なるほど週刊トレーナーニュース |
◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 【なるほど週刊トレーナーニュース】 http://www.mag2.com/m/0000184398.html (第100号) 平成20年 1月14日 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ こんにちは、ニャロメです。 年明け早々「なるほど週刊トレーナーニュース」は100号を迎えました。 これもひとえに購読してくださる皆様のおかげです。 どうもありがとうございますm(__)m 日々の活動と、トレーナー視点からのほんの小ネタ(?)がメインですが、 これからも楽しく書かせていただきたいと思っています。 今後ともよろしくお願いいたします。 では100号のご案内です。 【本日のメニュー】 ◆今週の活動ダイジェスト 「スポーツ医学に関する啓蒙活動」 ◆今日のネタ帳・ピックアップ 「今年はこんな仕事をします」 ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 「アドバイスをすることで失われる選手の自主性を考える」 ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… ◆今週の活動ダイジェスト …………………………………………………………………………………………… 【スポーツ医学に関する啓蒙活動】 今週は今までとは違ったお仕事、活動がたくさんありすぎて、 何をネタに書こうか迷った次第(^^ゞ その中でもやっぱりこの前取材を受けた話とその裏話を。 参考)熱中症と脱水とスポーツにおける突然死 http://blog.livedoor.jp/nyaro_2000/archives/50830132.html こういったことに関して、 「知っている」ことと「知らない」ことの間には ものすごい差があるのですが、 「知っている」ことと「出来る」ことの間にも ものすごい差があります。 知識としてわかっていても、現場で使えなければ「知らない」のと同じ。 そういった点では、 生命に関わる緊急事態に遭遇したときに、 「知っている」けど「出来ない」では取り返しがつかないわけで、 トレーナーという職業は、 「現場に一番近く、救急対応が出来る人」 というものすごい責任があるわけです。 現場にいてくれるだけで安心、という保険状態。 もちろん医療行為を行うことは出来ませんが、 一般市民でもできる対応、医学的な知識、応急処置の適切な対応、 これらを熟知して、行動に移せる人ということになるわけです。 改めて身の引き締まる思いがします。 脱水に関しては先日の箱根駅伝でも、 走っている選手が脱水症状を起こすシーンが何度かみられましたが、 ●なぜ15kmまで水分補給してはいけないのか? ●なぜ補給ドリンクが真水だったのか? などなど、 このご時世、インターネットが普及し情報格差がなくなっているはずなのに、 驚くことがたくさんありました。 ※もちろん、今後改善されていくはずですが。 今回、取材を受けてみて、 こういったスポーツ医学に関する啓蒙活動に 少しでも貢献できたらという思いでいっぱいになりました。 まだまだワタシ自身も発展途上ですが、 思いのスケールだけは壮大にいきたいと思います〜!! …………………………………………………………………………………………… ◆今日のネタ帳・ピックアップ …………………………………………………………………………………………… 【今年はこんな仕事をします】 あまりテレビは見ないようにしているのですが、 好きな番組の一つに「大改造!!劇的ビフォーアフター」があります。 参考)大改造!!劇的ビフォーアフター http://asahi.co.jp/daikaizo/ 家が「劇的に!」変わっていく様子も興味深いですが、 何より変わった後の依頼されたご家族の様子に いつも涙ぐむワタシ。 ※元来、すごく涙もろいです。 で、新春スペシャルを見ながら、 最後にはやっぱり感無量になり、悟りました。 「今年はこんな仕事をしよう」と。 「本当にこんな素敵な仕事をしてくれてありがとう」 「あなたにこの仕事をお願いしてよかった」 といわれるような仕事。 そのために必要になるのは知識や技術や経験もモチロンですが、 相手のことを考えたやさしさと厳しさ、 そして自分に対しても厳しさのある トレーナー活動をしていこうと決めました。 テレビを見て(^_^;) ← やや動機が不純ですが何事もキッカケですから。 現場で選手に指導するだけがトレーナー活動ではない、 と思ったのもキッカケの一つ。 これは取材を受ける中で、 だんだんヒートアップしていったんですけど(笑)。 そう思って一人燃えて(?)いるところにこのニュース。 参考)高校生が開発「アレルギーでもOK」の卵 http://www.gamenews.ne.jp/archives/2008/01/post_3032.html すごいですねぇ〜。 「アレルギーで卵が食べられない人のために何とか食べられる卵を」 と考えることもすごいですが、その熱意が形になるとは。 高校生です。ワタシも誰かの役に立てるようにがんばるぞ(?)。 目の前にいる人に対して全力で何かを伝えること、サポートすることと、 今、目の前にいない人へ、思いをめぐらせて伝えたいことを伝えていく。 それが誰かの役に立ったり、何かの支えになったりするのであれば、 これ以上嬉しいことはないですね〜。 今年はこんな思いを胸にがんばっていこうと思います。 …………………………………………………………………………………………… ◆トレーナーを支える元気の出る言葉 …………………………………………………………………………………………… 「アドバイスをすることで失われる選手の自主性を考える」 【合気道とラグビーを貫くもの】 http://amazon.co.jp/o/ASIN/4022731648/dosportstrain-22/ref=nosim 頭でっかちでは身体本来の持つ能力を制御してしまう。 スポーツは楽しむもの、その中で自分とどう向き合っていくのか という話がラグビーと合気道を中心に展開されています。 『トレーナーという立場にいるひとは、(中略) アドバイスをするのが仕事なのは理解できます。 でも、元選手の立場から言わせれもらえれば、 すぐにアドバイスをすることで失われる選手の自主性という部分には、 もっとシビアになってほしいと思いますね。 (中略) ますはひととひととの関係を築くことのほうに重点を置いてほしい。 だって身体のことを扱っているんですから。』 (P198より一部抜粋) 平尾さん、ごもっともです。肝に銘じておきます。 考える余地を残すことで選手自身が考える。 それを正しい方向に導くことがトレーナーの役割なのだと思います。 「何でもかんでも簡単に」教えるのではなく、 「考えるヒント」と「信頼関係」ですね。 ものすごく深い話だと思われます。 …………………………………………………………………………………………… ◆編集後記 …………………………………………………………………………………………… 次は100号だな〜と思っていたのですが、 何のプレゼント企画もご用意できなくてスミマセン(^^ゞ いつか、中途半端なところで企画します(笑)。 それにしても「メルマガ書こう!」と思って、はや2年です。 ありきたりですが月日の流れるのは早いものですね。 これからも一日一日を大切にしていきたいと思います。 では次回、101号にてお会いしましょう☆ このメルマガでは取り上げてほしい話題や疑問・質問、 心に響く素敵な言葉など、ご意見ご感想をお待ちしています〜 (掲載不可の場合はその旨、一言書き添えていただくと助かります)。 ↓↓ メールフォームはこちらから ↓↓ http://www.enterprize-n.com/cgi2/smaildx/index.cgi お手紙お待ちしています〜。 ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ 「なるほど週刊トレーナーニュース」とは? スポーツ現場で活動するアスレティックトレーナーの視点から スポーツ医学、コンディショニング、トレーナー情報などに関する話題を 提供する無料のメールマガジンです。 スポーツを楽しむ方からトップアスリートを目指す選手まで。 トレーナーやトレーナーを目指す方、トレーナーって何?という方、 トレーナーのいない現場で指導する指導者や保護者の方々に 少しでもお役に立てたら幸いです。 ※このメルマガで紹介されているものに関しての情報等は 各自のご判断の上、ご利用くださいますようお願い申し上げます。 当方では責任を負いかねますのでご了承ください。 【なるほど週刊トレーナーニュース】 発行者 :アスレティックトレーナー ニャロメ サイト情報 :真面目にスポーツトレーニング! http://www3.plala.or.jp/nyarome/tre/ メールアドレス:n_trainer5050@yahoo.co.jp(@←小文字に) 登録・解除は→ http://www.mag2.com/m/0000184398.html Copyright(C)2006-2008 Nyarome All rights reserved ◆◇…………………………………………………………………………………◇◆ |