555／第36話「蘇る記憶」／2003.10.05
巧の孤独。バイクが何か変わってる。ロボの孤独。第36話です。
■ちょっと！
今週凄くないスか。普通にシリアスドラマとして胸にくるものが……自己否定のために闘ってた主人公って今更だけどもう子供番組でも何でもない重さだ。ファイズギアを託す巧と「もう一度自信を持って装着する時がくる」と言って受け取る木場のやり取りは、誤解誤解を繰り広げてきた二人がようやく心の奥で何かを共有したようで感慨深い。というか二人は心の友になれるだろコレ。あー、もう次に巧が変身するときは泣くかもしれん。
■海堂サイドストーリー
順当に考えれば助けた少年もオルフェノクになっちゃったって展開かなぁ。なんか主要キャラがどんどんオルフェノクになってる気がしてますが。
■木場ファイズ
もう何というか、今週のコレが見れただけで木場木場言ってきた甲斐がありましたよ。「変身…」。超カッケー。
■そして出てこない三原
三原の作中の位置づけって今ひとつ分からないですよね。力に溺れることのない、人間サイドで肯定的に描かれる人物って感じなのかなぁ。
■そして切れる草加
真理に向かって切れっぷりを披露。同窓会の日に塾生に対して何らかのオルフェノク化アクションがあったのは想像できるんだけど（そして草加は失敗作化、澤田はオルフェ化）、それを誰がやったかって辺りだよなぁ。本予想はウルフオルフェノクがフェイクで、実際やったのはヤギの人って感じか。
■そして番組終了テロップで喋る草加
「次回も観てくれるって解釈で…いいのかな？」
超笑った。
555／第37話「カイザの正義」／2003.10.12
草加GO！GO！GO！の第37話です。
今週は草加の変身シーンでEDテーマがかかった所がかなり盛り上がりました。「カイザの正義」というサブタイといい、三原は出てこない上に木場ファイズはライダーっていうよりドライバーな現状を考慮すると、10月12日の仮面ライダーの称号はまさに草加のものでした。9月13日の「カイザの日」じゃなかったことが悔やまれます。
ストーリー的には木場と草加の対立が気になります。というのは木場、草加、あと巧と三原も含めて、戦える主人公サイドが最後に共闘する可能性はないのか気になるからです。ヒーローモノ的には最後はライダー集合じゃじゃじゃーんでイイような気がするんですが、あんまりヒーローモノノリじゃない555だけに読めません。ただおそらく流星塾を襲った真犯人は巧じゃないんで、それを知ったときの草加の行動が楽しみという所でしょうか。死に際に真実を知って後悔…とかはちょっと嫌ですかね。嫌な奴なんだけど、最後はカッコよく戦うというのが、何度繰り返されてきたパターンといえどやっぱし観たいパターンなんで。
555／第38話「彷徨える魂」／2003.10.19
北崎さん速すぎの第38話です。
■盛り上がって参りました
狼VS薔薇、馬VSドラゴンと作中の巨頭同士が遂にバトり始めました。山羊あたりが乱入してくるとそのまま最終回に行けそうです。
動物スマッシュブラザーズです。所詮動物ということでロボの全門解放射撃の前には勝てないんですが。
■身勝手な人達
さんざん優遇しますよーとチラつかせておいて、拒絶されたらブっ殺すわという身勝手な社長さん。そして相手が加速したんで体の重い部分を外してもっと加速しちゃうという身勝手な北崎さん。いやー、まことに勝手ながら体はずさせていただきます。
■そして弱い三原
殴られてなんぼというキャラになってきました。社長の前に立ちはだかろうとして一秒でぶっ飛ばされた絵は、もはや「ぶべら！」とか言ってはり倒される漫・画太郎漫画の雑魚キャラです。でも顔がカッコいいんで三原大好き。
■次回凄そう
●ファイズとカイザ共闘
木場と草加かな？
●女二人変身
ミスリードとみたけど絵的にステキなんで良し。
●巧、木場、結花、海堂の対談
というか結花が数週ぶりに出てくるのが驚きです。
●巧再変身、ブラスターフォーム登場
ここは盛り上げて欲しいですねー。ロボはパワーアップしないんですかねー。ブラスターな感じでマグナギガっぽくなったりしないんですかねー。
555／第39話「ファイズ２」／2003.10.26
来週駅伝で放映中止、駅伝許せんって感じの第39話です。
■ここで引きだなんてッ！
新フォームババーンで引きは覚悟はしてたんだけど、次週休みは計算外だったのでダメージが大きかったです。次週凄そうでしょ、コレとかコレとか熱すぎる。待ちきれない。駅伝憎い。
■確かに使い古されたツッコミ……
しかしそれでもあえて言おうッ！サテライトキャノンだあッッッ！人工衛星に「555−2 ACCEPT」が認識される所超カッコいい。コードネームはサブタイ通り「ファイズ２」なんだ。マイクロウェーブ（仮）を受信してブラスターフォームに転身の流れは絵的燃えます。思えばサテライトキャノンも好きだった。こりゃ最終回は巨大ビーム砲で敵を一掃でしょうか。アレだと味方も一掃しそうで怖い所ですが。
■人間派オルフェノク４人歓談
ここが僕的今週のFavoriteシーン。人という集団からも、オルフェノクという集団からもはじき出されてしまい何処にも行き場が無い者同士の特殊な連帯です。「嬉しいです」という結花の台詞がなんとも……結花と巧のペアなんか好きなんだよな。真理と巧より一緒にいる関係性に重みがあります。
■そしてカッコいい草加
先々週からカイザがかなりカッコいい。「俺自身の仇」、復讐というシンプルながら明確な目的意識を持っているのが今の所3ライダー中で一番観やすいです。巧と三原はこの終盤にきてもその目的を探すのがキモのキャラですからね。主人公が最初から持ってる目的を最終話に向けて果たしていくのがオーソドックスな話だと思うんですが、555はその目的を見つけるまでの話なんですよね。その一番の話のキモを「夢の守り人」あたりに回帰しながら描いてくれたら凄い好きだと言える作品になるんですけどね。次回あたりヤマでしょうか。
■三原と海堂に期待しています
この二人が能動的に闘う時を凄く楽しみにしています。三原は次回でしょうか、どんな理由なのでしょうか。そしてあんな性格の海堂が本気になるときはどんな時なのか。その辺りがラストクールの見所かな。
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