乳児保育の取り組み  



 

 概要

 0歳児は、母乳から独立し未熟な状態にありますが、「個」としての人格はスタートしており、一生の中でもっとも大きな発達をしていく時期です。そのためにも、赤ちゃんの柔らかい感受性を豊かにはぐくんで、「感性」を養う保育をこころがけていたいと考えております。落ち着いた安心できる環境の中で、遊び、楽しみ、穏やかな語りかけや歌、笑顔でふれあいながら、泣いたり、笑ったりします。 子ども達が要求として発する、言葉以外の様々な表現を、しっかり受け止め、こたえていきたいと思います。 

 

 栄養について

☆粉ミルク・乳首は園で用意します

 赤ちゃんがおいしくおなかいっぱいに飲める事が第一です。無理せず授乳できるように、こころがけています。

☆手作りの離乳食です

 当園の栄養士が、準備食・離乳初期食・中期食・後期食・完了期食、お子様の発達段階に合わせて計画をもとに、ご家庭と連携を取り合いながら、無理なく進めさせていただきます。

☆アレルギー対応

  離乳食を進めていく中で、アレルギーが出た場合は早急に医師の診断のもと可能な限り、看護士・栄養士で特別食の対応を取り組ませてせただきます。

 

 おむつについて

☆おむつ

 当園では、布おむつ、紙おむつのどちらかをご家庭の方針に従い使用いたします。

☆トレーニング

 当園では、トイレトレーニングを、「しつけ」や「訓練」ではなくあくまでも「排泄の自立を援助する」として捉えております。尿や排便をコントロールするには、脳の大脳皮質がある程度発達することが必要です。大脳皮質に「おしっこがたまった」という信号が伝わり「まだ我慢する」「ここでおしっこしていい」な等の指令がでます。 歩いたり、言葉を話したりする事も大脳皮質の発達が関係している為、上手に歩けるようになる頃が、トイレトレーニングを始める一つの目安にもなります。またオムツがぬれるたびに確認し、おしっこの間隔が2時間ぐらいとなりはじめるのも目安となります。 大切なことは、お子様によって個人差があることなので、成長の様子をご家庭と一緒にみながら無理せずに進めていきたいと考えています。

 

 SIDS(乳幼児突然死症候群)対策について

☆園では仰向けで寝かせています

 うつぶせで寝かせたときの方が、SIDSの発生率が高い為、医学上の理由でうつぶせ寝を勧められている以外は、あおむけで寝かせています。

☆タバコ、園内は建物及び敷地内完全禁煙としていま

 タバコはSIDS発生の大きな要因です。

☆できるだけ母乳で育てましょう

 場合によっては、園でも冷凍母乳のお預かりもしています。詳しくは入園の際にお伝え下さい。

☆当園では、睡眠時無呼吸確認を行いSIDS防止に取り組んでいま