Volume
5
オオサカ会
登場人物:U氏、キム、&ニャロメ |
U氏「久しぶりやなぁ〜元気にしてたか?」 ニャ&キム「わぁ〜元気ですよ。Uさんも相変わらず元気ですねぇ!!」 U氏「おう。しかしまぁ不思議なもんや。オオサカで一緒に仕事をしていた三人が何で新宿で再会することになるんや?」 キム「東京は地方出身者の集まりだってことですよ」 U氏「こんなんがうじゃうじゃいるから東京ばっかり人が増えるんや。みんな出てきたらアカン!!」 ニャ「そんなあほなぁ(笑)」 U氏「言ってみただけや。ところでどこでなに食べるんや?」 ニャ「何も考えていないんですけど・・・、あ、ここのタイ料理のお店よさそうじゃないですか?いきましょ〜」 キム「行きましょ!おいしそーーー」 U氏「再会を祝して乾杯やな」 全員「乾杯〜!!」 U氏「あっさりしたものが食べたいからサラダ注文してくれ・・・?ここのサラダなんかへんやぞ」 ニャ「なんですか?」 U氏「あっさりしたのないやんけ」 キム「タイ料理の店だからピリ辛風味なんですよ」 U氏「じゃ、トマトサラダはないのか?」 ニャ&キム「ありません(きっぱり)」 U氏「そうけ・・・。しかしこっちに出てから一年か。仕事どうや?」 ニャ「楽しいですよ、忙しくてビンボーですが(笑)」 キム「私はこの春から東京で学校にいってるんですよ」 U氏「じゃ、無職か?」 キム「退職金と失業保険で生活しています」 ニャ「私は家庭教師のバイトもしています」 U氏「なんかすさまじいな〜。やっぱり東京がええのん?」 ニャ「そうですね、情報量が多いですよね」 U氏「そういやこの前の休みにヒマやから原宿にいったんや。何通りか知らんけど、ものすごい人が坂の上に向かって歩いてるんや。あんまりの人でオレはてっきりあの坂の上に何かあるんやと思ったんや」 キム「休みの日はすごい人でしょう」 U氏「でもな、坂の上まで行くのは結構距離があったからやめたわ!」 ニャ「芸能人とか見ませんでした?」 U氏「お、そりゃおるやろな、あんだけいてたら」 キム「こちらにきてから誰か見ました?」 ニャ「ユースケサンタマリアと千秋をお台場でみたよ」 U氏「な、なんて?」 キム「ユースケサンタマリアですよ。缶チュウハイのCMに出たりしている・・・」 U氏「ユースケさんとマリア?」 ニャ「あかん、Uさん、それはあかん(笑)」 U氏「そんな長い名前わからんわ」 キム「いっときますけど日本人ですからね」 U氏「な、なんでや?」 ニャ&キム「・・・さぁ〜?」 U氏「ややこしいなぁ。お前さっきからトイレいってばっかりやぞ」 ニャ「一度行きだしたらとまりません(笑)」 U氏「あかん、行き過ぎや」 ニャ「そういわれても困ります」 キム「二人とも相当な酔っ払いですね〜」 U氏&ニャ「一緒にせんとってください」 U氏「また集まろう。オオサカ会結成や。きっとそのうちメンバーが増えてくるはずなんや」 キム「そうでしょうねぇ、出張とかで誰かきたりするでしょうしね!」 U氏「お前ら二人ともヒマやろうし!」 ニャ「わかりませんよ、ものすごくプライベートが忙しくってUさんと会ってるヒマなんかないかも・・・」 U氏「それやったらオレはものすごく嬉しい。キムと飲みに行くことにするわ」 ニャ「ちょ、ちょっとそんな寂しいじゃないですか〜」 キム「どうしよう、出張してきたのがHさんだったりしたら(笑)」 ニャ「あ、ちゃんと払いますよ。いくらですか?」 U氏「あのなぁ、失業保険で生活しているヤツや家庭教師のバイト掛け持ちのヤツと一緒ってわけにいかんやろ。ええって。お前らよりはオレは金持ってるはずや」 ニャ&キム「そうですか〜、んじゃごちそうさまです♪」 U氏「おう、じゃー二件目いくぞ。こういうときはケーキにお茶っていうのがええんかな?」 *** そして新宿の夜はふけていくのであった・・・。 |