SERA LEDテール

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更新日:2004/12/28
作業日:2004/05/31〜2004/06/30

製作の目的

最近の車種には標準でLEDランプを装備していたので取り付けてみたいなぁと思いました。
しかしながら、レンズカバーが分厚いために市販のLED交換球では到底明るいランプにならないので
「100個くらい付けたら・・・。」と思い自作に至ったわけです。
配列の参考にした車種は「スカイライン」です。←遠目で見てただけですが・・・。

 

用意したもの

主な部品
LED
(LED工房しまりす堂さんのページから購入。)
FluxLED赤色60個、TAIWAN OASIS赤色36個

240オーム(1/4W)の抵抗52本、整流用ダイオード4本、口金2個、基盤、
アクリル板(1.2mm)、半田、グルースティック、コーキング剤、配線等のコード(SQ0.5)、針金(1.2mm)など。
100円ショップなどを利用すると、安く手に入る物とかがあります。

工具
電動ドリル、カッター、プラスチックカッター、ニッパー、半田ごて、ホットボンド、
検電テスター(電圧&電流値が明確に出るもの)、電工ペンチ、ビニールテープ、
平ギボシ、丸ギボシ、など。

心の準備(笑)
テールランプ裏側に大胆にも穴を開けます。
テールランプの予備があると大変楽になります。
今回は予備を購入して、作成しました。

 

基盤に組み込み

まず基盤にLEDを組み込みます。
今回のテールは、FluxLEDをブレーキ専用でTAIWAN OASISをスモール専用の設計にしました。
(多分、この方が楽かと。。。)

組み込む前に、基盤にシルバーのスプレーを・・・
あ、間違えてライトグレーのスプレーを買ってきてしまいました。。。(涙)
シルバー等の着色でLEDの光を反射させるようにします。
多分、効率があがるかと思います。
ブレーキのLED理論値
( 車の電圧14.4V − FluxLED2.3V × 3 )
 ÷ 120Ω(240の並列) = 62.5mA
余談。
7,000mcdとして、片側30個ってことは、
210,000mcd?(^_^;
(確認はしてませんが。。。)

led-tail-flux.gif

スモールのLED理論値
( 車の電圧14.4V − OASISLED2.25V × 3 )
 ÷ 240Ω = 31.87mA
またまた余談。
12,000mcdとして、片側18個ってことは、
216,000mcd?(^_^;
(拡散しているのでそんなことはありません。。。)

led-tail-oasis.gif

LEDの性能を(多分)フル稼働してますが、
抵抗は温度が上がると抵抗値の基準より若干弱く(抵抗値が少なく)なりますので、
ある程度のマージンを設けます。

ちなみに某サイトの情報によると、純正のLEDテールの輝度は
120,000mcd前後と聞いたことがあります。(本当かな?)

こちらが、予定している回路図です。
TAIWAN OASIS LEDは拡散させるため、折り曲げます。
左側の6個は上から ←→←、←→←
左2番目は上から ↑←↓
残りの右側は中心より左側の線対称です。(なんか、ゲームのコマンドみたい。。。)
角度は、45度程曲げてみました。
(曲げる際、裏の半田がちゃんと固定されているか注意してください。)
私は一度、泣きをみました。。。

led-tail-kairozu.gif

 

接続ケーブルの準備

そして出来上がった基盤に電気を流すための
接続コードを用意します。
口金には、配線するコードと丸ギボシ(メス)を2つ、
平ギボシ(メス)、
整流用ダイオードを2つ用意します。

コードの長さは10cm程あれば、十分かと思います。
回りはしっかり絶縁をして下さい。

led-tail-kutigane.gif
led-tail-01.jpg
 
これに伴い、基盤側にもコード(約30cm)と
各ギボシ(オス)を取り付けます。
間違って配線をショートさせないためにも、
マイナス(-)側にだけ平ギボシを使ってます。
(私自身が心配なだけですが。。。)

そして、基盤の両端に針金をかけておきます。
この針金でテールユニットに吊るします。
針金が動かないようにホットボンドで
針金と基盤を固定すると安心です。

ここまでくると、配線関係はだいたい終わりです。
一度この辺りで、点灯チェックをしましょう。
led-tail-02.jpg
 
まずは、9V乾電池などで確認してみます。
均一に光っているでしょうか?
短絡などがなければ14.4Vでも大丈夫です。
(一応計算してるし。。。)

次に、基盤と口金を合体させてギボシ回りの絶縁をし、
車のテールランプの口金に入れて点灯してみましょう。

テールの状態なのにブレーキが光っていたら
プラス(+)の配線が逆です。ギボシを入れ替えましょう。
マイナスに注意して下さい。(やはり平型が無難!?)
分厚いレンズカバーのために個数を増やしているので
めちゃめちゃ明るいです。
直視しないように気をつけてください。(>_<;)
led-tail-03.jpg

 

穴あけ作業

テールランプユニットに穴を開ける作業を始めます。
予備のテールユニットがない場合は、
取り外し作業を行い、加工します。

水が入ってこないようにするためにも、
穴あけは下側にします。

基盤の寸法をはかり、
電動ドリルで穴を開けていきます。
横幅は基盤と同じくらいにして
縦を(LEDが入る分があるので)3〜4センチにします。
(基盤が入るサイズの大きさを開けます。)

糸鋸とかあれば、かなり楽に作業できると思います。
ちなみに私は用意してませんでした。。。
 led-tail-04.jpg
   
ドリルで開けた後、カッター等でギザギザを取ります。

そして、上側に基盤についている両端の
針金が通るだろうと思われる場所に
3mm程の穴を開けます。
led-tail-05.jpg

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