和歌山県 紀南 中辺路 世界遺産 熊野古道 方丈記 の情報を紹介しています。
方丈庵トップワサビ栽培のこと >春のワサビ (4月1日)
 
 今年に成って、もたもたと生きているうちに フキノトウ、梅の花、桃の花が終わり、桜の花の時期になっている、海では初カツオも釣れだした、秋の戻りのカツオのシーズンまで山や海と忙しい事である、今年もまたアッと言う間に過ぎ去る事であろう、この調子ならば何時まででも生き続けられるような気がする今日この頃である。

  

またまた旗印の変更 ;         「静漁荒耕雨読」
 脳のメモリ節約の為      「静漁荒耕雨 」に改めました。
  昨年のワサビ畑の改良に加え、屋敷内の杉の枝打ちと,1月半ばに南西の杉の木を伐採して日照量が増えた事による効果であろう、ワサビは今が花の盛りである。
 
 ワサビの花や葉っぱは今が一番美味しく食べられる時であるが、立派な根茎で秋の戻りカツオで一杯やるのが最終目的である為、春先の料理の為の採集をためらっている所である、しかし、今の花や葉っぱも初鰹での一杯のアテには最高なのだが。

花盛りのワサビ 成育にバラツキガある畑
植付けてから半年のワサビ 伐採したスギの林
 


 昨年の秋に改良したワサビ畑でもまだ成育のバラツキがある、養水量の問題ではなく養土の問題であろう、晩秋の成長の止まったときに、再度、改良工事が必要な様である。



 ワサビの花や葉っぱ、茎はいろんな利用法方があるため、伐採したスギの林に花や葉っぱ、茎の採集を専用目的に植え付け予定である、しかし、山ワサビの場合、夏季、冬季の気温、日照量、などの条件がうまく合致しないと難しいようで、来年の春にならないと判らない事である、又この一年間、色々と苦労の連続であろう。

 
 
 ワサビは栄養繁殖(根茎に出来た子供)を新しい苗として植付けるのが一般的であるが、三代目頃からウイルスによる退化をする為に、種からの苗作りから始めるのであるが,此れが又農業をしたことの無いものには大変難しい、十津川村(奈良県)のワサビ田改修作業のボランティアの最終工程(苗の植付け作業)まで参加し、其の代償ではないが苗作りのノウハウ資料を貰ったので、秋の植え付け用の苗は自家製の苗で植付する予定で初挑戦である、これも又、苦労と楽しみの追加である。