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方丈庵トップワサビ栽培のこと 伊豆への修行(6月1日)


 昨年までは、このホームページの更新は他人に依頼して居りましたが、
今年から自分で更新できるようになりました、見苦しいところも多々ある事
と思います、御気付きの点などご指導願いたくお願い申し上げます。

旗印の変更 「晴漁雨読」が現況に合わなくなったので

       「静漁荒耕雨読」に改めました。


念願の伊豆への修行に行って来ました。

 ワサビ栽培を始めた時から計画していた本場伊豆への旅行が実現出来た、伊豆半島の天城山の北側斜面一帯がワサビ栽培の中心地である、中でも筏場地区は見事なものであった。
 この筏場地区は昭和33年9月の狩野川台風で、山が2ッに分断する被害によりわさび田が壊滅状態になった事でよく知られている、ワサビの苗が全て流出しため、改修したワサビ田に植えつける苗が無く、我が方丈庵の北方にある印南町真妻地区から植え付け用の苗を供給し現在の様な一大生産地となり、世界的に有名な「真妻種」の生産地で有名になっている所である。

伊豆筏場のワサビ田


 一方、.印南町真妻地区では社会情勢の変化と共にワサビの栽培は減少し、現在では「平井さん」という方が父親の意志を継ぎ一人頑張って居られ、自分も時々勉強の為お邪魔している。
 又、奈良県十津川村において高齢化の為、休耕しているワサビ田の復興作業に参加する事になった、奈良県においては野迫川村においても復興作業が進み「村おこし」が進みつつある、ここ和歌山県においても山間地で趣味と実益を兼ねたくらいの栽培をしている所はあるがまだ行政が動いている様子は無い。


放棄されたワサビ田(古座川町)
 

 伊豆半島は紀伊半島と比べると10分の1くらいの小さな半島である、しかし此処には日本で一番が沢山あったように思う、富士山の眺望、わが国の開国、切石積みのトンネル、文学作品など、また江戸時代末期から維新までの舞台でもあった様に思う。

天城高原からの富士山 下田の黒船(観光船)
開国調印が行われた了仙寺 下田の港案内図
ハリスの連れて来た陸戦隊の訓練(絵画) 唐人お吉の墓(水谷八重子寄贈)
旧天城トンネル 浄蓮の滝
河津七滝のループ橋(2週している)
下田奉行所の宝福寺(山内容堂、勝海舟の謁見の場)
お吉の営んだ小料理屋
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