『冬枯れ』
方丈庵の横にある谷川(宮の谷)は真夏で16〜18℃、真冬の今でも13℃である、しかし水量がなく水力発電は全く稼動していない、我が方丈庵の周りの庭も緑が無くなり夏場の草刈に追われたのが嘘のようである。
平安時代の熊野参詣で、富田川の渡河地点である稲葉根王子の前は、川の水は伏流水となり歩いて渡れる状態である、だが、稲葉根王子の横に地域の老人会で作っている、菜の花畑が春の近いのを知らせるように緑が一面に広がっているのがなにか救われる気持ちである。 |
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水枯れの富田川 |
方丈庵の下庭 |
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菜の花の畑 |
方丈庵の庭 |
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しかし、冬枯れで寂しい風景ではあるが畑には、「はくさい」「大根」など旬の野菜があり地区の人たちが、夏場のお魚のお礼にと車に積んでくれるので、昨年の暮れから野菜類のスーパーでの買い物はしていない様である。
又、早くも「フキノトウ」も出てきている、「フキノトウ」の天婦羅はお酒のアテにはなかなか良いものである、これから春が近ずくに連れ「わらび」「ぜんまい」「つくし」等々芽吹いてくる、一番の楽しみは{みょうが」、釣れた魚をタタキにして細く刻んだ「みょうが」と自家製の「柚子のポン酢」での一杯である。
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フキノトウの芽吹き |
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採取したフキノトウ |
車に入れてあった白菜 |
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