赤目四十八滝 赤目四十八滝(あかめしじゅうはちたき)は、三重県名張市赤目町を流れる渓谷にある、一連の滝の総称である。入口より最後の「巌窟滝」までのハイキングコースは、約3.3kmあり片道約90分を要する。
また、天然記念物であるオオサンショウウオが生息していることでも有名である。

■近鉄・赤目口駅より、バスで約10分で赤目四十八滝へ到着します。(2010.09.14)
■入口の「日本サンショウウオセンター」から、最後の滝「巌窟滝」までは約3.3km。パンフレットでは約1時間30分とありましたが、
 写真を撮りながら、ゆっくりと歩いたので、1時間40分を要しました。(10:25→12:05)
 高低差はmyプロトレックで測定した結果、約200mありました。(約320m〜520m)
■赤目四十八滝  滝のいろいろ  (2010.09.14)
 ※赤目四十八滝のうち比較的大きな5つの滝を「赤目五瀑」(あかめごばく)と言う。
 ※明治中期以前は、不動滝より奥は原生林で、入ることができなかったそうである。
霊 蛇 滝 (れいじゃたき) 不 動 滝 (ふどうたき)(赤目五瀑)
高さ6m、幅3m。白蛇が岩をよじ登るよう。 高さ15m、幅7mの名瀑。不動明王にちなんで名付けられた。
乙 女 滝 (おとめたき) 八 畳 岩 (はちじょういわ)
滝も渕も小さくやさしく、清純な乙女のよう。
千 手 滝 (せんじゅたき)(赤目五瀑) 布 弾 滝 (ぬのびきたき)(赤目五瀑)
高さ15m、幅4m。複雑な岩を伝って千手のように流れ落ちる。 高さ30m。白布をたらしたような姿。滝壺の深さも約30m。
陰 陽 滝 (いんようたき) 百 畳 岩 (ひゃくじょういわ)
陽とは滝の流れを指し、陰は滝壺をあらわす。 横が15m、幅が10mもある百畳敷きに相当する岩。
茶店があるが、本日は休み。
七 色 岩 (なないろいわ) 姉 妹 滝 (しまいたき)
岩の上には、マツ・モミ・カエデ・サクラ・アカギ・
ウメモドキ・ツツジの7種類の植物が自生している。
右と左の小さい滝。まるで仲の良い姉妹のよう。
柿 窪 滝 (かきくぼたき) 雨 降 滝 (あめふりたき)
滝の高さ5m、滝壺の深さ10m。
清流を枝とすれば、滝壺が柿の実のように見える。
遊歩道の左手の崖に見える滝。岩を伝って雨が降るように
流れるらしいが、今日は水不足のため流れていない。
骸 骨 滝 (がいこつたき) 斜 滝 (ななめたき)
落ち口に骸骨に似た岩が横たわっているそうだ。 川の流れが斜めに変わって落ちている滝。
荷 担 滝 (にないたき)(赤目五瀑) 雛 段 滝 (ひなだんたき)
高さ8m。二つの滝の形が、荷を担っているように見える。
赤目四十八滝のシンボル的存在。
岩が幾段にもなっていて、まるで雛壇のように見える。
琴 滝 (ことたき) 琵 琶 滝 (びわたき)(赤目五瀑)
高さ3mの小さな滝。滝の音が深山にこだまして、
琴の音のように聞こえるそうだ。
高さ15m。楽器の琵琶に形が似ている。
滝壺は深い蒼色で、深さ10m。
マウンテンゴリラの岩 巌 窟 滝 (がんくつたき)
まさしく、ゴリラの顔に似ている。 滝の中腹に深い石穴があるので、巌窟滝と呼ばれている。
高さ7m。赤目四十八滝の最後の滝。

日本サンショウウオ
センターから
不動滝 千手滝 百畳岩 荷担滝 巌窟滝 出合
・・・ 10分 ・・・ 20分 ・・・ 50分 ・・・ 70分 ・・・ 90分 ・・・ 120分
230m 800m 1,830m 2,600m 3,290m 4,270m

自宅出発:8:05→帰宅:15:30 (2010.09.14)
乗り物 区  間 運賃(円)
近鉄電車 日本橋―(普通)→上本町(8:35)―(急行)→赤目口(9:44) 980
三重交通バス 赤目口駅前(10:00)→赤目滝(10:10) 340
三重交通バス 赤目滝(13:50)→赤目口駅前(14:00) 340
近鉄電車 赤目口(14:05)―(急行)→上本町(15:15)―(普通)→日本橋 980
運賃計 2,640

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