第4日

<出発/ヒロへ>
朝8時に部屋を出てロビーへ向かう。巨大ホテルの割に混み合うこともなくチェックアウト完了。

キモ・ビーンでサンドイッチやコーヒーを仕入れて車で食べることにする。またしても「TODDY FREEZE」を注文。昨日と同じように注文したつもりだったのに、また様子が違う。今度は本の写真と同じようにホイップクリームがトッピングしてあった。3度目でやっと通じたのね・・・。でも昨日のクリームなしの方がさっぱりして好きかな。この時クリームが盛り上がっていたためにフタをしてくれなかった。これが後で失敗を招くことに・・・。

<パーカー牧場>
ワイコロアビレッジを出て荒涼とした景色の中をドライブする。パーカー牧場は緑豊かな景色を想像していたのに、茶色い荒れ地・・・。牛はいるのだが食べる草はあるのかな。右手にずっとマウナ・ケアと頂上の天文台がくっきりと見えていた。

カムエラの町を過ぎると林が多くなり、アップダウンのある高原地帯という風情になってきた。この辺りでドリンクホルダーにたてておいた「TODDY FREEZE」をまちゃが蹴飛ばし、全部車内にこぼれる(ごめんなさいー)。フタをもらっとくんだったと後悔・・・。



<ワイピオ渓谷展望台>
ワイピオ方面への道を曲がるとやがて真っ青な水平線が見えてきた。この辺りは海に向かって住宅が所々に建っている。毎日この絶景を眺めて暮らせるなんて幸せな人たち。

道の終点がワイピオ渓谷展望台の駐車場だった。まさに断崖絶壁。しかし不思議と恐怖感はまったくない。眼下に広がる砂浜まではどのくらい距離があるのか、白波がゆっくり打寄せている様子から、かなり深い谷であると知れる。波音も聞こえないのでスローモーションの映像を見ているような、非現実的な風景である。

この後はヒロまでずっと海沿いをドライブ。(なんとここで私は30分もビデオで「地面撮り」してしまった・・・)

<キラウエア火山/ビジターセンター/ボルケーノハウス>
今回の旅行のハイライト、ボルケーノである。まずはビジターセンターで地図を確認したり、噴火のビデオを見てお勉強。奥の部屋でペトログリフの映画も上映していたが早く実物が見たいので早々に出て、ボルケーノハウス展望台へ向かった。

ボルケーノハウスは観光バスも停まっていて、各国からの観光客でかなり混雑している。建物を通り抜けて外に出ると、広大なクレーターが広がっていた。まさに噴火口の真正面である。これがペレのすみか、生きている火山の巨大火口なのだ。これを見ずにハワイ島を語るなかれ。

<ランチ>
ボルケーノハウスで・・・という計画だったのだが、レストランは長蛇の列。ビュッフェと軽食のコーナーがあったけれど、人の多さにすっかりあきらめモード。で、ランチは抜き・・・朝の残りのクロワッサンとポップコーンでしのぎました。

<スチームベント/途中の???展望台>
クレーターリムロードは火口をぐるっと一周するコース。火山公園入口でもらった地図にスポットがかいてあるのでそれに従って車を停める。

スチームベントの立て札と、柵でかこった地面のくぼみ。そこから湯気が立ちのぼっている。地下水が地熱で蒸気になっているそうな。

次の展望台マークの所は誰もいなかった。観光バスもとばす大した事ないポイントなのかな。しかし内側のハレマウマウ火口からあふれた溶岩が外側の大きなクレーターに流れた様子がよくわかる。その上を白い鳥が2羽、羽をひろげたまま滑空している様など静かで趣があった。



<ジャガーミュージアム>
ここの展望台はハレマウマウ火口の全体をとらえるのに絶好の位置にある。観光客も多く、日本人の団体もいる。

ミュージアムの中は様々な溶岩のサンプルや火山の成り立ちの展示がある。地震計が5つくらい並んでいてそれぞれの火口の活動をリアルタイムで刻んでいる。針が激しく振れたりすると、ちょっと緊張。ハレマウマウのは振れが大きい。まちゃはここでキラウエア火山の「塗り絵」を買う。


<ハレマウマウ火口>

さらに車を進めると道の両側が真っ黒な溶岩で埋め尽くされているのに気がつく。駐車場で車をおりると、いよいよ景色が殺伐として、硫黄の臭いも漂い、ただならぬ雰囲気になってくる。トレイルもでこぼこで、まちゃはたちまちころんで手のひらをすりむいてしまった。バンドエイドを貼って、念のためサンダルの下にソックスをはかせた。ここはスニーカーが望ましい。

展望台から「FIREPIT」をのぞきこむ。冷えて固まった真っ黒な溶岩の裂け目からガスが立ち上っている。以前はここに真っ赤な溶岩があふれていたのだろうか。ペレへの捧げものか、ランの花束が火口ぎわに置かれていた。

<チェーン・オブ・クレーターズ・ロード>
ハレマウマウ火口を離れて原生林の中をすすむ。けっこうゆたかな緑の森だが所々に白く枯れた木が残っている。次第に景色が開けて、遠くに海が見え始めた。そして一面黒々とした溶岩、溶岩。見渡す限り山の斜面がすべて溶岩で埋め尽くされている。そこを海に向かって下っていくので景色のダイナミックなことといったら、恐いくらい。まっさかさまに落ちていくような錯覚を覚える。
やがて道が海岸と同じ高さになり、道路の終点に着いた。ここでUターンしてから右側に路上駐車することになっている。数十台が停まっていたが出て行く車の後にすぐ停めることができた

溶岩の巨大なかたまりが道路の上に押し出され、砕けている。その圧倒的な力に驚くばかり。遠目には黒光りするアスファルトのように見えるのだが、近くで見ると赤茶けていて、ざらざらしている。割れ目を見ると層状に縞模様があるものもあった。

50mほどで「DANGER」の立て札があったので引き返したが、道はさらに4kmも続き、現在でも流れ落ちる溶岩が見られる場所があるという。遠目にもうもうと海からたちのぼる煙が見えたので、その辺りだろうか。



<サーストン溶岩トンネル>
ここまで来てまちゃはぐっすり寝てしまったので、パパと交替で中へ入ってみた。入口は原生林の中を下った所にある。富士の風穴のようにひんやりとして気持ちがいい。トンネル系は苦手な私だが照明もついているし、人も多くて安心。2,3分で出口の階段があるのだが・・・横に金網の扉があってその中に入っていくグループがいる。さっき駐車場で隣に停まった車の人たち。リュックに帽子、懐中電灯にしっかりした靴と、やけに重装備だなぁと思っていたら・・・。覗いてみると真っ暗闇。とても入る気にはなりません・・・。

帰り道がレインフォレストを行く道で、高原を散歩するようなさわやかさ。木の上をじっと見ると、赤や緑の小鳥が飛びまわっている。これが絶滅の危機にあるというハニークリーパー?出会えてうれしい。



<ハワイ・ナニロア・ホテル>
コハラコーストから火山観光と超充実した1日も終わり、ホテルに到着。さっそくヒロ名物の雨に降られながら荷物を降ろす。でもこのホテル、フロントがないー、人もいないし・・・と思ったら、裏口だった。

部屋に入ると、ヒロ湾に面したオーシャンフロントの4階だった。部屋の内装はワイコロアと比べると見劣りするのはしかたないが、景色がいいから許してあげる。ラナイから見下ろすと海のまぎわにプールがあって、気持ちよさそうだなぁと思ってよく見ると水がはいっていなかった。

<夕食/頂好レストラン>
ガイドブックで好評だったのでここに決めていた。あっさりとした薄味で美味しかった。北京料理。

1. エビ餃子のスープ・・・超美味。スープに焦がしニンニク?が入っていて香ばしい。
2.
ムースーロー・・・シェフおすすめの1品。豚肉と卵、細切り野菜を炒めたもの。小麦粉を焼いた皮と甘味噌が添えてあり、包んで食べる。
3.
エビと野菜の炒め物・・・エビはプリッ、野菜はシャキッとして美味しい。ちょっと薄味かな。
4.
チャーハン・・・オーソドックスな卵チャーハン。
5.
アンニントーフ・・・、といっても通じなかった。がそれらしい物が出てきた。もっちりして濃厚な味だが香料のにおいがなじめなかった。
6.
お茶・・・$2×2。

地元の人が会食に訪れるお店のようだ。アジア系のお客さんがほとんどで、7時ごろにはかなり混雑していた。