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紀南 世界遺産 熊野古道 中辺路 ワサビ栽培の今年の一年 タイトル
ワサビ栽培の今年の一年
  早や師走の半ばを過ぎ、振り返ってみるとワサビの世話でこの一年間が過ぎたような気がする、病気がちな子供達を持った母親とはこんなものなのだろうかと思う。
紀南 世界遺産 熊野古道 中辺路 ワサビ(山葵)の栽培のこと
  本来の目的である、「晴漁雨読」は海水温の適温に合わせて回遊して来るカツオが初夏と晩秋に少し釣れただけで、その他の魚は全く不漁だったのでワサビの世話に明け暮れたのだろうと思う。
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  しかし、「海と山」と相反することを同時に推し進める事を始めたのは自分自身であり、自分が作った子供達を捨て去る事も出来ないので現在もワサビ畑の改修を行っているところである、今日も帰りの車の中での老妻の話で、「私(老妻)の日記を見ればワサビの植え替えを何回したか」が直に判るとの事であった。

ワサビは他の植物を寄せ付けない為に一種の毒素を出していて、表層のみを流れる水だけでは自分自身が毒素による自家中毒を起すらしく縦方向の流れ(浸透水)で中毒を避けることが必要であるらしい、そのためにテスト畑を作り様子を見ていたが結果が良好なので全面改修にする事にした。

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テスト畑
  今回の改修は畑の表層に、養水を取り入れている谷川の流れ込んでいる本流の砂を、15a積み上げる作業である、現在は上段の2面が完了し、年末までには下段の畑も改修を済ませて新年を迎えたいと気持の焦るこの頃である、年賀状もまだ出来ていない上に、来年1月中旬に息子の結婚式があり、親族代表の挨拶が予定されているがその草案もまだ出来ていない“何とかなるだろう”で、やはりワサビの方を元気な子供に育て上げるための作業に専念している。
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上の段の改修状況
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下の段の畑
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  しかし、今年の少雨は例年とは少し様子が違っている、6月と7月で年間の半分の降雨量であった、過去10年間の気象庁のデーターから見ると11月~3月が小雨期で4月〜10月の間が多雨期となり毎月平均的な雨量であるが今年は6、7月で年間の半分近い降雨量であったが、8月以降の雨量は今年の4分の1で500_に満たない、実施した水力発電も休業状態である、しかし、データーから見て3年〜5年の周期になっており来年は計画通りに稼動できるのではないかと思っている、・・・しかし、自然現象のこと来年はどうなる事やら判らないが今年の経験を糧に来年も頑張ってみるつもりである。
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