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このスケッチは加藤様が30余枚の中から、ご自身が選んで抑留記「サムライの記録」の表紙絵
にされたものです。
(解説)
3月21日のお彼岸にご帰宅された加藤様と電話でお話出来た、それが最後の会話になりました。
その時、私が加藤様のスケッチをBLOGへのアップする事のOKを頂き、完了したらプリントしてお送り
する積りが、掲載途中でお亡くなりになり、お見せ出来なくなりました。
父の埋葬地探しに、渾身の思いで60年前を思い出して頂き、本当にありがとうがざいました。
心よりご冥福をお祈り致します。
ダモイ(帰国)に関してもう数枚のスケッチを頂いて居ります。
「ナホトカの作業はノルマは無い、町工場の休憩時間は朗らかな地方人労働者と雑談・・・
彼等も肉親の事を気にかけてくれた」とか、加藤様はシャフタマの後、カクイ収容所へ
行かれ、そこから帰国の為ナホトカへ、その「ナホトカの海辺」「ダモイの式典」、
など数枚ありますが、申し訳有りませんが、父達は帰国致して居りません。ナホトカ、帰還船、
舞鶴はあえて避けさせて頂きましたが、近々追加致します。完
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