和歌山県 紀南 中辺路 世界遺産 熊野古道 の入口近くの方丈庵からの生活情報を紹介しています。 |
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方丈庵トップ > 田舎の生活のこと >イカ(烏賊)談義(12月23日) 又また半年ぶりの更新となってしまった。 今年の夏は永〜い猛暑のおかげでワサビは全滅状態になり、秋らしさを感じる間もなく冬を迎えて、 ワサビの田んぼの整備、植え替え、等を済ませ何する事も無く過ごしていた所、1冊の本を買った事か ら、またまた苦労が始まったが、これも 又 延命工作の一つとして受け入れ、下手な文章で、あるブログ への書き込みを転記したものである。 |
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スーパーマーケットにおいて魚類は大半が切り身で売られており、そのまま調理できる様に 鱗は無い、内臓も綺麗、生くさい匂いも無いので、好きな調理が出来るのが好かれる要因で (あるブロガーさんの奥さまがそうらしい、だんな様は他に類を見ない釣りキチなのに)
イカのパーツ(部品)について イカは無脊椎動物の中の軟体動物であり、アサリ、アワビ、サザエ、カタツムの親戚
「頭足類」でイカに一番近い親戚がオウムガイで、今でも水族館で見られる生きた化石である。
イカの先祖は大理石に含まれるアンモナイト,ベレムナイトがある、魚のように自由
アオリイカの軟甲、スルメイカなどは幅がすこし狭い
イカの肌は色々 ウロコイカはざらざら、サメハダホオズキイカはコンペイトウをまぶしたようにイガイガ
何かの理由でいろいろな形に成ったんだろう。
アオリイカのえんぺら
眼(閉眼類と開眼類)がある 無脊椎動物では最も発達していて、体に対して大きな目玉である。
アオリイカの眼(閉眼類=眼のうえを透明な膜で覆っている)
スルメイカの眼(開目類=目玉が海水に直接接している)
水晶珠を思わせる目玉(レンズ)
口 と舌(カラスとトンビ) 手に囲まれた真ん中にあり、餌さを鋭い歯先で引きちぎって食べる。
クチバシはイカの種類が違ってもみな同じ形をしている。
舌=「歯舌」といい、ダイコンおろしのおろし金のような舌である、イカの食道に
アオリイカの歯舌(中央の黄色の箇所・・・超接写のカメラが欲しい)
アオリイカの胃の中(案外大きな塊も飲み込める様だ)
腕(足?手?) 左右対称に10本あり背中側から1腕〜4腕と数える、3腕と4腕の間に餌さを捕ま
北海度産のスルメイカ
長崎産のアカイカ
吸盤(タコとイカの違い) タコの吸盤は吸い付くだけであるが、イカの場合は吸盤の中に角質のリングがあり、 手近で確認できるのは、ホタルイカの触腕に小さな鉤が2コあるそうです、オフシー
吸盤からはがれたリング(中央の丸い部分)
漏斗(推進機関=ウォータージェット) 動物で言えば鼻、お尻、排卵箇所、それに推進機でもある、しかし、緊急事態での
ジェット噴射の水は漏斗から吸い込んだ水では到底足りないので、胴体と頭を繋い
心臓(予備心臓が2ッある) 漏斗から吸い込まれた水は1対の「えら」で酸素を取り込み生活している、しかし、 また前記のオウムガイは「えら」が2対(4コ)有るが急激な動きをしないのか
アオリイカの「えら」
アオリイカの内臓配置(カメラが安物のため「えら心臓」は確認できませんでした)
ここまでの所感として @ 何でも確かめてみたくなる悪癖、自分の馬鹿さ加減に困っている。 A イカはなぜ、こうまでして進化しなければ成らなかったのか、子孫繁栄の競争に B 人間もなぜここまで進化したのか、一部では神の領域にまで踏み込んで居るの
「私は貝になりたい」 などと考えているおじさんでした。
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