4月3日(月) 少し寒いですね
写真つきバージョンへ(重くなってしまうので写真つきのページを別にしました)
昨日は新日フィルのサポーターの方々との懇親パーティがありました。
たくさんの方がおいでくださいました。
金管5重奏で始まりました。
パーティの主旨の説明と歓談をはさみながら、弦楽器だけでピッツィカートならぬアルコポルカを演奏。
(ピッツィカートは弦を指ではじく奏法です。この曲は全曲はじくだけで、弓を使わない曲なのです。でも指で弦をはじかないで、弓で弾きました)
途中のグロッケンのところは、ティンパニの近藤高顯さんが、飲んでいたワイングラスを叩いたので大受けでした。
席も適当に座ったので後ろの方に豊嶋泰嗣氏がいたり、2nd.バイオリンに崔文洙氏が座っているのがわかるでしょうか。
その後、ビオラの木村恵子さんが着物を着て、演歌を数曲 熱演! 伴奏して下さったのは、いつもはピアノやオルガンを弾いて下さっている鈴木隆太さんでした。
最後はバイオリンの深谷まりさんのお嬢さんの杏子ちゃんも一緒に全員でラデツキーマーチを演奏しました。
4月8日(土) 大分春らしい陽気になってきましたね
4日から4日間 練習したマーラーの7番の演奏会の日になりました。
4日は弦だけの練習。5日は午前中が管だけの練習で、午後から全員で練習しました。
弦楽器はボーイングを決めるのに結構 時間を取られるし、その間 管楽器の人たちは待っているだけなのでいい方法だと思います。
マーラーに関しては、井上道義氏がボーイングを考えていらっしゃってますが、「こういう音が欲しい」と付けたボーイングでもうまくその音が出なかったり、
こちら側が弾きにくいので変えさせてもらったり、同じフレーズを持つ違う楽器の方達と相談したりします。
大編成の7番。めちゃくちゃ難しい7番。さて今日はどんな演奏ができるでしょうか。
4月12日(水) 今日は暖かでしたね
マーラーの7番が終わってほっとする間もなく、次の定期演奏会がもう明後日です。
エトベシュ氏とはたぶん3年ぶりだと思います。やさしい暖かい感じの方です。
今回のプログラムは少し地味目ですが、氏の人柄が表れる暖かい演奏になるといいと思っています。
ソリストの工藤すみれさんも難しい曲なのに軽々と弾いていらっしゃってます。
今まで演奏したベリオの中では一番現代曲っぽい曲です。
4月19日(水) すっかり暖かくなって来ましたね
昨夜はオープンリハーサルでした。
最近は全く弾いていない バルトークの「中国の不思議な役人」の練習でした。
まだ2回目の練習だったので出来上がっていない所がたくさんありましたので、聴いていらした方はどう思われたでしょうか?
エトベシュ氏の作曲されたレプリカはビオラのソロがすごく難しそうなのですが、白尾偕子さんがなんなく弾かれていて素晴らしいです。
私達バイオリンは(チェロも)、バイオリンの他にマラカスも受け持っています。
そのマラカスはレコードをかけた時のシャーシャーいう音を表現しているそうです。
そういう風に聞こえるでしょうか?
ムソルグスキーの「禿山の一夜」は原典版ということで、たぶんうちのオケでは誰も演奏したことがないと思います。
いつもの「禿山の一夜」とは似てる所がある、という程度で、違う曲のようです。
4月22日(土) 暖かい一日になりそうです
昨夜エトヴェシュ氏の演奏会がすべて終わりました。
バルトークはおもしろかったですね。エトヴェシュ氏の作品はソロの白尾偕子さんが素晴らしかったです。
曲が自分のものになっている、という感じでした。なかなかできないことです。
今日は久石譲作曲の映画音楽の録音です。たけしの新しい映画らしいとの噂を聞きました。
4月26日(水)
22日の録音は‘Brother’という世界公開の北野武監督の映画音楽でした。
作曲の久石さんが指揮もなさっての録音でした。
夕飯休憩後に北野武監督もいらっしゃいました。私はたまたまいらした時にエレベーターで一緒になったのですが、
お付きの人達が大勢いて ものものしい雰囲気で お笑いタレントではなくえらい映画監督がいる、という感じでした。
今日は桐蔭学園特別演奏会です。
明日がお休みで明後日と29日がクラシックへの扉の練習です。
30日(日)は2時からクラシックへの扉です。野原みどりさんでモーツァルトのピアノコンチェルト23番と
金聖響指揮ベルリオーズの幻想交響曲です。
4月30日(日)
ゴールデン・ウィークに入ったので、街に出ると雰囲気が違いますね。
のんびりムードの中、楽器をかついで電車に乗ると、なんだかまわりから浮いているようで(逆かもしれません。沈んでいるようでかしら?)違和感があります。
今日はクラシックへの扉でした。お客様がたくさん来て下さいました。
喜んで下さったようで終わった後は、割れんばかりの拍手をいただきました。ブラヴォーも多かったです。
個人的には、前半は対向配置で後半はいつもの普通の配置、と弾く場所は違うし
モーツァルトはノン・ヴィブラートだったしベルリオーズは普通の弾き方だったので頭が混乱してしまっていました。
ノン・ヴィブラートで弾き続けるのがこんなに大変だとは思いませんでした。
この効果はどの位あったのでしょうか。