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方丈庵トップワサビ栽培のこと >冬のわさび (1月4日)

 

またまた旗印の変更 ;「静漁荒耕雨読」
      脳のメモリ節約の為「静漁荒耕雨に改めました。


 ここ石船(いしぶり)でワサビの栽培を始めて早くも2年が過ぎる、ワサビは今、成長の止まっている時期であるが、今年はワサビ田の改良の効果の為か、昨年よりも成績が良い様なので春の来るのが楽しみである、しかしまだベト病が発生するのは風通しと日照不足の様に思われる為に、周りの約30年前に植林された杉、ヒノキの枝払いと、谷の向こう側の山林を買い取り伐採する事にした。
 最終的には谷川を挟んだ約一千坪を私的な公園にし遊歩道を作り、春夏秋冬、常に色のある樹木を植林して老後の散歩道にするつもりであるが、果たして完成できるまで生きているのかが問題である。

 
 それにしても植物の栽培とは本当に難しいものである、たかがワサビと思って取り掛かったが、その土地の環境(気温、湿度,日照量等)に合わなければなかなか思ったような物にならない。
 現在、5種類の品種を約1000本植えつけているが其の中には元気に育っているのもあり、現在の環境に適応した物を株分けと種の採集をして実生からの苗作りが今年の課題である。

改良したワサビ田 昨年新設したワサビ田
渓流式に改良したワサビ田 病気に掛かったワサビ

 ワサビにも数ある品種の中には「郷に入れば郷に従う」品種があるのではないかと思い、今年もまた色々と考え悩みながらの一年になりそうだ、いつかは理想のワサビを作ることを夢見て頑張るつもりである。
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