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夢 守 教 会
†† 第三話「輝きの先」5/(5)
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優希に愚痴をこぼした、今年の雪景色に対する不満の理由を、私は自分では分かっている。
まだ背負うものが無かった中学一年の頃に、まだ祝詞を伴わない覚えたての「映認」で建設されたばかりの模造の塔の屋上から視た雪景色の美しさが、私には忘れられないのだ。
その圧倒的な白銀世界を前にして、私は、神様が創ったこの世界の美しさに、涙した。
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