2003年08月の週間少年ジャンプ



WJ/WJ36号感想/2003.08.04


 イヴのドキドキ浴衣選びの36号。マーケティング志向の僕としてはイヴのドキドキ浴衣脱がしの方が売り上げが伸びるんじゃないかと思いました。10円で削ると裸タ…ゲフン、ゲフン。

■ブラックキャット
 ソニックフィストあんなにちっちゃかったっけ?江田島平八の拳デカくなる技くらいデカかった気がするんですが……
 悪魔核(デビルコア)を破壊しない限り虫は復活すると思います。

■テニスの王子様
 赤也くんは眼科に行った方がいいと思う。

■武装錬金
 ●斗貴子さん目突き
 ●バルキリースカートは足から着脱可能という衝撃展開。手で持ってるし。
 ●巻末コメント「次はセーラー服か!?!?」…本気です和月先生。

■アイシールド21
 最後のコマの進が世紀末救世主に見えます。台詞を「てめえらに明日を生きる資格はねェ」に変えてやりたい所です。

■ボーボボ
 ワンワンワンワン王大人はもうノリの極みです。今の少年は知らないとか関係無い。死亡確認。

■デスノート
 夏と言えばホラーでしょうか。死神の顔が面白かったです。漫画も面白かったです。

■風天組
 またヤンチャ人間が一人。鈍器で撲殺ですよ。マジ怖いですね。野津ケンは死んでますね。これからは刑務所に舞台を変えてヤンチャ人の更正物語に発展していって欲しいです。

■ごっちゃんです!!
 「じゃなくてごっちゃんだった!!」がツボ。ビュティノリ。でも今週最大のツボはモブシーンのキャラのつの丸絵です。花道気分のコマとかスゲー。無修正です。

■いちご100%
 夏と言えばエロでしょうか。「夏だしパーッといっちゃおうよ、水希ちゃん!ヤハハハハ」って感じの担当だと予想。風呂コマエロー。


WJ/WJ37・38号感想/2003.08.13


 うちわが使えなそうな37・38号。

■アイシールド21
 才能で対比されてるんだよな。才能有るサイドの最強としてアゴン、それを追う努力型の最強として雲水。一方才能ある進とそれを追う努力型に目覚める桜庭。それぞれが同じチームにいるんで才能あるもの同士のバトル「阿ゴンVS進」努力型同士のバトル「雲水VS桜庭」はそれぞれ見れそう。でも一番楽しみなのはむしろ才能VS努力だと思うんで、「阿ゴンVS桜庭」「進VS雲水」を見たいところ。ポジション的に戦えるのかはよく分かりませんが。一方デビルバッツサイドは凡人で努力型なんだけど、ある一面にだけは才能がある集団って感じ(セナのRUN、モン太のキャッチ)。そういう連中がどう戦っていくのかも楽しみなわけで、今回で作中の本編となると思われる秋大会へ向けてのそれぞれのキャラの位置づけが面白く整理されたと思う。

■ワンピース
 尾田先生、このシリーズではとことん神を描く気らしい。大昔の神殺しとしてのノーランド。斬殺です。これ対比としてエネルはゾロが倒してくれないかなぁ。鉄斬ったときみたいに何かに目覚めて雷くらい斬れるようにならないだろうか。

■風天組
 鉄パイプデフォルト武装の最近の中学生はホント怖いですね。頭に当たったら普通に死ぬんですけどね。

■武装錬金
 創造主にどう決着つけるのか気になる。ちょっと同情の余地はあるんだけど、既に作り出したホムンクルスで人命が奪われている。不殺の大本みたいな和月先生が描いてるだけに決着の形がスゲー気になる。

■ネコマジンみけ
 現在(2003)舞台のほのぼのファンタジーというのが僕の印象。普通にエネルギー波撃ったり舞空術使ったりするシーンから鳥山漫画だなぁというノスタルジーが。もうちょっと頻繁に読み切り書いて欲しいですね。前回の「サンドランド」も好きで単行本買いましたよ。

■夏休み4コマ>いちご100%
 >さつき「胸の大きさでどのケーキ食べるか決めよーよ!!」
 河下先生、今何も考えないで台詞書いてはいないか?

■ブリーチ
 イイ話だった・゚・(ノД`)・゚・。

■ハンター×ハンター
 今回くらいのワリとマシだけどなんだかなぁという絵の場合は単行本で修正入るんだろうか。夏休みなどないと4コマでもすがすがしくアピールしていたんで、お盆は修正作業でしょうか。
 カイトの能力早く見てーと思わせる「こいつは強いな」の一コマとかはインパクトあって流石の見せ方。

■いちご100%
 どうでもいいんだけど、唯パパと唯ママの年齢が20歳くらい離れて見えるんですけど。

■ごっちゃんです!!
 座布団とかギャグも超笑ったんだが、普通にスポーツ漫画としてさ、心理描写とかが上手いと思うわけだ。アキラの緊張からそれがほぐれるまでの描写とか、自分の経験に照らし合わせてみても非常にリアリティがある。つの丸はなんかスポーツやってたのかな。


WJ/WJ39号感想/2003.08.25


 「武装錬金」と「ごっちゃん」の掲載位置に顕著な格差が……頑張れつの丸39号。

■ブリーチ
 盛り上がってきた。前回が凄く良くて、さらにこれからの盛り上がりを予感させる今回。おまけに巻頭カラー。「俺のペース!!」って吼える久保先生が思い浮かびます。ただ護廷十三隊の構成員の表をつけて欲しいかな。ちょっと体系的に把握したいかと。その辺りは「魔法先生ネギま!」ノリでやってくれるとイイんだけど。

■ワンピース
 何気に深いな。最近の中東情勢のニュースとかに思いを馳せるとタイムリーだし。尾田先生は物語に主張があっていいよな。それをうっとうしがる人もいるんだけど、僕は作品には作者の自己主張が滲んでた方が面白いと思うタイプ。無難にまとまらなくていいんでメッセージを発してもらいたい。ワンピースはそういったメッセージが上手くエンターテイメントの文脈に組み込まれて描かれてるのが好き。
 というわけで堅苦しく言えば文化相対主義是か非かという話。自分が背景としてる文化(今回はシャンディアの生け贄文化とか)以外を全否定してしまう理屈っていったい…みたいな。
 あと、先祖大事!みたいに過去を尊ぶシャンディアの理屈を、同じく先人の遺業(過去)を尊ぶ理屈で否定しにいくノーランドの話とかロジックの展開もハマる。うーむ、深い。

■武装錬金
 何気に重いな。他人のためには自分は死んでも…って感じのカズキと、逆に自分のためには他人は死んでも…っていう蝶々仮面。自分のために他人を犠牲にしなければならないとしたら…っていう命題は僕的には丁度去年の今頃ハマってた『仮面ライダー龍騎』を思い出します。龍騎ヨロシク今週のカズキの表情しかりで仮面を全否定はしづらい(逆に斗貴子さんの躊躇のなさが意味深)。どういう結末になるにしろ、「るろうに」の黒傘篇のような後々まで物語りに関わってくるキーになる話になりそう。というかこの掲載位置は後々があると踏んでいいヨね?

■テニスの王子様
 俺は怒ったぞ!フリーザ!っていうか、もはや誰が一番上手くツッコむかというWJ感想サイト達への挑戦ともとれます。

■ボーボボ
 今週のツボはドリフトと社長イスかな。

■LIKE A TAKKYU
 コレ良かったわ。この前「ドーミエ」描いてた人だよね?あれは面白くも一発技って感じだったけど、今回みたいなちゃんとした話でも面白いっていうのは期待できるんじゃないかと。ワンピースんとこで書いたメッセージをエンターテイメントの文脈に乗せて描くっていうことをちゃんとやってる感じ。お母さんの話とか正直心に染みたんですけど。この主張に共感できるかどうかでその人の少年指数が分かるかと。

■ルーキーズ
 お疲れ様でした。

■こち亀
 鼻ガソリンはキツイだろ。

■風天組
 ちょっと気合い入れて考えてみたんだが、何が言いたいか分からない。姫川とノズケンが対比されてるのは分かるんだが、どうも楽しかったとか楽しくなかったとかムカついてたとか感情の推移が追えん。思いのすれ違いってあるよなぁとか、何となくヤンチャしてるなぁという感想は抱くんだが…「マインドアサシン」描いてた人ならもうちょっと登場人物の感情を分かりやすく描いてくれないだろうか。

■ハンター×ハンター
 キメラアントの組織内描写はどことなく人間社会をも表象してる感じ。深くて面白くてグロくてかなり冨樫義博って感じ。あと絵だけね。グロ絵が規制に引っかからないようにワザとこうしてるとか…まさかね。

■ごっちゃんです!!
 ちょっとギャグ度が低かったか。話も繋ぎっぽかったし。この掲載位置ヤバイよ!つの丸信じてるよ!

 全体的に重め深めの印象。感想もなんだか真面目になってしまった。



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