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紀南 世界遺産 熊野古道 中辺路 墓参り タイトル
「墓参り」
  お盆と彼岸の中日前には墓参りに行くところが2ケ所ある、一つは我が家の先祖の墓、もう一つはここ南紀の地に来て知り合った友人の墓である。

ここ南紀の地に来て4〜5ケ月過ぎた一昨年の夏に知り合った友人であるが、その頃には腎臓を患っていて一日おきに透析に通院していたが、割と元気であったので当時知り合った友人達、数人で浜に釣りにもいったりしていた。

  秋頃から体調を崩し、我が家で毎日ごろごろしている日々が続いていたが、暮れ前から客血したりして入院、翌年、かなり難しい手術だったらしいが本人の希望もあり決行しそのまま帰って来なかった。

  本人は期待と不安の中での決断であったろうが、今となっては聞いてみる事も出来ない、家内が我が家のサイドボードの片隅に写真を置き草花と水を添えている、先日は故人の好物のお好み焼きを作ったからと写真の横に置いていた。

紀南 世界遺産 熊野古道 中辺路  「墓参り」の写真
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紀南 世界遺産 熊野古道 中辺路 墓参り
  自分自身があの状況に追い込まれた時、どの様な決断をするだろうかと思う今日この頃である。

  墓参りに行く途中、車の中で家内が話していたが手術を明日に控えた病室での最後に見た、寂しそうな顔が忘れられないと。

紀南 世界遺産 熊野古道 中辺路 墓参り
「今年の不漁」
  先の友人のことを思い出すと、港の船着場のことを思い出す、何時に寄港してもどこからとも無くスクーターで来て船の舳先のロープを取ってくれたことを。

  しかし今年は本当に釣れなかった、遊漁者も漁師も水温が高い事を理由にしているが本当の事は魚に聴いて見なければ判らない。


  9月の中ごろトローリングで「さわら」と「カツオ」があると言う事で出漁してみたが結果は「シイラ」のみ16匹で処分に困った、この時も潮目の水温は29.℃以上あった、先日もトローリングに行ったが、3〜4時間走ってもあたり無し、仕方無しに、帰りの途中のポイントにアンカーを入れ、えさ釣りで第一投目から50Cmくらいの「カツオ」、ひさしぶりのご馳走と気合を入れて仕掛けを入れると付いてくるのは、「ウスバハゲ」(通称・ラケットハゲ)ばかりであつた。

  ワサビの世話ばかりで海釣りの方はおろそかに成っているので、海の神様が意地悪しているのかもしれない。

  ところで海の神様は「女神」それも「やきもち焼きの女神」なので、海釣りに行く前日はあまり奥さんと仲良くしない事、女性連れの場合、化粧はほどほどにしていく事、など気をつけて行ってください、魚が釣れないだけでなく、魚に釣られて帰って来れないと困りますので。

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