最近見た映画
 
  「A.I.」
★★★☆☆
 
 
前評判がものすごく良く、見る前からもしかしたら星3つくらいかも・・・と危惧していたのですが(笑)、私はひねくれ者かもしれません。でもあえて星3つ。

何といっても子役のH・J・オスメント君の演技力のすごさには脱帽!「シックス・センス」の時にもその才能はいかんなく発揮されたのですが、今回の役どころは愛情を持つロボット、ディビット。瞬きもせず、眠りもせず、食べもせず。その中でただ愛されたいとひたむきに「人間にしてくれる妖精=ブルー・フェアリー」を求め続けます。

両親に育てられないという理由から捨てられてしまうこと、ロボットは人間と共存できないのなら、どうしてロボットという存在を作ったのだろうと考えてしまいました。そしてディビットの愛情は彼を作り上げた人間の時間を超え、2000年もの時を刻むのです。

こんなに人を愛することが出来るだろうか・・・。と自問自答せずにはいられない作品。で、なんでこんなに絶賛して星3つなのかという理由はこちら。(ネタバレ注意)