エンジンに命を吹き込む

上の写真は、MR2オーナーさんの希望があるとのことでサービスです。

徹底的に調律して仕上げてあります。写真をみて判断できますでしょうか。

結果的に3S-GTE改になってしまいましたが。

ノーマルスペックではありません。

ノーマル以下でもありません。

足元の鍋は追加オプションです。

ハイパワーなだけじゃ、意味の無いチューンですので

お宅のエンジンを僕から見たら反対にこの程度ですか?と自信をもって答えますが

エンジンの音とマフラーエンドから奏でる音から「ひょっとしてコレはチューニングエンジン?」と分かるものです。

プロチューナーが初めてみて分かる領域なのかもしれません。

僕は爆音大嫌いです。「心地よく繋がる音」が大変重要。

クルマはエンジンだけが全てではありません。

あくまでクルマ全体を仕上げていかなければ完全復活とはいえないのです。

仕事の合間に少しずつ切削、調整、細かな範囲まで組み上げしております。完成領域に達するのにはかなりの時間はかかります

だけど、そんな労力と引き換えに

走り出したときに絶対的な安心と幅広な安全マージンをもって余裕綽々の走りを実現できればそれでよいわけです。

簡単に壊れては、プロの意地として何のために作ってきたか分らない。

何についても臆病なくらいがいいのです。

プロ以上の仕事はできたと思います。(4ヶ月も時間をかけたエンジンですし)

時間がかかった理由は、たったひとつのエンジンに精神集中したいこと

特にヤマハブランドのエンジンだからです。

時に、作業時間が30分しかとれないこともありましたが

ヤマハの考える技術、技能とは何かを拝見させてもらいました。

僕自身、大変な興味をもって、チューニングさせてもらいました。

僕としては時間のある時、深夜作業の連続でエンジン調律作業だけで4ヶ月

体力、精神力は極限状態にありました。

ぼろぼろの3Sエンジンを何故修復して、さらにエンジンチューンまで行うか?

何故、ここまでするか。それは乗り手の考えている指向、嗜好に応えたいからです。

こうした考えがプロと素人の差。ただ調律して組み上げるだけではただの整備屋クラス。

機械特性を理解した上で作業し完璧を求めるのがプロ。

個人訴訟対応、仕事、3Sエンジンの調律、エンジンが終わったらフルレストア作業開始、そして継続

感想を述べるならば「かなりきつかった」です。

実際、第三者に見せられない写真、作業記録も多々ありますが、今回はオーナーの意向もありまして

データに直結しない部分であればOKということで掲載しました。

写真にある裏側をよ〜く見ないと、僕が意図するものは見えないでしょう。

しかし、何かをイメージしてもらえればきっと整備修理に役立つでしょう。

ノーマル+αのパワーとトルクで十二分に楽しめるクルマになります。

僕は、エンジンから発する強力なパワーよりも、安心安全を確保し最大出力を求めた上でのチューニング作業を行います。

末永く乗りたいのか?それとも激速短命エンジンを作り上げるか

所有者の意見に合わせて作る、作り上げるのが僕の役目です。

それに応えられなきゃ、ボケ整備士「クソ三菱」、単なる素人

これでは、困る。信用ならない。

3SとSRを比べるが人いますが、SRは基本ゴミエンジンと考えます。作り手が酷すぎるんです。RBは別格。

だからチューナーが加工と調整を繰り返すことで優秀なエンジンに進化させることができる。

そういうものです。元がCAですからね・・・。

ま、SRも良いエンジンですが短命エンジンの一台です。

耐久性は僕が基準とする考えから圧倒的に低い

3Sにはかなわない。

さすがヤマハ。SRヘッドカバー化粧の綺麗さに騙されてはいけない。(単に音だけです)

3Sはそれそれは無機質な育ちです。そこがまたヤマハエンジンの良さをひき立てる。

中身で勝負

その証拠にGTで日産エンジンはRB、VQ系が最高値で例えばSRはレベル外、カテ違い。(要確認)

  トヨタの弱点

ステアリングラックブーツの交換が真っ先に必要です。(トヨタ全車にいえるようです)

トヨタ全般の弱点でもあります。

とはいえ、格安販売のオーノブーツではもっと破損し、交換サイクルが短いです。

ここは、トヨタ純正パーツで対応するのが一番の近道。

というか、これしか方法がない。

それでも、3年〜5年くらいしかもちません。

SW20はミッドシップですから基本熱がかかりにくい場所にステアリングラックがある

ように見えるのですが

実は、車体の構成上熱がこもりやすい構造なので弱点化しているということもいえます。(多少の差はありますが)

あともうひとつは、ゴムには大敵なものがシャーシに装着されている部品が原因と、いえます



品質劣化もあるでしょうが、ステアリングラック構造と組み方に問題があると思います

今回で3回目のブーツ切れ(しかも、LH、P側だけというオチ)

前回交換は定期交換でしたから、不良ではなかったのですがそれでも劣化によるヒビ入りはありました。

ここは各個人の整備力でカバーすれば良いだけです。

いずれにしても・・・

長期使用には向かない構造と形状です。

材質と形状変更しないとダメだと思います。

その分、ナックルとの組み付けについては楽です。分解から組み付け調整まであっと言う間に終わります。

後はタイヤ方向の調整、これはしっかり行いましょう。

材質と耐久性については(ステアリングラックの構造も含めて)

ここはトヨタ殿がきちんと改善してくれればよいだけです

きっとやるでしょう。世界のトヨタだから。

MR2のダストブーツ関連は車検前、定期交換を厳守しています。

下回り検査を実施しても目視窓から見えないのです。

基本構造は開発者側、品質評価側で対応するべきものと判断しています。

交換後、4〜5年以下程度でクタクタになるのはいけません。

製品品質で完璧なものというのはありえないですが

部品レベルで評価すると、トヨタがやはり一番長持ちと思います。

品質そのものも安定していますし。

いろいろなメーカーの部品を使って何処が優れているか探ってきた結果です。

一番酷いのがクソミツビシ、ついで日産

ホンダは中盤ってところです

ただし、ホンダハイブリッドシリーズについては致命的です

クルマに乗るまでは良いと思う

しかし、長く乗ってそのクルマ(一つの資産)を楽しめるかというと大いに疑問

いくらシステムデータを直してもサザエさん走りが残ってしまうのでは

一度気になり出した不具合、調整不良は常に気分に障る。

そうしたクルマ作りの体制について一言で言うならば

ホンダは終わっていると言ってよい。

トヨタと張り合わなければよかったのに

トヨタのもつ特許権の期限が切れた後に再度ハイブリッド市場に参入開始!

水素、リチウムいずれにしても構造から弱い。

改善、改良(尻拭い改悪だけどさ)ではなく、新型ハイブリッドor電気オンリーにしないともうトヨタに追従するだけでしょう。

それで、やっと燃料電池車登場。

寄り道失礼いたしました。

新品のブーツを目視で確認しましたが、おそらく材質変更がされていると思います。

多少対策してあったように見えますので、今回のテストでどのくらいもつのか楽しみです。

クソ三菱が未だに行っているゴム加硫残は一切なく、さすがトヨタだなと思わせるものです。

ゴム加硫残=これをクソ三菱は酸化防止剤、そのまま組み上げても問題ないとほざきます。

駄目なものは駄目!

機械的接合とグリースとの相性も最悪

トヨタはそんなこと一切ございません。

市場要求品質に徹底的に応えて、不良社外流出も極限に抑えた品質体制です。

人間のフィーリングまで織り込んだ対応をしていると考えています。

特に


クソ三菱は「品質」という言葉

すでに死語!(by「上の決定」)


  ヘンダ?

最近のホンダは何かおかしい

接客はまずまずなんですけど、結果なしの会社に成り下がっているのでしょう。

ディーラーからお茶をいただいたから、お礼に整備依頼(数十年ぶり)して売上協力してみましょうってことで

調整をお願いしましたが

たかがサイドスリップ調整で大量得点(店内で待たされることを言う)

ホンダらしくない

やはり、タイヘンダ。

僕がホンダ嫌いなのは

今だから話せることですが、ある特定の個人の対応のために(アシモが邪魔したわけではなく・・・)

一層嫌いになった会社

その気持ちはこれからもついて回ります。

アシモが足持って人を引っ張ってくれたというオチ(車検だって最長1時間以内だろうし、さすがに店内で3時間はねぇ)

予約までして、これは酷い。

会社自体の全体像は面白いと思っています

宇宙人の集まりなのは変わりないですが

どうして、今の自動車メーカーというのはモノづくりから始まって、基本となる人間のマインドが無いのか(トヨタ除く)

中途半端なのは何故なのか?

金周りが悪くなると、現世界の日本自動車業界が出来上がる。ということ。

だけど、ホンダのあの雰囲気は好きなんだけど、どうも・・・「あるところ」が好きになれない。

クソ三菱アイミーブなんてダニです。

本気でクソ三菱は受け入れられない。

まだまだ発展途上。というかもう開発中断して販売撤退したでしょう?

技術がないって言ってましたし。

最近、街中を走っているクソ三菱車の台数減ってきたようですし

新型ミラージュ投入しても無駄。形はエコしてますって偽装してるだけ。

売れない事情を海外展開で補うって話です。

たかが5万円くらいのクーポンなんてただの見せ掛け。

三菱車=後々、不良部品交換が多発するのですから、ホンダフィットのほうがマシ

クーポン分は車検費用で金稼ぐ考え方そもそもが無理、不可能です。

もともとが安全ギリギリの設計車両、整備しても不良修理が横行している会社

元の性能に復旧する費用を負担するのはユーザーだから。

命を粗末にしている会社、それがクソ三菱。

完全に新型ミラージュで引き金引きました

一般ユーザーさんは、クソ三菱の実態がわかって別会社に鞍替えしてるのは確かです。

クソ三菱と販売店は、CMつかってクリーンそしてエコ、な?イメージ演出だけを狙っただけであって

本質を見出そうとしない、する気もない。


相変わらず、リコール隠しの件の悪態行為について払拭できません。

信じてくれ、といわれてもねぇ。クソ三菱が直接関係したおかげで亡くなったひとの命が戻ってくるならば信じます。

それと

直接関係者が僕についた嘘が実は嘘ではなかったと謝罪にくればよい。

「問題の4人」に直接聞けばすぐ答えが出る。

こいつらは、嘘をついた時から退職後も自身で懺悔の精神と重い十字架を背負い過酷な人生を歩む

心の中に必ず残っている傷が長期間にわたって体と精神を蝕んでいく姿。

朽ち果てていく姿を遠くからみることができる

楽しみです。

人間って面白い動物で

一度嘘をつき始めると、嘘が嘘を呼んで朽ち果てていくようになっていることが分かっていない

僕は、嘘はつけません。つきたくもない。

何故なら

現実と真実は常に自分の目の前にあるのですから。


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トヨタSW20 MR2フルレストアへの道 

基本トヨタの駆動系は強いと思ってもよいでしょう。

ある意味トヨタ品質に対するリカバリーといえます。

だけど、クルマ、機械が好きだから直すのです

MR2、相変わらずカッコいいじゃない。

隣の写真は完成間近のエンジン。

手は一切抜きません。20年ものとはいえ

綺麗に仕上げてあるでしょう?(外観だけ?)

いえいえ、内部も徹底的に調律してあります。
「駆動系整備」
−速攻スポーツカー製作記−