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夢 守 教 会
†† 第三話「輝きの先」6/(5)
◇
そうして辿り着いた中央部の廊下で、ようやく対面で、向かい合ったその姿を私は確認する。
私と同程度の小柄な体躯に、肩まで流した絹のような黒髪をしている。
綺麗なヤツだ。
私は素直にそう思った。
「お前が西條巫和だな。優希を刺した、殺人鬼」
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