今年もワサビで苦労・・?
今年も早や、ひと月が過ぎてしまっている、正月早々に昨年に仕残したワサビ田への養土入れ、植え替え、植え足し、水量の調節、月半ばには息子の結婚式、それに会社の業務指導等々で滋賀の本社へ、そして天気と相談しながらのバクダン仕掛けでのヨコワ(マグロの子供)釣り、あっという間の一ヶ月であった。 |
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ワサビは今日で最後の植え付け完了である、昨年の病害(白サビ病)でやられた分と、新しい苗を400本購入し約1000本を植えつけた、養土も同水系の川砂を2Tonダンプ3台分を入れ、養土の厚さを20〜30aにして透水性を良くし、今年の夏を乗り切るつもりである。
4〜6月頃の病気の発生、夏場の高温対策の為に「2.5MPaの電動噴霧器と温度センサー」(中古品)を購入し殺菌剤散布も兼ねた気化熱利用による温度調整装置を作るつもりである(この分野は自分の得意な分野であるので成功する事は間違いないと思う......???)
この紀南地方でワサビの栽培をしている所は2ヶ所ある,1ヵ所は世界的にも有名な真妻ワサビの発祥地である印南町の真妻地区、と今は白浜町になっているが、前の日置町の市鹿野地区である、静岡、長野、山梨と違い、常夏の地である紀南地方は夏の日差しが強く気温も高いのでいろいろと苦労、工夫をされている様だ、栽培されて居る方は自分同様に趣味の域を超えた程度の作付けである、昨年のような猛暑、少雨が度々あると生産農家としては成り立たないのであろう。
温暖化現象も気になるが、開放された小さな区画でも気温、湿度のコントロールは何とか成るのではないかと思い、ボケ防止を兼ねていろいろ考えるのも楽しみな事である。
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改修、植え付けの終わった畑 |
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噴霧器のテスト風景 |
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しかし、この時期 12〜3月の間はヨコワのシーズンである、冬型の気圧配置が崩れ天気が下り模様になると海が静かになり、ケンケン釣りには最高の条件となるので、毎日パソコンで気圧配置の状況を見て諸用の予定を決めている。
釣り場は白浜の沖20Kmくらいの所で、昨年の暮れにGPSを利用した津波観測ブイが設置されたので、ポイントに対する目標が出来て助かっている、又、日本の最西端の与那国島に有るパヤオ(一種の集魚装置)の役目をするのではないかと期待して居るところである。 |
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釣果(ヨコワ) |
釣れたてのヨコワ刺身(晩酌のアテ) |
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刺身の薬味にチューブ入りのワサビを未だに使っているが、今年の秋頃には自前のワサビで、釣れたての刺身をアテに晩酌をするのが当面のささやかな夢である。
将来はお世話になった方々に、「釣れたての魚」に、「出来立てのワサビ」を添えて、「翌日到着の宅急便」で送り、食後の感想を聞くのを楽しみに頑張って行くつもりです。 |
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