ追加してこれがF6Bカプチーノなのだろうか?と分からないようにしています。

こんな話をしているとバス製造会社に出入りしていた頃を思い出す。艤装なんて言葉は普通自動車、軽自動車メーカーでは内部でもあまり使わない。

昨今の国内事情を見据えても、ツマンナイ話ばかりで以前よりましてヘタレが数多く存在する世の中になった。

そんな中でもF6BカプチーノやFZR250Rで街中を自由に走り回って超高回転型の音を弾むような高音を奏でながら自分一人だけの世界、優越感をもってステアリングをにぎっております。

F6BカプチーノはダイハツJBコペン4発と同じ路線ではありますが、それでも音質は全く違います。俺様にとってF6Bエンジンはいまだに色褪せることなくとっても魅力ある機械構成群である。

これからもこいつらが元気に走れるように維持して、時に難しい整備修理に出くわしても悩んで解決する。

それが持ち主の責任だからさ。

F6Bカプチーノは誰にも売らず、機械を裏切ることはしない。

今思えば、F6Bカプチーノ自体が相当なレベルで希少価値が高いし。そういう世の中になったと理解している。

俺がその世界、世の中を作ったわけでもないから、皆さまたちの視線を感じる限り

欲しい一台なのだろう。

でもこの優越感は誰にも譲ることはない。

それゆえ、その優越感を味わいたければ、自分で頑張ってF6Bカプチーノ2号機を作ればよいだけです。

しかし良質なF6Bエンジンは現存率も低いし、個体そのものも手に入ることはない。

作った者の責任は果たす。

俺が生きている限り。

自身の心と体が続く限り守ってやるさ。
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許可とれや。ボケカス。