WJ／WJ49号感想／2003.11.02
WJ感想の感想風味でお送りします。そんな49号。
■ボーボボ
「チクタクバンバンだ！」（決闘王Ｆ.Ｋ様）
チクタクバンバンですよ！く……年齢制限ネタに反応してしまう自分が悔しい。
プレーヤーの意志一つで脱線したりしなかったり……プレーヤーが上手ければ永遠に走り続けねばならない。思えばチクタクバンバンの中の人も大変です。
■ワンピース
「そして、鳴り響く希望の鐘……。」（決闘王Ｆ.Ｋ様）
「ラスト６ページはすこぶるカッコいいのですが、とりわけ鐘の鳴るシーンは最後の見開きが決まってます」（狂詩曲魔剣終星様）
うん、今週のラストは良かった。過去篇から一気に空島篇はイイ話になりました。
■ハンター×ハンター
「ネフェルピトーの念能力によって、カイト復活？ という事は、いずれはゴンたちとも戦うという
事か？ それは……キツいなあ。」（決闘王Ｆ.Ｋ様）
「情報が出揃ってないので何でも想像できますが、たとえば復活してもネフェルピトーを殺せば（念が絶たれれば）連鎖的に死ぬとか。その時は念を盗める団長の出番ですか（想像先走り）。」（狂詩曲魔剣終星様）
「カイト、蟲化して敵へ→キルアがとどめを刺す→キルア、ゴンと離別→最終章へってことか。」（サッカーの猿２様）
み、みんな予想し過ぎ（笑）。
僕の予想としては、動物サイド内部で何か起こるような気がしますねー。すこぶる人間的なヤツから純動物系までいろいろいるじゃないスか。何か集団の軋轢が描かれそうな気が……
■武装錬金
「明らかにおかしな奴が一名混じっていますが。」（決闘王Ｆ.Ｋ様）
「月が気になる。」（狂詩曲魔剣終星様）
「あと、三日月形の顔した人は何なの。」（サッカーの猿２様）
みんな月の人を気にし過ぎ（笑）。今頃和月先生が微笑んでます。「いやー、月のヤツ入れといて正解だったなー、どんな能力とかまだ全然考えてないけど、アハハー」みたいな。
この漫画だけは真面目にも書いておこう。蝶野生きてたのは「ヨシ！」って気分と「オイオイ」って気分と半々なんだよ。もうコレは連載が続くかどうかにかかってる。20巻くらいの長編になるんだったら、ここで蝶野生かしたのは「ヨシ」って感じ。最後の方で再び対峙して、前回までの序章に回帰しながらこの作品の核をもう一度しっかり描くという形になればそれはもう最高。ところが途中で打ち切られてしまった場合は、前回の収束が美しすぎただけに、蝶野生存は明かに蛇足。複雑なFAN心理……これはアンケートハガキとか書いてみようかな。でもしばらくは大丈夫なような気はするんだよな。多分連載時のお子様の支持が低くても、経済力のある大人で好きな人は単行本を買うたぐいの作品だと思うんですよ。1巻が出ればまた状況が変わってくるんじゃないかと。あとはコレに取って代わるほどの新人はしばらく出てくる雰囲気が無いというのもあります。こっちは悲しい気もしますが。
そして、
「蝶野爆爵／ドクトル＝バタフライ、そして超常選民同盟。こうしたＢ級ノリはすごい好みです。一世を風靡した漫画家がこんなコトしてくれると嬉しくなります。」（狂詩曲魔剣終星様）
まさに！このノリが……あのドクトルの髭蝶々の胡散臭さが最高です。思うにカッコ悪いんだけどカッコいい路線にベクトルが移ってきたような…いや、それがイイ。カッコいいだけのヤツより凄くイイ。
■他
普通に犯罪なごっちゃん、普通に犯罪な風天組、あたりがツボでした。いきなり組際背負いなんていう高等技かけようとしてるサラブレッドも……
WJ／WJ50号感想／2003.11.10
「武士道」って……とレジへ持っていく前に表紙にツッこんでしまいました。そんな50号
■テニスの王子様
初めて普通に面白いと思いました。数瞬の間に二転三転した攻防が良かったと思います。
■ワンピース
巨人の伏線を消化。かなり初期からこのラストへ向けて描かれていたんでしょうか。というのも今回のラストの爽快感とか、ベラミーにルフィが夢を笑われた辺りを踏まえてるんですよね。あの頃読んでて読者が感じたフラストレーションをここに来て晴らしてくれたという。夢（空島）はあった！みたいな。問題はアレから2年近く経っているんで読者がそのフラストレーションを忘れているという……やはし単行本向けの作品です。
■ブリーチ
残月おじさんの登場の仕方のカッチョ良さに尽きます。んでもって自分と闘うという試練、FFⅣのセシルがパラディンになる辺りを思い出しました。白と黒の対比も似てたんで。
所で単行本10巻読んだんだけど、結構伏線張ってあったことに気づかされて面白いっス。これも単行本向けの作品です。
■いちご100％
思えば「西野再臨」で再臨した時はここまでヒロイン度を回復するとは思わなかった。アレから女キャラが二人も増えるとも思わなかった。
■KING CRIMSON
知略型主人公は好きなんで面白かったんですが、戦略がホント基本的なものばかりだったので大人の読者には新鮮みに欠けたと予想。WJに限定しなければ初期展開、導入がまったく同じベクトルのもの結構多いからね、『龍狼伝』とか。
■ごっちゃんです！！
最高。ポイントが多すぎて語りづらい。過剰書き。
●サブタイ
●常識人キャラなのに何故か和尚ネタでは天然なアキラ
●牛に飛ばされてる純太
●カラアゲにされるために追われるニワトリ
●「コッコッコ」ってスッゲー沢山書いてあるのがウケた
■武装錬金
これも項目書きだな…
●何故か2年に編入の斗貴子さん（3年にあたるって言ってたよね？）
孤高っぷりが4バカにひっくり返されるのが良かったです。どちらかというと4バカのフィルターをかけない接し方が素晴らしいんで4バカ評価アップ。
そして和月先生は斗貴子さんが大好きだと分かりました。年上が好きとかバトルヒロイン描きたいとか昔から言ってたんで知ってましたけど。このブタ野郎です。
●バタフライの蝶々髭
付けてるのか、生えてるのか、そこが問題だ。食べづらそうなのがまた問題だ。
●ステキな服を用意して欲しいパピヨン
楽しみだ。前フリまで用意するとは相当凄いの準備してるに違いない（和月先生が）。女子制服は資料買ったとか言ってましたが、パピヨン含むコレから訪れるであろう選民の方々の超常衣装ラッシュも生資料をGETして描くつもりなんでしょうか。和月先生には捕まらないようにして欲しい。連載読めなくなったら悲しいんで。
■ブラックキャット
●「私のことをキライな人なんか死んじゃえばいいんですよ」
いちご100％からのインスピレーションでしょうか。
汗だくイヴイヴがイケニエの家に迷い込んで、次週はエンドルフィンが出まくった矢吹先生の力作が見れそうです。
■サラブレッドと呼ばないで
朽ち木倒しでした。先週回転してるように見えたんで背負いかと思った。私事ながらシンクロ。僕も柔道初めて最初の試合は確か朽ち木倒しで勝った気がする。技がない人がゴリ押しで決められる技なんですよ。
■風天組
風間ちょとカッコいいぞ。組って言ってるけどこっちが主人公扱いだよな。
■サソリ
主人公は視覚的にカムイっぽいなと気づきました。王道です。そのうちイズナ落としくらいはやってくれるかもしれません。
WJ／WJ51号感想／2003.11.17
ラブスマッシュ５の広告がG子に見えた51号
■ブリーチ
９位の雛森くんハァハァ。雛森くんがカラーで表紙を飾る巻が出るまで単行本は買い続ける所存。
■武装錬金
和月先生書いてて楽しそうだ。面白過ぎる。新サイトでは感想別コンテンツ化を本気で検討中。
●とりあえず
ロッテリ屋の店員の娘と「喰らいりゃッ！！」っていうまひろが可愛い。「りゃッ」ってあたりが超可愛い。
●「その名で呼んでいいのは武藤カズキだけだ」
公爵→カズキベクトルで奇妙な友情が。完全な敵対者としては描かれてないんだよねやっぱり。初対面からずーっと敵同士だけどギャグの掛け合い描写も頻繁にあるし……剣心と志士雄じゃギャグの掛け合いなんて考えられなかったからね。今回の二人はなんとも微妙なオモシロイ関係が作られてると思います。
●敵も使う武装錬金
私見だけどこの敵の人は無敵手甲の人のリメイクという気がする。次週は戦士長の武装錬金が発動でしょうか。瞬殺展開に期待。
しかしサブタイ、斗貴子さんの方の選択が気になるなぁ。
■いちご100％
今回の雰囲気は正当派学園ものラブコメって感じで好き。美鈴を効果的に動かしてたんじゃないかと。
サブタイは「急・転・直・下」。さつきが鐘を頭突きで突く演出はギャグコマだからいいとして、東城さんは普通に頭から落ちてますが大丈夫でしょうか。受け身無しでコンクリに激突というのは普通に死ねます。
■リボーン
読者の皆も死ぬ気になって活動しろと。俺も死ぬ気になって活動しろと。そういうことでしょうか。
■ごっちゃんです！！
構成に無駄がない。すごい完成度を感じる一話。つの丸カッコいい。
普通に捕まってたのがウケた。ホントに犯罪だったんじゃん！和尚は最後までホントに凄い人なのかただの野菜ドロなのか分からないポジション希望。
あとこの場を借りて武蔵丸お疲れ様と言っておきます。
■サラブレッドと呼ばないで
妙にシンクロする漫画。僕の部にも1年のときから妙に内股が上手い経験者いたなぁ。
予想。大ちゃんが内股すかしで技ありを取る。受けの練習だけというシチェーションであるとしたらコレしかない。僕も素人全開の頃に内股すかしで経験者に勝ったことあるんで。
■神撫手
妄想エロやってみました。河下先生から色々学びたいと思います。
■ハンター×ハンター
「トクン」のコマで可愛くなってるパームさん。
表紙は団長登場の前フリって解釈で…いいのかな？
■風天組
え、終わりなの？なんか、最終回かと思うと今回しんみりした話でした。
アレだ。服の下に雑誌入れといてナイフを防御っていう技の起源はどこなんだろう。僕が思い起こすのはジョジョ3部の承太郎VSDIOですが。
■Jアシスタント大募集
●「食玩のダブり無料配布！！（うちの仕事場のここが自慢）」
和月先生……
WJ／WJ52号感想／2003.11.22
ろ、ろろろ、ロックが帰ってくる。衝撃の52号
■アイシールド21
十文字が異常にカッコいい。腕組みしてんの超カッコいい。現実ではいじめっ子、いじめられっ子だった関係が、今、アメフトのフィールドでは目的のために共闘するエラくクールな関係に。最後のページの疾走コマはストーリー的、視覚的に熱い。
■ワンピース
本格的なバトルロイヤル篇が始まる前に一回キャンプファイヤーのシーンがあったのが思い起こされて上手い。あの時ルフィ一向と空島の動物が心を通い合わせるシーンがあったんだけど、今にして思えばアレが背景を異にするもの同士でも分かり合えるんじゃ……という空島篇収束の一つの青写真だったような気がする。で、今回敵だった者同士でファイヤーを囲んで暗示通りに収束と……ゾロとブラハムが酒酌み交わしてるコマはイイねェ。
■ハンター×ハンター
「さてどうするかニャ」ときました。「ニャ」とか言ってます。可愛すぎますネフェルピトー。昔いちごの唯が「ハニャ」とか言ってたのを狙いすぎだとか書いたことがありますが、まあ何というか「ニャ」を使えるキャラというのは選ばれたキャラなのかもしれない。テキトーなこと書いてるんであんまし真面目に取らないで欲しいニャ。
■武装錬金
この掲載位置でこのテンション、そろそろ看板漫画格に位あげしてもいいような気がするんだけど、まだ次号予告ページとかに絵つきで載るほどには評価されてないんだよね。上位連載陣の人気がそれだけ強いということか。
今週も色々書きたい。「噂に聞く闘気で拳が巨大化する現象」のルーツはどこだったっけとか（江田島平八？）、今更ながら武装錬金はスカートとかガントレットとかジャケットとか、身に纏う物なんだなとか、とりあえずランスとカズキを持って離脱する斗貴子さんのコマかっこイイとか。
真面目な辺りでは最後のブラボーの台詞からするに、ホムンクルス＝即抹殺対象ではないということか。これは仮面ライダー555展開もあり得るかも。人型ホムンクルスでもイイ奴とか出てきたり……事実既に公爵は完全悪ではないわけだし。
■ボーボボ
今週の敵キャラは久々にツボ。絶望くん以来のツボ。
■ブラックキャット
矢吹先生エンドルフィン出まくってるなぁ。ドクターの脳内っていうか矢吹先生の脳内がスパーク。
今週一番の笑いはゴジラにエキストラ主演してる矢吹先生の写真から貰いました。
■ぷーやん
うーん、あんまり。なんか数学を勘違いしてないか？
■いちご100％
この漫画何度目の風呂場イベントでしょうか。ときおり挿入されるさつきお色気攻勢イベント。東城、西野の本流に対する支流イベントという感が強くなってきてます。露出は一番高くていいんですけど。今回は障害が湯気だけです。
■ごっちゃんです！！
和尚ホントに捕まっちゃったの？いや、多分クライマックスで最後のアドバイザーとして再登場するとみた。
ごっちゃんがニワトリを天に掲げるコマは優美です。あー、何か涙がでるほど雄大で美しいコマです。
■サラブレッド
なんでこんなに打ち切り構成なの。仲間のためにとか…この漫画の最クライマックスで描かれるべき主題なのに、こんな駆け足でやっちゃいましたよ。小原がさりげなく小内巻き込み使ったり玄人好みで好きなんですが。というか玄人好み過ぎてダメなのか。やはりキーワードは「地味」ということか。地味とか渋さは受け入れられない時代なのかなー。
■サソリ
神々しいまでにいわゆる10週打ち切りパターンに。打ち切りでもなんでもゴリ押しで感動に持ちこむ梅澤先生のような大技も炸裂せず、ホント悔いが残りそうな結末に。エンタメ要素をより練り込んだ次回作に期待してます。多分作者まだ若い方だと思うし。
■ジャガー
やばー、スゲーウケた。なんで脇に日本刀置いてあるんだよ。しかも微妙にイイ話だった。
■新連載３連弾
梅澤ロック復活に尽きます。あー、もう今の過去ログには残ってないのか、去年のウチのジャンプ感想、如何に梅澤ロックで突き抜けていたか。グルトニー様で燃え上がった日々が再びやってくるかもしれない。毎年その年の私的漫画ベスト５を選んでるんですが、今年の1位は現在のところ『武装錬金』か『ツバサ＆×××Holic』で決まりかなーと思ってたところにロック降臨。これは今から塗り替えられる可能性がありますよ。デストローイ。
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