●かつては、荒川区内外の各所で多く開かれていたようです。現在でも実施されている場所は、荒川区内で3箇所ありますが、少子化やライフスタイルの変化が原因でしょうか。かつての華やかさがみられないのが残念です。
  by Arakawa-City Thinking 

 2000.9.15 2001.2.4
毎月定例の仏事・神事の日(縁日)の夜間に露天商が店を連ねる・・・それを縁日あるいは夜店(よみせ)と呼び親しんだ。ここでは、祭礼や催事の露天商の出店は省き、毎月定例の日に出店される縁日・夜店のみを扱っています。
 
延命子育地蔵尊の縁日<毎月2・12・22日>
<2000.9.2の出店状況>
↑至・あらかわ遊園(北側)
●キャラクターすくい
●ベビーカステラ
●ソースせんべい
●金魚すくい
●あんず飴
●お好み焼き
●かき氷
●ファンシーグッズ
●たこ焼き
●ソーセージフライ
↓至・都電(南側)
●都電荒川遊園地前からあらかわ遊園に続く道筋に夜店が連なる。右(東)側に延命子育地蔵尊の祠があり、左(西)側に露天商が店を構えている。平成12年9月2日午後7:00頃あまり人出がなかったが、隣接のグラウンドで盆踊りが開催されていたからかもしれない。
■最寄駅・都電荒川線荒川遊園地前下車すぐ

 

 
伏見稲荷の縁日<毎月5・15・30日>
<2000.9.15の出店状況>
↑至・都電(北側)
●お好み焼き
●あんず飴
●クレープ
●金魚すくい
●たこ焼き
●かき氷
●お好み焼き
●じゃがバター
●焼きそば
●ソースせんべい
●ベビーカステラ
●キャラクターすくい
●中華饀餅(シャイピン)
↓至・尾久本町通り(南側)
●はっぴいもーる熊野前商店街の通りの中ほど東側に伏見稲荷の社がある。街角のあちこちで見かけるようなごく小さなもので、すぐ隣りには、大正6年におきたわが国初の航空機事故の石碑が建っている。露天商は、現在、商店街の道路の東側寄りと西側寄りを交互に入れ替えて店を構える。写真の9月15日は東寄りだった。なお、この商店街は、「天才たけしの元気が出るテレビ」で全国に知られた「熊野前商店街」であり、この通りは「ビューティフルライフ」のロケに使われ、何度か画面に登場している。(ロケ当時は万国旗が掲げられていた)
■最寄駅・都電荒川線熊野前下車5分
 
満光寺二葉地蔵尊の縁日<毎月9・19・29日>
<2000.9.9の出店状況>
↑至・町屋二丁目
●ヨーヨーつり(東側)
●金魚すくい
●焼きそば
●お好み焼き
●かき氷
●あんず飴
●ファンシーグッズ
●ジャノメミシン
●じゃがバター
●フランクフルト
●焼きそば
●かき氷
●ソースせんべい
●キャラクターつり
●ベビーカステラ
↓至・尾久本町通り(西側)
●戦後に地域のイベントとして、当時の満光寺住職により企画された通称「満光寺の縁日」である。本当は満光寺門左手にある二葉地蔵尊の縁日であるが、まず、その名は地元でも通用しない。現在は満光寺門前の通りに10数件連なる程度で、客足も非常に閑散とした夜店群である。しかし、昭和40年代頃には隣接する疎開通りの中程まで出店が続き大層混み合っていた。なぜか夜店群の始点・終点(要するに両端)は植木市が数軒出ていたことを思い出す。今や、バナナの叩き売り・バルーン・ままごと道具屋・綿菓子・カルメ焼き・お面屋・文化フライなどの姿を見ることはできない。
■最寄駅・都電荒川線東尾久三丁目または町屋二丁目下車5分