ワサビ(山葵)栽培のこと
方丈庵の横の、宮の谷が「わさびの栽培」に適しているのではないかと思い立ち、昨年の暮れからテスト的に試験畑や、湧き水の水路などに、近所の林間の畑わさびの苗を植え付けて春までの経過を見たところ、三月ごろには花も咲き、根茎(ワサビおろしにする所)の出来具合を期待せずに、花柄、葉柄の利用のみならば充分栽培でき、神戸方面の友達たちへのお土産には成るのでは無いかと思い、畑作りに着手しどうにか全ての植え付けが出来た所である。
なにぶん始めての農作業と言うか、開墾作業は、年のせいか大変な作業であった、砂利、砂の運搬、谷の水の引き込み、用水の配管、苗の調達、植え付けと、4月から5月の2ヶ月間、足腰の痛みもひどくなり、最後には地元の人の応援を得て何とか植え付けが完了した。
わさびの栽培はまったく経験の無いことで、教科書はパソコンと本一冊である、これから先の管理業務で成果が決まるそうで、養水の管理、日射量の管理、病害虫の管理、その間につぎの苗作りのための準備、種の採集から保存、調整、播種のための苗床つくりと、教科書片手に、秋までの予定が目白押しで、本来の目的の「釣り」の方は天気と暇を見つけての釣行となりそうで、引退時の目的からは横道にそれた生活になってしまいそうある。 |
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水路の試験栽培1 |
水路の試験栽培2 |
試験畑 |
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『一号畑』
苗会社から購入した苗を4月の始めに植え付けたもので、現在は順調に育っているようだ、カワムシとアオムシが気になるので薬剤散布を考えている。 |
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購入した苗 |
植え付完了(4月8日) |
5月末の状況 |
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『二号畑(5月20日植え付)』
静岡県の苗業者から仕入れた苗と、近くの山林の畑ワサビの苗を、試験栽培(水路の栽培1,2、試験畑)したものを移植した、苗が大きくなり過ぎ風に倒されるので風除けのネットと寒冷紗の準備中である。 |
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植え付前 |
植え付中 |
植え付完了 |
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『三号畑』
未着工 |
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『四号畑』
一号畑の谷のほうの一段下に作ったものである、ここは杉、ヒノキの立ち木が有り、寒冷紗を使用せず自然のままに育てることが出来そうである。右側は二号畑と同じく試験栽培のものを移植したものである、左側は山林の畑ワサビを植え付けたものである。 |
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右側半分は5月20日植え付 |
植え付完了 |
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『五号畑』
谷の最下段、水面から1mくらいの高さの所で、大きな雨(台風等)で流される危険性は充分ある、しかし立ち木の陰、涼しい谷の空気など条件としては最高の場所である、山林の畑ワサビの苗の植え付けた、ついでにシイタケのホダ木も置くつもりで居る。 |
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畑作り完了 |
植え付け作業 |
植え付完了 |
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植え付は完了したが、成果は今後の管理次第であろう、根茎については本業の人たちに任せて、花柄,葉柄で、晩酌のアテでも考えて楽しむつもりでおります。
何方か、花柄,葉柄を使ったおいしい料理方法をご存知の方が居られましたら是非教えて頂きたいと思います、ご一報お願いいたします。 |
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