2002年2月上旬 | |
投 稿 者 | い わ し |
峰 | いい女 笑いかたにも しとやかさ |
浮おじ | いわしたろ わたしはかわちの しけたやつ |
old-bean | 一度だけ 私とあなたの しのび逢い |
koruchi | いかがです? ワタシを誘う 白い湯気 |
KDP | イワシ食べ ワタシ豆まき してません |
いつの間に 私の足が 新聞に | |
浮おじ | いわしをば わらでやいたら しっぱいした |
madam | いいのかな わたしのような しろうとで |
koruchi | 居留守です 私は居ないよ 借金取り |
KDP | 今はまだ 私結婚 しませんわ |
koruchi | いけないと 私は言えない 仕事場で |
浮おじ | いやいや〜 わたしのミスや しっぱいや |
koruchi | いい夜だ ワインを一杯 静かな日 |
2002年2月下旬 | |
投稿者 | う め み |
koruchi | 上手い酒 めでたい時に みんなでね |
old-bean | 浮おじの 飯より好きな ミニチャリか |
峰 | 美しき めくるめくワナ 身にからむ |
koruchi | うなり声 迷惑かけます みなさまに |
峰 | ウクレレの メジャーコードで ミニライヴ |
madam | うーん、だめ めいっぱいたべて みごとデブ |
koruchi | 鰻ざく、好き めんたいこスパ みたらしも |
old-bean | うらぶれて 目にうつろうは みぞれ雪 |
2002年3月上旬 | |
投 稿 者 | う す い |
koruchi | 美しい すてきな彼女 いないかな |
峰 | うとうとと 睡魔が襲う 一日中 |
にゃあす | うなされて すぐに目覚めた いやな夜 |
峰 | 薄紅(うすくれない) すうっと一筋 粋な春 |
koruchi | 薄氷 過ぎ去りぬ冬 家路つく |
古豆 | 失ないし 過ぎ去りし日々 今想う |
峰 | 海砂を すくい こぼれる 命かな |
うまい酒 澄ませば 三味線 一期一会 | |
歌返す すだれに衣(きぬ)の 色にじむ | |
古豆 | 唄かなし 過ぎし夢燃す 囲炉裏火に |
koruchi | 薄い本 スイスイ読めても 意味わからず |
百合江 | 受けて立つ 素顔ではっきり イエス・ノー |
運不運 すねた天使の いたずらさ | |
koruchi | うねり来る 鋭い波に 意気上がる |
紅玉 | うさぎくん すーっと消えた いのり雪 |
2002年3月下旬 | |
投 稿 者 | わ か れ |
koruchi | 私たち 金だけ盗む 連中さ |
峰 | 別れぎわ 隠した涙に レスキュー隊 |
紅玉 | 解らんと 紙投げ、黙る 連署判 |
山葵漬け 辛子も入れたら れれれのれ | |
old-bean | 別離きて 霞む利尻か 礼文島 |
峰 | 忘れない かなしい記事に 鎮魂歌(レクイエム) |
百合江 | 若い衆 担ぐみ御輿の 連帯感 |
我が道を かくかくしかじか 列記する | |
わだかまり 解消酔いたい レミマルタン | |
峰 | 和歌を読み 下弦(かげん)の月と 冷酒 干す |
紅玉 | わんこ蕎麦 からっぽならば 冷麺も |
koruchi | 沸いたねと 火力が強い 練炭の火 |
百合江 | 賄賂 偽証 書かれ たたかれ レ・ミゼラブル |
輪に切って 片面焼いても レパートリー | |
ワンパターン 考えた蟻は 列をそれ | |
悪口は 風にまかせて れんげ草 | |
old-bean | 渡り行く 雁の一群 霊峰に |
間泥 | われ先に 買おうとするから 列乱れ |
紅玉 | ワンと吠え カチカチ頭の 冷視線 |
あせい | 轍(わだち)掘れ 交わすハンドル 冷雪路 |
別れ路 語り足りない 例会日 | |
若い日々 通い続けた レール跡 | |
old-bean | 藁人形 かんかん釘打つ 霊媒師 |
紅玉 | 若き君 かりそめの恋 レッスンと |
2002年4月上旬 | |
投 稿 者 | ひ な た |
koruchi | 火にかけた 菜っぱのかおり たのしげな |
百合江 | 日傘から ななめにこぼれる 足袋の女(ひと) |
ヒット曲 無ければあいつ ただのワル | |
人赦(ゆる)し 涙を捨てる 旅に出る | |
引き出しに 内緒でコイン 貯めている | |
百までも 長生きしたい 竹を踏む | |
一坪に 菜っ葉とピーマン 鷹の爪 | |
koruchi | 日向でね 仲良く親子が 高イビキ |
間泥 | 秘密事 なかったことにと 他人顔 |
峰 | ひだまりで 仲良く昼寝の タマとミケ |
間泥 | 人のため なさねばならぬ たゆまずに |
峰 | ひばり鳴く 菜の花畑に 旅心 |
間泥 | 人の世の 情けが泣ける 他生の縁 |
一粒の 涙にも似た 宝物 | |
old-bean | ひとりきり なす術も無く 立ち尽くす |
峰 | 一枝と 流れる帯と 手折る(たおる)指 |
紅玉 | 独りきり ないないづくし 楽しむか |
ひらり舞 泣かぬ様にと ただ歌う | |
百合江 | ひょっとして 何百万円 宝くじ |
姫鱒と 茄子にきゅうりに たらこ買う | |
被害者と 謎解き合って 逮捕する | |
KDP | 昼間から 何もしないで ただごろ寝 |
紅玉 | ひとり言 怠け心は 大切よ |
old-bean | 暇だけど 何にもしないと 退屈だ |
koruchi | 美人でも 慣れてしまえば ただの人 |
ひねっても なかなか出てこぬ だめ俳人 | |
密やかに 眺めるだけの宝物 | |
久しぶり 仲間と集う 楽しき日 | |
貧乏人 なけなしの金で 食べる肉 | |
昼間でも 何も思考せず たるむ脳 | |
紅玉 | 一晩で 何と青空 タイムリー |
2002年4月下旬 | |
投 稿 者 | さ つ き |
koruchi | さっぱりだね ツいていたのは 昨日まで |
紅玉 | ささやかに 作りて食す 木の芽和え |
old-bean | 寂しさに 爪弾くギターは 気もそぞろ |
冴え渡る 月の夜空に きりっ!とな | |
百合江 | 山椒で 佃煮ピリリと きめました |
笹団子 作っています 来てください | |
里の亡母(はは) ついさっきから 来ています | |
紅玉 | ささらさら ツキなし嘆く 今日もある |
百合江 | さっと茹で つくしや芹の 黄身酢あえ |
札幌から 追跡して 京都で逮捕 | |
さあ さあ さあ さあ 月夜の晩は 来て踊れ | |
ざっくばらんに 包み隠さず 聞き上手 | |
三曲まで 妻のカラオケ 聞く覚悟 | |
刺し子ふきん 作る婦人の 金の指 | |
紅玉 | さっきまで 強がりの顔 君だけの |
old-bean | 最高さ! ツイスト踊る 君の靴 |
峰 | さしだされ つがれた冷酒を きゅっと飲む |
桟橋で 積もる雪 待ち きしむ番傘 | |
間泥 | 坂道が つらく思える 今日この頃 |
誘われて ついて行こうか 気の迷い | |
さりげなく 付かず離れず 距離をおく | |
去りし日々 潰えた(ついえた)夢は 希望の数 | |
紅玉 | 蔑みの 拙い言葉 君のもの |
峰 | サビついた 鍔(つば)に手をかけ 斬る仕事 |
koruchi | 皿を割る つもりはないが 気が漫ろ |
KDP | 殺人鬼 罪もない人 切りまくる |
さりげなく つい見てしまう 君の顔 | |
さみしくて つい思い出す 君の顔 | |
三段腹 ついにこの服 着られない | |
サッカーの 次の勝敗 気になるなぁ | |
百合江 | 鮫小紋 紬の帯を キリリ締め |
残念賞 次の一等賞は 君のもの | |
紅玉 | さよならと つい、言っている 気まぐれに |
2002年5月上旬 | |
投 稿 者 | か ぶ と |
koruchi | かっとばす ぶっといバットで 遠くまで |
KDP | かくし味 ブリ大根に 豆板醤 |
百合江 | 神よ神 武器をこの世から 取り上げ給え |
カッとして 夫婦は他人?と 問いつめる | |
間泥 | 課題曲 無難にこなして 得意顔 |
かたくなに 不器用ながらも 通す意志 | |
峰 | 風さそう 二人で日暮れを 遠回り |
駆けぬける 深まる闇に 溶けるよに | |
百合江 | 頑固とて 分身ですもの とうりゃんせ |
瓦屋根 葺き替えします 10日ほど | |
風に舞い 風船どこまで 飛んだやら | |
風が言う 不用心です 戸を閉めて | |
金の威を 振り撒く輩は とうせんぼ | |
肩の荷を 夫婦で分かち 共に老い | |
過去形に 夫唱婦随の ドラマあり | |
影法師 踏んで遊んだ 遠い空 | |
かやくご飯 太巻き寿司も 得意です | |
koruchi | かなり前 ふと思いついた とっておき |
西村 誠 | かぐのこと ふお〜むページで とりあげたゾー。 |
紅玉 | カエラナイ 無様であっても 止まらず |
koruchi | 霞み立つ ふと見た城に 鳥が飛ぶ |
甘露煮は 二人で食べても とても美味 | |
Madam | かけたいが ブーと太って とまらない |
紅玉 | 過去未来 ぶらんこ揺れて 止まらず |
火曜日は 豚肉わけて トンカラり | |
old-bean | かつて には ブイブイいわした 時もある |
2002年5月下旬 | |
投 稿 者 | あ お い |
koruchi | 朝の陽と お目覚めの音が 勇ましく |
紅玉 | 青森県? おいおい、それは 岩手だよ |
old-bean | 青森県 お岩木様だよ 岩手県? |
koruchi | 愛犬よ お前は今日も いい子だった? |
兄だけど 弟の方が 威張ってる | |
百合江 | 姉妹(あねいもうと) 同じ親から 異性格 |
あったかく 美味しい味噌汁 いりこだし | |
あしたから 温泉旅行に 行きたいな | |
赤い靴 女三人 井戸のそば | |
愛すべし 男の美学か 一言居士 | |
朝顔が お水が欲しいと 言っている | |
明日(あした)から 女の自立と 行ったノラ(イプセンの「人形の家」から) | |
愛と智と 女の勘で 生き延びる | |
明日(あす)の虹 老いには老いの 一行詩 | |
頭の錆 織り句で落とす 今の幸 | |
紅玉 | あな嬉(うれし) 御出でいただき いい日だな |
old-bean | ありがとう お答え頂き 痛み入る |
峰 | ありがとう おめでとう いい響き |
赤ちょうちん おでんを肴に 一杯目 | |
koruchi | 明るい陽 追ってくる夏が 今そこに |
百合江 | あれこれと 押しつけて来る いやな女(ひと) |
あ・うんの 夫に空気と 言われた日 | |
あきらめよう オーストリッチも 要りません | |
あヽ人生 思い通りに 行ってない | |
暗証番号 教えたくない 言えません | |
間泥 | 仇じゃなく 恩で返せよ 潔く |
峰 | 朝風呂と おいしい酒が 生きがいさ |
雨宿り 躍る川面と 糸柳 | |
暁に 思い描くは 一陽来復 | |
間泥 | あくせくと 追われる仕事に 命がけ |
koruchi | あぶないね 追い越しされて 怒り顔 |
峰 | 相合傘 送って行こうか いなせ男 |
荒波に 己の弱さ 潔く | |
愛すれば 乙女は密かに 命織る | |
百合江 | 雨予報 老いを認めて 痛むひざ |
koruchi | 雨の日は おいらの膝も 痛みます |
old-bean | 青い月 丘にのぼって イヨマンテ |
2002年6月上旬 | |
投 稿 者 | ば い う |
koruchi | 働いて いい汗かくのが うれしいな |
紅玉 | 馬鹿な事 諍い止めぬ 後ろ人 |
koruchi | 馬主さん いつも勝てれば うれしいな |
百合江 | 歯が痛く 一膳の粥と 梅干しと |
パンジーが 一番似合う うちの庭 | |
姑(はは)命日 遺影に向かいて 打ち解ける | |
koruchi | バイクだね 今の季節は うん!と風 |
紅玉 | ばななんな 嫌々やめて うらうらと |
koruchi | バナナはね いっちゃ悪いが 美味いもの! |
百合江 | バーゲンセール 一枚 三枚 憂さ晴らす |
亡母(はは)の辞書 いつも毅然と 受け答え | |
馬鹿でした 一本のバラに 有頂天 | |
はじめから 居ないよ お化けは うわさだよ | |
花・はな・ハナ いつかは蝶と 埋もれたい | |
パソコンと 一対一の 右脳かな | |
はっきりと いえば空気が 動かない | |
koruchi | 馬鹿だなあ いつもひっかかる うまい話 |
峰 | バッカスが 言ったか飲んだか うまい酒 |
浜風に 言わぬが花よと うちあける | |
バカンスは いらだち忘れて 海へ行こう | |
ハーモニカ いい音出ない うまく吸えない | |
間泥 | 馬券見て いつにも増して うなだれる |
バレバレの 言い訳しすぎて うそになる | |
峰 | はかなげな いちずな想いを 映す手鏡 |
葉擦れ聞き 異国の風に うたかたの夢 | |
オキドキ | ハーモニカ イカシタ音に 愁いあり |
はかなくも 一点に泣いた ウルグアイ | |
2002年6月下旬 | |
投 稿 者 | け ま り |
koruchi | 蹴ってみる まわりはみんな 陸続き |
にゃあす | 蹴りたいぜ まったくもって 理不尽だ |
koruchi | けったいな? まわりはみんな 理解者だ |
紅玉 | 経験は 回りまわって 凛と立つ |
百合江 | 結果論 まくしたてて 利口ぶる |
喧嘩あり まあまあ落ち着け 両成敗 | |
経験という 守り札持つ 律義者 | |
峰 | 月光に 紛れ妖(あや)しい 竜の舞 |
オキドキ | 結婚したやろ! また書くんかいな? 離婚届 |
峰 | 軽快な マンボのリズムに リフレッシュ |
オキドキ | 源氏螢 まだ飛ぶ光に 輪廻の写し |
軽率な まんじゅう一個が リバウンド | |
計測に 間違いないはず リバウンド | |
今朝食べた マクドナルドが リバウンド | |
峰 | 渓谷に まぶしさこぼれる 緑陰路 |
間泥 | 計算式 まるでわからん 理数系 |
けやきの杜(もり) 窓辺に吹く風 涼をよぶ | |
峰 | 幻想的 惑わすマゼンタ リキュールのプリズム |
百合江 | 化粧する ママはきれいと 利発な子 |
現実は ままにならぬと 理解する | |
削り節 まるい味だす 料理人 | |
気仙沼から 松島まわって 利府街道 | |
ケンケンパー まわりまわって 輪廻の如く | |
間泥 | 景気良く 万札飛び交う 料亭劇 |
煙吸い 魔法にかかって 竜宮城 | |
峰 | 結婚披露宴 馬子にも衣装と 理屈こね |
境内(けいだい)で ままごと遊び リラのごはん | |
月面に まさかアポロが 離着陸 | |
牽牛(けんぎゅう)を 待ちこがれては 流星(りゅうせい)になる | |
激論を 交え闘い 理解する | |
百合江 | げんまんの 待ち合わせの午後 リラ香る |
玄関の 前まで歩く リハビリ効果 | |
月下美人 窓辺に置いて リラックス | |
間泥 | 倦怠期 まずくはないよと 料理ほめ |
苦茶 | 健康器 万策尽きて リサイクル |
決勝へ 曲がってくれず リスタート | |