2002年10月のSEED



SEED/明日からSEED/2002.10.04


 明日は「ガンダムSEED」や!TBS系で18:00よりスタートなり!面白かろうが、面白くなかろうが毎回感想書くって決めちゃったしな!前評価は賛否両論だが、ガンダムだから完璧にハズレってことはないだろう、たぶん。キャラデザが「無限のリヴァイアス」&「スクライド」の人だったり、西川貴教がOP歌ったり、個人的には期待大きいっス。ガンダムは「ターンA」で黒歴史を通して一度総括されていると思うんだが、それでも敢えて新しい物語をやるってんだから期待せずにはいられません。予告編を見る限りでは激燃えなんですが……皆、とりあえず第一話だけでも見るんだ!!!土曜日はこれから毎週「ガンダムSEED」感想だからな!あまりにつまらなくて「Get Backers」感想に変わる可能性も1%くらいあるけどな!


SEED/第01話「偽りの平和」/2002.10.05


 ぐぐぐが、面白いじゃねえかちくしょう。十分及第点の第一話じゃ。キャラデザが気に食わない人が多いようだが俺は構わん。なぜなら「リヴァイアス」や「スクライド」が想起されてGOODだからだ!まずOP燃えな!西川いいじゃねーか(キャラボイスは誰か分からんかったが)、燃え楽曲ですよ、燃え楽曲。ガンダムっぽくて最高や、ジーク西川!ストーリーも第一話から濃密だな。つーか最初から人死にすぎな。今回は最初からもうガンガン戦争やってる世界なんですな。ターンAとかはわりとまったりと始まったんですが、今回は最初からバシバシ戦闘。で、王道ながら普通の人が図らずしも戦争に巻き込まれていくと……主人公も平凡で○な(祐希やカズマと同じ保志総一郎が声やってるとは思えん)。Wみたいな主人公は異例であって、ターンAのロランみたいにガンダムの主人公は感情移入しやすい普通の人が王道。でもこの主人公、普通人に見えてコーディネーターらしいです。このナチュラル−コーディネーターという概念も今回重要っぽいです。今までのオールドタイプ−ニュータイプとはちょっと違ったことを言いたいんでしょうな、おそらく。キャラに関してはいろいろ言いたいっスよ。また仮面かよ!とか、声ゼクスかよ!とかキラ、アスラン以外のパイロットかっこ悪いよ!とかな。OPを見るにヒロインはフレイなのかな?金髪ねーちゃんの方が好みだし、第一話から目立ってたんですが……あと絵が全般にキレイな。GやWに燃えてたあの頃より技術は数段に進歩してるようです。引きのキラ、アスラン再会→ガンダム起動→そのままEDへの流れのところはぐっときたぜ、ぐっと。この演出や良し。EDも良し。ぐぐがが、評価が分かれるのは来週以降や。とりあえず今回は満足ナリ。


SEED/第02話「その名はガンダム」/2002.10.14


 よし!二回目もOKだっ!これは期待が高まります。展開としてはこのまま一般人であるキラとその級友達が成り行き上アークエンジェルのクルーになってゆくわけね、初代っぽくてイイかも。今回一番の見所はキラが初めて見た超難解システム(ガンダム)のOSを超速で書き換えるシーン。コーディネーターとしての知力の高さを垣間見せます。さらに、ガンダムナイフ二刀流に燃えと……で、この後のキーポイントとして、キラが反ザフト側に所属しながら、実はコーディネーターであるという設定です。イデオロギーの上ではコーディネーターとナチュラルは戦争をやってるわけなので、当然全員がナチュラルの集団にコーディネーターのキラがいたらヤバイわけです。しかもキラは優秀だから面白い(何の能力もない人間だったら迫害されて終わりの場面なんでしょうね)。差し迫ってコーディネーターであることがバレたときの級友の反応がどういうものになるのかが見所です。なんだか現実にもありそうなシチュエーションですね、そのあたりマジ面白い。あと特筆すべきは今回のガンダムはコックピット内にキーボードがついているという点です。これは考えたな!って感じです。戦闘中に自分でプログラムを組んでピンチを脱出なんていう燃える展開が予想されます。「リヴァイアス」っぽくて最高。パイロットにもタイピングの速さが要求される時代です。……最後に西川が声当ててる金髪兄さんはメインキャラっぽいですね。今からどう死ぬのかが楽しみです。


SEED/第03話「崩壊の大地」/2002.10.19


 えー、ミゲル・アイマンがぶった切られました。死亡確認です。よく見たらアイコン資料で買ったアニメージュに「三話で死ぬ」と書いてありました。気づかずに午前中にアイコン描いた僕はなんだったんでしょうか。思いっきりネタアイコンになってしまいました。DG細胞で復活を希望します。西川ぁぁーっ!!……さて、級友達はすでにキラがコーディネーターであることを知っていたという事実が明らかになりました。少し予想と違いましたが、どうやら戦争という特殊状況の中でコーディネーターの特殊さを認識させられ、徐徐にキラに違和感を抱いていく感じになりそうです。どのみち集団の中でのキラの特殊性は変わりません。今回わずか三話目にしてコロニーが落ちるという大破壊が起きました。飛ばしすぎですこのシリーズ。で、地球連合側はコロニーを庇いながら戦ってるのに、ザフト側は傷つけまくりです。この違いは何なんでしょうか?中立国だからコーディネーターがいてもおかしくないとラミアス大尉も言ってるのに、ザフト側はお構いなしです。どちらが正義という描き方はしないはずなんですが、今のところザフト側のクルーゼ隊は悪者です。イザークとディアッカの性格が悪いことも判明し、子供がみたらザフト側を悪と認識します。オーブに迎撃の用意はありませんでした。最後にラミアス大尉の声ってもしかしてミサトさんの声ですか?予告のところで、「次回もサービスサービスぅ!」って声が聞こえてきそうな気がしました。


SEED/第04話「サイレント・ラン」/2002.10.26


 えー、ストーリー的にはあまり進展ありませんでした。今回は繋ぎの話っぽいです。しょうがないんでキャラクターを見ていきましょうか。まず女性陣。相変わらずラミアス大尉や良し。艦長席からいろいろ難しい専門用語で指示してる姿が凛々しいです。声優がミサトさんだからでしょうか。作戦指揮官っぷりが堂に入ってます。そして二人目のヒロイン、フレイ・アルスターが艦に合流(カガリ、フレイ、ラクスの三人が一応ヒロインなんだと思います)。なんかろくでもない感じですこの女。この非常時にキャアキャア騒ぐだけで生産的じゃありません。徐々に現実に目覚めていく様を成長として描くんでしょうか。とりあえず今の時点ではウルサイんで艦から降ろしましょう。早くカガリを入れて下さい。キラがコーディネーターだと知って、そんな現実私の頭の中にはないナリよキテレツ、という顔をします。ダメだー。一方サブヒロインのミリアリアがいい娘と判明。いい娘や。この娘は健気でいい娘や。非常時に何かの役に立ちたいと自らオペレーターに志願した上、出撃前に鬱鬱としていたキラに軽いキャッチワードを送って励まします。株上昇中。いくら非常時でもこんな子供使うくらいなら他の避難してきてる大人を使うだろ、というツッコミは置いといて。次、男性陣。ラウ・ル・クルーゼが今回の主役です。すっげー存在感あります。一番喋ってたんじゃないかな今回。迷えるアスランにいい感じの上司として接します。なんかその辺の会社にいそうです。仮面はつけてないと思いますが。まだ謎多しですが、ラスボス大本命の彼には今から期待が高まります。そしてクルーゼと因縁ありげなムウ・ラ・フラガは、兄貴系と判明。飄々としながらサラッと真実めいたことを口走る一番おいしいポジションです。普通に考えれば肯定的に描かれる気がしますが、最後にサラッとラスボスになりそうな黒い影を感じるのは、単にゼクス、ギンガナムという声の関係でしょうか。クルーゼに匹敵するほど今のところ謎が多いのも気になります。……最後の「キラ・ヤマト、ガンダム行きます!」のところは過去のシリーズを踏襲した燃え出撃の場面なのに、前回までのED曲ので出しがかぶさる演出がなかったのがちと残念です。絵とタイミング合わなかったのかな?最後に今週一番の名場面は、やはりミゲルを偲ぶアスランの独白シーンでしょうか(つっても名前呼んだだけだけど)。つーか二人は同室だったんスか?



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